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2016年7月7日木曜日

【D-Ambassador始動】 ビーチのマナビはアソビ。〜オリジナルフレスコボールラケットを創ろう〜を振り返る。

天候 曇り
今唄 「会心の一撃」RADWIMPS

Orange Trip突撃レポート第二弾&"D-Ambassador"始動

6月のOrange Trip実は新しい取り組みに挑戦していました。
6月25日(土)実施したOrange Trip「ビーチのマナビは、アソビ。」です。
今までのOrange Tripと、いったいどこが違うのか?
Orange Tripはもともと大山の魅力を伝えたいひとにGUIDEになってもらうスタイルです。大山の、うみから山、まであるその様々な魅力を、”ひと”に伝えてもらいます。
なので、ベクトルとしてはウチからソトへ向かっています。
地元のひとが知っている大山の魅力を、ソトに向かって発信するようなプログラムです。ですので、まだ知らない魅力を伝えられるようなプログラムになります。

それに対して、今回の「ビーチのマナビは、アソビ。」はベクトルの方向性が逆になります。一芸を持っているひとに、大山をフィールドにして、プログラムを実施してもらいます。
そのベクトルは、ソトからウチへ。なので、県外から遊びにきているひとはもちろん、地元にいる方も楽しめるようなプログラムになります。実際、「ビーチのマナビは、アソビ。」は大山町並びに鳥取県内の参加者が80%でした。
こういったように、県外の友人が、地元の方と触れ合う機会を創っていくことによって、従来の旅行よりも深い結びつきができると考えています。
このスタイルで実施してくれるGUIDEの方を、今後Orange Tripでは、「DAISEN Ambassador」として迎え入れます。
それに伴い、
今後表記はOrange Tripで地元の魅力を伝えてくれる方を"D-Guide"
県外の新しい視点から大山の魅力を伝えてくれる方を"D-Ambassador"
とします。
旅行にくるだけではなくて、自らの一芸を使い、地元の方と触れ合うことは、いままでの旅行のスタイルとは違います。旅行の一歩その先を体験できるのが"D-Ambassador"制度です。
ウチとソト、ソトとウチで、旅行客だけではなくて、大山に住んでいるひとたちも楽しめるような、ハッピーになれるような、そんなOrange Tripを目指していきたいと思います。


"企業Ambassador"と、"D-Ambassador"のチガイ



ちなみに"D-Ambassador"制度。
よくあるような"Ambassador"制度とは全く違います。
一般的に企業が実施している"Ambassador"制度は、最初からgive and takeの関係で成り立っています。何かをお試しであげる変わりに、大使になってもらい、SNSなどで拡散していきます。大使自体も、自分の気持ちからくる”好き”ではなくて、責任感からくる”好き”を言ってることが多いイメージです。受けてしまった責任感からくる”モチベーション”です。

"D-Ambassador"は、まず大山に旅行であそびにくることから始まります。そこに付随的に、自分の一芸を使用した観光プログラムがついてくるだけです。そこの見返りはありません。どうせ旅行行くなら、大山でも何かしたい。そんなモチベーションを持っているひとのための、"D-Ambassador"制度です。それは、責任感からくる’好き”や”モチベーション”ではありません。自分の中から溢れ出てくるモチベーションが原動力になっています。

実際、「ビーチのマナビは、アソビ。」"D-Ambassador"の二人も、大山に来るのは二回目。まず気に入らないと二回も来ないし、自身が実施するOrange Trip含めて、ガッツリ旅行も楽しんでいました。
そうやって、旅行の一歩その先を経験できる。自分の芸から、地元の方との繋がりをつくるキッカケになる。それは、"D-Ambassador"にとっても、大山に住まうひとにとっても、うれしいことなんじゃないかなと思います。
ソトとウチのつながりをつくる。それが自分の係り。それがソトからきて、ウチを大好きになった自分だからこそできること。突き詰めていきます。

"D-Ambassador"をはじめるキッカケ

もともとのキッカケは、大山町地域起こし協力隊として活動していた時に遡ります。(遡ると言っても、ついこの間まで協力隊だったわけだけど笑)
僕は、約一年間大山町協力隊の観光部門として活動していました。協力隊当時は、裁量権は自分にあり、活動自体も特にしばりはありませんでした。本当に自由。あるのは観光というジャンルの枠組みだけでした。
いわゆる観光といってイメージするのは、ツアーだったりするわけだけど、協力隊として活動していく中で、自分で企画を考えていく中で、従来のツアーという枠組みは、違うんじゃないかとおもいはじめました。(ここで言うツアーは発着地型観光)
それに観光というジャンル自体が実はものすごく広義。知ってもらうこと自体、つまり足を運んでもらうキッカケ作りも、観光に含まれる。そう考えると、もうなんでも観光なんじゃないか。その広い中から、まずは何がベストなのかを、自分で考えてくとこからはじめました。
協力隊は、国の税金が、自らの給料として支払われる制度です。そんな何をしてても生活が保証してもらえる三年間はなかなかありません。その三年間のチャンスをあたえてもらったにも関わらず、従来の観光のやり方だけで考えるのはもったいない。
まず最初の一年間は、周りからみたら観光につながらそうなことでも、それが遊びにみえるようなことでも、まずは自分の感覚を信じて何でもやっちゃおうと動きまくりました。
この遊びに見えるようなことは、いわゆる普通の会社だったら基本的にゆるされない活動だと思っている。なぜなら、他のひとからみたら、遊びに見えるし、ミライに繋がる行動にも見えないから笑
でもそれが出来るのこそ、生活が保証されていた地域起こし協力隊だとおもってる。(他の協力隊でもNGなとこは実は多そうだけど)ただそれをするからには、なんとしてもそこから何かをたぐり寄せる意志と行動は必要。じゃないと、ほんとにただ遊んでるだけになっちゃうよ。
そんな広義な意味を持つ観光という海から、自分の船を繰り出して色んな島に行きまくる(行動)ことによって、いまは自分が考える観光にいきつきました。
自分が考える観光に行き着くまでに、船を繰り出しまくった一つの島に、今回の"D-Ambassador"のヒントがありました。

それは、去年8月に後輩が率いるパフォーマンス団体Power in da Performanceを招いて実施した企画にありました。(関連記事「Power in da Performance〜楽しい集団を創る集団が大山町にやってきた〜」)
詳細は、関連記事を見てほしいいんだけど、簡単に言うとPower in da Performanceという東京でめちゃめちゃイケてる活動している団体が、大山町社会福祉協議会&琴浦町社会福祉協議会&大山小学校にパフォーマンスをしにきたのです。(ちなみに琴浦町で実施してるのは、このときから観光を盛り上げるためには、ただ大山町だけを良くすればいいとは思ってなかったから。)
大山周辺の場所・ヒトの魅力を感じながら、福祉施設や小学校でパフォーマンス。そしてパフォーマンスを通して、そこにいるヒトと繋がることは、地域と繋がることと同意。もしかしたらそれ以上の価値があるのかも。この時に地域貢献+観光のカタチは面白いなと感じました。普通の旅行にない繋がりや親近感を与えるなと。
そして、いまその面白かった経験が、"D-Ambassador"に繋がりました。
Power in da Performanceありがとう。

つまり良くある"企業Ambassador"制度のパクリではなく、自分の感覚から行き着いた"D-Ambassador"。予期もしてなかったけど、一年前の行動が結果として"D-Ambassador"に繋がったという言い方が近いのかもしれません。

"D-Ambassador"に興味ある方いれば、ぜひ連絡お待ちしています。


ビーチのマナビはアソビ。〜オリジナルフレスコボールラケットを創ろう〜

さぁそれでは大分前置きが長く成ってしまったけど、
6月25日(土)実施のOrange Trip突撃レポート。
フレスコボールってなに?って方はこちらからどうぞ。
(☞「フレスコボールとは」一般社団法人フレスコボール協会)


フレスコボール西日本発祥の地と言えば、こちら鳥取県大山町。
フレスコボール体験会&ビーチクリーン活動を去年から定期的に実施しています。
(「関連記事」(海岸清掃&フレスコボール体験会)(日本代表が大山町にやってきた〜第二回海岸清掃&フレスコボール体験会)」)
今回は"D-Ambassador"のお二人を招いて、観光プログラム実施しました。
まずは"D-Ambassador"の紹介からしましょう。

澤永遼 1990.05.03. 富山生まれ 一般社団法人日本フレスコボール協会スタッフ兼フレスコボール日本代表
2013年に大学の交換留学でブラジルに一年間滞在。その時にフレスコボールと協会会長に出会い、帰国後に日本フレスコボール協会で勤務を始める。協会にてスタッフとして勤務しながらも、プレイヤーとしても活動中。フレスコボールを通じて、ブラジル文化とスポーツを日本で普及するべく活動中。

〜選手実績〜
2015. 3. First Frescobol World Championship 2015 第18位
2015. 8. Frescoball Japan Open 2015 第5位

加藤 英之

1988.6.16 千葉県生まれ千葉県育ち。
アーティスト気取りの農家のせがれ
友人をとおしてフレスコボールに出会い、打球感の心地よさにハマる。なんでも自分で作りたい性分で、ラケットを自作したところ、木の種類により打球感が異なることに気ずき、さらにハマる。自作したラケットを題材に地元の我孫子国際野外美術展に参加。木の個性、フレスコボールをとおした学びや出会いへの感謝を作品とした。作品名は『フレスコボールに花束を』

我孫子国際野外美術展で自作のフレスコボールラケット作品を展示したぬまっちに、ラケット作りを担当してもらい、

我孫子国際や外美術展で自作のフレスコボールラケット作品を発表したぬまっちにラケット作りを担当してもらい、フレスコボール日本代表サワリョーに、自作ラケットでのフレスコボール体験会を実施してもらいました。
それでは当日の様子を写真で振り返っていきたいと思います。

ビーチのマナビはアソビin木料海岸スタート



木料海岸で準備万端
当日は雨予報も、雨降らず。
天候に恵まれました。

早めに到着したメンバーで記念撮影

はじまりました。
ぬまっち先生による指導

まずは好きな合板を選んでもらいます。

なんだか味があるラケットになりそう!

合板を選んだら次は型選び

自分の好みのの型を選びマジックでなぞります。

なぞった後はひたすら線に近づくようにのこぎりで切ります!

ひたすらきります。
まだまだほどとおい笑

ひたすらきります。
カタチになってきた!

綺麗に型が切り抜けたら、次はやすりがけ。

ひたすらやすりがけ 
ひたすらやすりがけ2

完成後は、
日本代表によるフレスコレッスン

みんな楽しそうにフレスコボールをしています。

見守るの図

記念撮影1

自作ラケットを持って
みんなで大山ポーーーーズ
いかがでしたか?
3時間のプログラムでしたが、本当にあっという間に時間がすぎさりました。"D-Ambassador"のふたりも、参加してくれたひともみんな終始笑顔だったのが印象的でした。参加者には協賛元の日本フレスコボール協会からフレスコボールもプレゼント!
これでいつでもどこでも遊べますね!

番外編

プログラム後はOrange Spaceで焼肉も実施。
こちらも大にぎわいでした!

トゥーーース!!!!

焼肉と新鮮野菜をほおばります。

こちらではインストラクターゆうぞうさんの本格的レッスンも笑

まとめ

今回"D-Ambassador"からの「ビーチのマナビはアソビ」突撃レポートだったので、大容量の内容になってしまいました笑
でも今回の"D-Ambassador"ふたりにも、いつもの旅行とは違う感覚で楽しんでくれていたと思います。こうして参加してくれた初めましてのメンバーとも、一緒に焼肉をしてみんなで朝まで話しているんだから、本当にいい空間でもあったなぁ。
今後も"D-Ambassador"ちょくちょくやっていこうと思います。大山に基盤があって、なおかつ地元東京にトモダチがいるからこそ、できることだと思ってます。
一緒に楽しもう!!!
"D-Ambassador"興味あるひとは連絡まってまーす!

では最後にダブル告知
今回「ビーチのマナビはアソビ。」というフレスコボールのイベントを実施したわけですが、日本で一番大きなフレスコボールのイベントが8月13日(土)14日(日)に実施されます。
その名もフレスコボールジャパンオープンin三浦海岸
去年チームDAISENは第三位に入賞し、メディアに掲載されました。今回は優勝目指して、もちろん参加します!大山から愉快な仲間達と行きますよー
大会概要&参加申し込みは下記参照!



ジャパンオープン2016 大会概要・参加申込手順
【日時】
2016年8月13日、14日 11:00~17:00
【主催】
日本フレスコボール協会(JFBA)
【会場】
神奈川県三浦市 三浦海岸海水浴場 海の家 夏小屋 特設フレスコボールコート
【申込方法】
申し込みはPeatixの下記ページよりお願いいたします。
URL:http://frescoballjapanopen2016.peatix.com
※申し込みにはpeatixアカウントへの登録が必要です。 
【申込期限】
7月23日(土) 23:59まで
【カテゴリー】
フリー
※男性ペア、女性ペア、男女混合ペアといったカテゴリー別の参加は今回設けておりません。
【定員】
25ペア
※先着順
【出場費】
ペアで6,000円
【注意】
お申し込みの際は下記「参加同意書」内容をご確認いただき、必ず同意の上でお申込みいただきますようお願い申し上げます。


以上!
なんだかてんこもりの内容になってしまいましたが、引き続き大山を拠点に”楽しい”空間作りをしていきます。
それでは、また会いましょう!!!!

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