【もひとり神事】〜飲食宿泊が許される唯一の日〜

天候　晴れ
今唄　「ないものねだり」フジファブリック


お久しぶりです。
Blog毎日更新宣言をして一週間。とうとう破れてしまった、長い戦いでした笑
ただリズムにのったら最高潮。Blogはリズム。

そんなこんなで、実は昨日深夜1時から朝にかけて大山登山をしてきました。
こんにちは下界！

いったいなぜ深夜から大山登山をしていたのか。
実は、大山の知るひとぞ知る行事があったのです。
その行事とは…もひとり神事。

もひとり神事

毎年7月14日から15日の朝にかけて、大神山神社奥宮にて行われる古式祭を、別名もひとり神事と言います。
14日に夕祭が行われた後、15日深夜1時半の派遣祭を経て大山山頂付近の石室へむかい、そこで神祭執行後、霊水と薬草を採取します。その後下山という流れです。


そして実は、もひとり神事が本来の山開き祭。
本行事を持って禁門より山頂への道が開かれます。


当日夕祭の後は、輪を囲み、談笑しながら持ち寄った料理を参加者でシェア。
食事しながら楽しめる神楽による舞踊もありました。
地元の方以外にも、兵庫・岡山など遠方から来てる方もいらっしゃいました。
色んな方々とはなすこともでき、非常にたのしい時間でした！

記念撮影

神楽　舞踊

老若男女関わらず輪になり食事

盛り上がっております

空間に着物が似合う。

もひとり神事の特別ポイントとしては、この日限定で、大神山神社での飲食、泊まりが許されるということ。


それとは別に、深夜1時半から大山へ登る一行は、いかに1時までに睡眠を取れるかが勝負です！！


全力で睡眠を取ったあとは、大山山頂付近の石室を目指します。
今回の夕祭参加者は約40名ほど。そのうち登山参加者は20名でした。


深夜の登山で、尚かつ20人という大所帯なので、
逸れないよう一列になり登山しました。


それでは当日の流れを写真で見てみましょう。

夏山登山道をひたすら登ります。

登山中綺麗な朝焼け

8.5合目にある石室へ到着後、神祭執行

霊水をすくう。 

神事終了後は、すぐに下山

下山中　良い天候

下山はみなさんの出迎え

採取した薬草は希望者のもとへ

薬草頂きました

以上、もひとり神事の道のりでした。


登山時間については、
往路は約4時間
復路は約2時間


ゆっくりペースの大山登山となりました。
もひとり神事は毎年7月14〜15日にかけて行われていますので、
興味を持った方はぜひ来年お越し下さい！


下山後、役場に顔を出しに行ったのが、
9時半ころ。
寝なさすぎてランナーズハイみたいな状態になっていました。
山なので、マウンテンハイ？！笑


その後今日一日は、しっかり休みを頂きましたので、明日からまた気合いマックスで楽しんでいきたいと思います！
大山町にはまだまだ知らないこと、知るべきこと、知りたいことがたくさんだ。


無知は、恥ずかしいことじゃない。
知ろうという気持ちがあれば、オールオッケー！
明日も新しい知識ゲットしてこ！！！！！！！！


もひとり神事に参加されたい方は、下記からどうぞ。
＜問い合わせ・申込み＞
奥宮社務所　０８５９（５２）２５０７