行き当たりバッチリin 鳥取県大山町: 【地域起こし協力隊卒業】またね！の旅立ち。〜せいちゃん編〜

天候晴れ

今歌「スタートライン」馬場俊英

今日、”大山”という場所が出会わせてくれた友達が旅立ちました。
”大山”に行こうと思わなければ絶対出会うことはなかったともだち。
一緒のタイミングで、”大山”で一旗あげようとしたともだち。
いまこうして突っ走ってられるのも、そんなみんなが、”大山”にいるという安心感もあったんだなと気づきました。
”大山”に来ると決めた様に、また新しいスタートラインに立ってるせいちゃんをココロから応援します。せいちゃんが決めたことだから応援する。

今回は水野の毛刈りで御馴染みのせいちゃん旅立ちエントリーです。
（関連記事「面白そうだから、水野の毛刈り体験に行ってきた。」）

初めての土地で、一緒にスタートラインを切る仲間がいる心強さ

僕は東京から、縁もゆかりもなかった大山町へ移住しました。一目惚れした土地ではあるけれど、住み始めるうえで知っている人は全くいませんでした。文字通り、本当に一から人間関係も作っていく必要がある環境でした。
そんな中で、同じタイミングで”大山”という場所でスタートを切ろうとしている仲間が僕にはいました。その中の一人が、せいちゃんです。そして更に一緒のタイミングで、大山町に完成したばかりのシェアハウスのまど間にも住むことに。のまど間では大山町地域起こし協力隊であるメンバー僕含め４人で一緒に生活し始めました。
大山町に来てから一年半とは感じないくらい濃い毎日を過ごしていますが、その中でも一番濃くて長く感じたのが、この最初の一ヶ月でした。家族でも兄弟でも友達でもない感覚。ただ、とてもみんなを近く感じて、すごく居心地が良かったです。
振り返ってみると、大山という初めての場所で、はじめからありのままの”自分”をだしていけたのは、最初に自分を認めてくれたのまど間メンバーがいたからです。
誰も知らない場所で”ひとり”だった場合のことを考えると、はじめからありのままの”自分”を出していくのはめちゃくちゃ難しかっただろうなと思います。
でもそれが初めからできたのは、こころの拠り所があったからこそ。こころのどこかで自分を理解してくれてるメンバーがいることが、こころの帰る場所があることが、ありのままの”自分”をだしていく後押しになっていたのだと思います。
「無理にみんなに好かれなくてもいいじゃん！（理解してくれるひとたちがいるのだから）」という良い意味で吹っ切れた心持ちを常に持たせてくれました。
好かれようとして相手に合わせたコミュニケーションをするのではなくて、ありのままの自分で相手と関わる。だからいつも変わらないでいれる。別に好かれるとか嫌われるとか、合う合わないとか考えない。合うひとも合わないひともいる。そんなのあたりまえのことで、合わないにしても、ありのままの自分で関わってからこそ、わかりたい。じゃないと、もったいない。だから、自分で。そんな姿勢でいれました。

地域起こし協力隊などで、行政側や地域の受け入れる環境を整えることが非常に大事だと言われていますが、
それと同じくらいに、いやそれ以上に…同じタイミングでスタートする仲間がいることはとても大事です。いつだって希望や不安を同じ目線ではなせる。目には見えない気持ちを共有できる。それほど心強いことはありません。

そういう意味でその仲間が、大山から新たな道に旅立っていくことは、とても寂しいですが、どこかで縁があればまた何かで交わる日がくるはず。まだまだ人生の途中すぎるから、旅立ちの意味を決めるのには早いはやい。
せいちゃんのなかでも”大山”にいた意味が分かるのは、もしかしたらめちゃくちゃ後なのかもしれない。でも”大山”にいたことを、確実に意味あるものに変えていくのがせいちゃん。
たった一年半ですが、たったとは言えない程のホントに濃い時間をありがとう！まじさみしい！！！！笑
いつでもせいちゃんが大山に遊びに来れるように、佐々木正志まだまだ大山を楽しみ尽くしたいと思います！
お互い地域起こし協力隊を卒業するカタチにはなったけど、それぞれ自分の信じた道を突き進んでいこう。ここ二、三日風邪でバタンキューしてたけど、今日からまたフルスピードで加速していきます。

そういえば先日のせいちゃん送別会の様子も。
懐かしいメンバーが一同に会した、愛されてますねー
またみんなで車に乗って星見に行こう！！！笑