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2015年11月19日木曜日

地域おこし協力隊ツアーin鳥取県佐治町

天候 雨のち曇り
今唄 「Sugar!!」フジファブリック

やっほー!
昨日は地域おこし協力隊スタディツアーin佐治町に参加してきました。
大山町の観光を盛り上げるためには、大山町以外の地域の魅力を知ることも重要。



そう思い立ちゆるーーく始めた地域おこし協力隊ツアー
第一回目 大山町
第二回目 三朝町「地域おこし協力隊つながりツアー
第三回目 琴浦町「面白そうだから国指定重要文化財河本家で昼食を食べてきた。
第四回目 北栄町「coming soon… 」



 そして今回は佐治町!ついに鳥取県中部まで進出です。
案内人は、佐治町地域起こし協力隊戸田さん!


佐治石の石庭



佐治町はどんなところ?


 佐治町は、鳥取県東南部の中国山地に位置する町です。一部が氷ノ山那岐山後山国定公園となる自然豊かな農村です。主要産業は、二十世紀梨の栽培と因州和紙の生産。佐治地域ブランドとして発信しています。



 そんな佐治町、実は地域資源をパッケージ化して何を中心に地域活性化に取り組んでいるのかを見える化しています。



 それが、佐治町の五【し】。ほし、なし、いし、わし、はなし。
五【し】の里。今回、五【し】の里を体験できるツアーを組んで頂きました。


佐治町ツアースケジュール


9:00
 佐治町と五しの里さじ地域協議会の概略説明
         黎明の庭の案内
10:20 たんぽり荘周辺(場所:山王谷キャンプ場)
11:00 小学校林業体験見学
 
12:00 昼食(場所: みつまた )
13:00~13:40 かみんぐさじ施設見学
13:45~14:30 佐治谷ばなし(担当:田中豊朗 )
14:45~15:15 アストロパーク見学(103 cm望遠鏡での昼の星観察 館内案内) 
15:30 意見交換会(場所:喫茶みつまた
16:00 終了 



 なんという詰まったスケジュール
ゆるーくはじまった地域起こし協力隊ツアー
回を重ねるごとに勝手にアップグレートされていってます笑
それでは振り返って行きましょう。


観光で地域をサポート!五しの里さじ地域協議会




 まずは、役場担当者の方が佐治町&五しの里地域協議会についてを説明。
(佐治町のことは冒頭でお話したので、省きます。)
五【し】での体験、宿泊まで一括して管理している団体が、五しの里地域協議会です。
田舎暮らしをテーマにした滞在型観光の受け皿として、「元気なふるさと佐治」の実現のため、平成20年に設立されました。



 五しの里地域協議会では、民泊グループとして約30件の個人が登録しています。
その全てを協議会が管理しているため、どこか一つの民泊に人気が一極集中することがないですし、民泊に登録している側も毎回一定した受けいれのため、負担にならず継続に繋がっているのだと感じました。



 実際、毎年すこしずつ民泊の登録者も増えているみたいです。
地域に負担がかかり続ける方法は長続きはしない。



あと少し面白いなと思ったのは、民泊で問合せがある小学校は、関西圏ではなくて鳥取市内の小学校中心だったところ。
鳥取市内の半分以上の小学校を受け入れているらしいです。



 なぜなんだろう?
正直佐治町は、電波もなかなか届かないし、コンビニもない、谷の中にある町。本当に田舎。
でもだからこそ、近くに自然がある鳥取市内の小学生には、”田舎”に感じるのかもしれない。
佐治町に比べると、大山町はちょうど良い田舎だなーと思いました。



☟佐治町お田舎暮らしを体験したい人はこちらから
五しの里さじ 田舎暮らし体験



 お話を聞いたあとは、役場の庭にある石庭を見学。

 黎明の庭 
役場の裏に、まさかの石庭


小学生に大人気!林業体験


 お次は林業体験。鳥取県の小学生が体験中のところにおじゃまさせてもらいます。

道なき道を進みます。

スギの木を切ろう
実際に小学生がスギを切り倒します。



  スギを切り倒す時の衝撃。
ズドーーーーンッ
めちゃくちゃ迫力ありました。
小学生にとっては、良い経験になるだろうなぁ。


職人の技を堪能!かみすき体験


 その次は、ごしの里の一つ、わ【し】。
その紙に関わる作り方を見学。

職人さんからお話を聞く

後ろの機械に載せて紙の成分を濾す 
濾した和紙を熱した鉄板へ 
貼付けるのがなかなか難しい 
ブラシで鉄板に貼付けます

その後ペラッととります。

完成!!!
しっかり体験もさせて頂きました。

 

 地元食材を堪能atみつまた

地元食材をふんだんに使用した料理

もちろんおかわり!


囲炉裏を囲んで、佐治谷ばなし。


ご【し】の一つ、はな【し】を堪能。
代々受け継がれる佐治谷ばなしを語り手さんからお聞きしました。
佐治谷ばなしは、世間知らずや常識を知らなかったための笑い話が中心。


 話しの締めは、「とっちんぽん」。意味は「おしまい」。
ネットで探してもヒットしない伝説の言葉「とっちんぽん」
囲炉裏はいい雰囲気出してたなぁ。


古民家で佐治谷ばなし

民話するための館

囲炉裏は雰囲気、抜群

語り手さんが少しケンドー小林に似ていた

囲炉裏を囲み、とっちんぽん


星空に夢を乗せて、さじアストロパークへ!


 昔話を聞いた後は、さじアストロパークへ!
ご【し】のひとつ、ほ【し】
施設内は充実のひとこと。



 佐治天文台から発見された星たちも知ることが出来ました。
「植田正治」星なんかもあったりして。
実は佐治町、ほ【し】をコンテンツとして売り出していますが、客観的な証明もしっかり持っています!



なんと環境庁が、昭和63年度~平成23年度まで実施していた全国星空継続観察で、「星が最も輝いて見える場所」の第一位(平成2年度)に認定されているのです。
日本一の星空で、一躍人気観光地の一つになった長野県阿智村よりも早く認定されたのが佐治町なのです。



 更に、アストロパークには、大望遠鏡を備えた宿泊施設があります。
日本一綺麗な星空を、宿泊しながら大望遠鏡で見れる場所は、日本中でここだけなんじゃないかと思います!超絶おすすめ!日本全国星空が綺麗な場所はたくさんある。



 そこで押し出すには、差別化が必要。
だからこそ佐治町みたく客観的な証明がある場所は、観光としてしっかり押し出せるなと思いました。
今度は泊りに行こうかなー!
アストロパーク入口


園内では宇宙・星についての学べます。

なんと103cmの反射望遠鏡
なんと眼の23,000倍ひかりを集めます!
お値段 1億8000万

宇宙旅行行ってきました笑

 まとめ


  さぁどうでした?
佐治町ツアー!行ってみたくなりました?
今回のツアーを通して鳥取にはまだまだ知らない魅力がたくさんあることを再認識しました。



 大山町からゆるーーーく始まった地域おこし協力隊ツアー
これからも他地域の良い部分をもっともっと知っていこう。
知識はもちろんなのだけど、実際に足を運んで知っていこう。



 知識だとすぐに忘れちゃうので笑
実際に経験する方が自分には向いている。
それでは、今日はこのへんでー!
























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