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2017年6月16日金曜日

【未来の職業】中山小学校で『しごと』について話してきた。

天候 快晴
今歌 「変わらないもの」奥華子

やっほー!!珍しく二日連続のblog。
今回のblog記事テーマはこちら、じゃん!



そんなテーマの前に、まずは今日のはなしをしようかな笑
いまの大山、梅雨突入にも関わらず、カンカン照りが続いてます。
そして本日は、毎週金曜OrangeBoxの出荷日。

朝から自然栽培農家こじまさん、みっつのところにお邪魔してお野菜収穫してきました。
今週のお野菜は、キャベツ、きぬさや、間引きニンジン、じゃがいも、ジャンボにんにく、ネギ、ブロッコリーと少しずつ野菜の種類も豊富に。

ちなみに『間引き』にんじんってわかりますか?!
『間引く』とは、密集して育っている野菜を、栄養がいきわたるように抜き取る作業のことをいいます。野菜が等間隔になり育ちやすいようにするため、必要な作業です。

その間引いた育ちざかりのニンジンが、今回OrangeBoxに入っている間引きにんじん。
それがこちら。じゃん!


小さすぎて、普通だったら商品にはならないけれど、OrangeBoxの目線はそこにはありません。
美味しいものを届ける。それのみ笑
美味しければカタチは関係ない。

よく見れば、サイズもとてもかわいらしい一口サイズ。
この抜きたての間引きニンジンをもらって、水洗いして、その場でパクリ。
あまーーい!!今週注文された方は、ぜひ水洗いして、その場でパクリやってみてくださいね!
(関連サイト「OrangeBox」)

そんな働き方をしているぼく。野菜通販から、観光のプログラムまで、基本的にいつも地元の方と共同しながらしごとをしています。

でも実際にはイメージがつきにくい仕事だと思います。
なぜなら、企画がうまれるのも、企画を作るための『打ち合わせ』という場ではなくて、日常の会話の中からうまれることがほとんだだからです。

例えば、芝作業のお手伝いをすることが多いのですが、OrangeTripの『はじめてのドローン』『DAISEN NIGHT』も、芝作業中の会話の中から実現まで至ってます笑

その他にも、早朝は平澤牧場にお手伝いに行くことが多いのですが、朝ごはんを頂いている時に『DAISEN PARTY』のはなしをして会場として貸してもらったり。
☟前回の『DAISEN PARTY』の様子☟



そんな暮らしからカタチになっているのが、いまのぼくのしごとです。
だからこそ『暮らしに触れる』がコンセプト。
すべて”大山の暮らし”から、はじまっているんです。

もちろん東京の働き方とは全く違います。
意識すべき時間軸も全く違います。
東京は、めちゃくちゃ楽しい場所だけど、大山はもっと楽しい。

「じゃあ実際、そのしごとってどういうものなの?」

ということで、そんな疑問と好奇心を抱いている地元の大山町立中山小学校の六年生に『しごと』について伝えに行ってきました。(ちなみに今年の二月なので、もう中学生になってる笑)
前置き長かったー笑
今回はそのミニレポートです!


総合学習「先輩に学ぼう!~未来の職業や生き方~」@中山小学校



今回は総合学習の授業にお呼ばれしました。
小学校6年生が未来の職業や生き方について学習をする際に、実際に町内で働く方をゲストティーチャーに招き、話を聞いちゃおう!という企画。

まじでいい授業。
こどものころからいろんな働き方や価値観に触れるのはとても大切なこと。

当日は、「観光」「コーディネータ」ということに興味を持った生徒のグループへ。
まさかの全員女子笑

特に小学生だからとかは関係なく、いつも通りいまの『しごと』について話しました。
質問もとぎれなく飛んできて、気づいたら授業の終了時刻になっていました笑

小学生の質問は、純度100%。それに応えるには、もちろんこちらも純度100%。

キラキラな目「ひとに関わるときに大切にしていることは何ですか?」

その答えがとても印象的だったみたいで、後日もらった感想文にみんな同じことが書いてあった。

『しごと』というよりも、自分が生きる上で大切にしていることだから、伝わったのは嬉しかったなぁ。

もちろんその姿勢を貫くことで、周りからみたら損をしてるようにみえたりもするかもしれない。でもそんな相手目線の損なんて気にしないってことは、自分の人生を生きている証拠。

はなしを聞いてくれたみんなには、いまのまんまで進んでほしいな。
いやーそれにしても癒された!!!笑


「しごとは、楽しい。」



授業の最後に、みんなの前で手を挙げてくれた子が、こんなことを言ってくれた。
「楽しそうに話している姿を見て、仕事って楽しいんだと思い、将来働くのが楽しみになりました!!」

小学生に楽しそうと思われるほど、しごとのこと楽しそうに話していたのか笑
でもそう思ってくれたのは、本当にうれしかった。
しごとは、たのしいものだよ!

自分はたまたま、個人事業主というカタチを選び自ら事業をはじめたわけだけど、どんな仕事も、自分次第でたのしめるよ。


東京で、会社で働き始めた理由は、世間に蔓延しているネガティブなしごと観がホントなのかを、自分で確かめたかったから。「自分でもしごと楽しめないのかな?」という好奇心に近い疑問から。
そして、日本の比率的にみて会社に勤めるひとがほとんどの中で、そういった人たちの気持ちを知りたかったから。

実際に働いてみると、イメージは全然違った。特に、会社に勤めてずっとぼくのことを面倒みてくれた先輩は、いつだって仕事に全力で、何よりもめちゃくちゃ楽しそうだった。

成績がまったくあがらない時期も「会社に行きたくない」と思ったことは一度もなかった。(上司からしたら、「ちょっとは思えよ」って感じだったと思うけど笑)
(関連記事「未来は僕らの手の中」☜会社在籍中に書いてた数少ない記事)

なぜなら、近くにいる先輩を見てたから。
先輩をみてて気づいたことは、自分の「やりたい」「楽しい」をしごとの中にめちゃくちゃ取り入れていたこと。全部じぶん流の『しごと』に変えていた。

その時に、自発性がある『しごと』はなんだって楽しいんだと気づけた。
いまの『しごと』がつまらないと感じる理由は、受け身的な要素がきっと多いから。
受け身で降りてきた仕事も、ちょっとスパイスを加えれば、なんだって自分流のしごとに変えられる。

例えば、いま僕がお手伝いしている芝のしごとを例にあげると…
芝のしごとに、大好きな歌というスパイスを加えて自分流のしごとに変えている。「緑のマキバオー」を全力で歌いながら、芝の作業をやっているひとがいたら、それは僕です笑

まぁ芝はちょっと極端な例だけれど、
どんな仕事も自分流に変えてみるための余白はあると思う。

ただ自発性は、自分のなかから湧き出てくるものだから、「やりたい」や「楽しい」って気持ちが何よりも重要。
小学生は、まずは遊びまくって、自分の「楽しい」をみつけること、ふやすこと。(ちなみにおれはいまも遊びまくってる笑)

そうすれば自然と、楽しい仕事ができるようになる。

ちなみに楽しいは、楽をするってことではないよー。
苦労や、葛藤も、楽しむための醍醐味。
そこを乗り越えるために「やりたい」気持ちが大切なんじゃないかと思います。

中山小学校の六年生(いまは中学生)のみんなありがとう!!!!!
それでは、最後に感想文をパシャリ!











紹介したいところ



大山町立中山小学校

ところ:鳥取県西伯郡大山町下甲1022




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