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2019年4月12日金曜日

【シゴト場カケル】カケルの在り方をちょっと説明してみる。

天候 晴れ
今歌 「MUSIC」プププランド

やっほー!!
先日、キクちゃんが引っ越したblog記事を書いたのだけど、さっそく大山町の方からお仕事のはなしがきました。いやー載せてみるものですね。もし他にも興味ある方いれば、お気軽に連絡してくださーい。(関連記事『【大山へお引越し】書物2,000冊と一緒に大山へお引越しボーイ。』)



やはり需要はありそうだなぁ。だって『シゴト場カケル』もまさにDIYでやるには規模大きいから不安だし、かといって設計事務所にお願いするほど予算が潤沢にあるわけではない。そこで、DIOスタイルのキクちゃんに頼んだわけだからな~!



同じような思い抱えてる人は多そうな気がする、しかも一緒に作れるのがやっぱりよかった。『自分たちでもつくれるんだ』という気持ちと、一緒に作業することで、その気持ちを今後カタチにできるDIYレベルのスキルが身に付くのもいいよな。



「つくるハードルを下げたい」「自分でつくれるひとが増えてほしい」って一緒に作業しながらキクちゃん言ってたのだけど、実際にそんなサービスだなぁ。どうなっていくかが楽しみ。



そんなキクちゃんも大山にあるシェアオフィス『シゴト場カケル』を拠点にやっていくわけだけど、今日はその『シゴト場カケル』がどんな場所なのかを整理も含めて書いておこう。




『シゴト場カケル』はどんな場所。




『シゴト場カケル』はシェアオフィスとして、合同会社sunsuntoが運営しています。



もちろん会社なので、継続していくために利益を生んでいかないといけないのだけど、sunsuntoは社員を雇っているわけでもないので、一般的な企業に比べると維持コストは尋常じゃなく低いです。



また、キャンプ事業として『トマシバ』も運営しているので、この売上や利益もシェアオフィスの運営に回すことができます。すこし変わっている仕組なのですが、合同会社としての利益が、代表や役員の報酬になることはありません。



ちなみに代表である僕は、自分の生計は個人事業で立てています。つまり、一カケルの利用者でもあります。



実際にテントを設営するなどの実務に関する費用は、お仕事をしてくれた方にお支払いします。それ以外の利益は、すべて維持、又は今後の投資に回していく費用として使っていきます。それはトマシバで言えば、滞在してくれた方がより快適に、より楽しめるように資材に投資したり。カケルで言えば、カケルの利用者のためになるものにドンドン投資したり。



そんな中で『シゴト場カケル』が、どんなシェアオフィスなのか。全部は果てしないので、一部お話しできればと思います。




カケルにいるメンバーのインフラに。




簡単に言えば、『シゴト場カケル』は、ここにいるメンバーの『しごと』をする上でのインフラ的な役割ができればいいなと感じています。なので会社自体を大きくすることではなく、僕含めカケルにいるメンバーのお仕事に繋がる流れを作りたいと思っています。



カケルには、さまざまなスキルをもったクリエイターがいます。なので、個人だけではできないお仕事も、スキルをカケルことで受けることができます。そうなると何が起こるかるかというと、結果として会社と同じようなお仕事もカケルを通して受けられるようになります。すでにそういったお仕事のはなしも頂いています。



カケルのこの形態がなぜ良いのか。それは『会社』というカタチのデメリットを解消できると考えているからです。簡単に言うと、『会社』というカタチをとらずしても、会社と同じような仕事ができて、より個々人の気持ちがいい方向に向くような形態です。



個人の実績になり、『マージン』がいらない場所。




既存の会社形態での個人的に感じている課題をあげてみます。


①会社としての仕事なので、個人の実績にならない。(≒スキルは積みあがるが、個人に紐づく実績は積みあがっていかない)



これはそういう業界で働いていた友達をみてて思ったこと。また東京の広告代理店時代には、営業の関係でデザイナーさんと話すことが多くて、当時から感じていたことでもある。




これは確実に解消できると思っています。カケルを通してきた仕事だとしても、個人の実績としてそれを世に出すことができる。また個々人の仕事の掛け合わせで出来ていく仕事なので、そこにマージンという概念はほぼなくなります。



逆にカケルを通してきた仕事は、お客さんではなく、クリエイター側から少しの手数料をもらうかたちになります。その手数料は、カケルの投資に使っていきます。



広告代理店で営業をしていた時に『マージン』にいつも疑問を持ちながら営業をしていました。あたりまえですが『会社』を維持するためにとるものが『マージン』です。ただ、個々人の掛け合わせで仕事が生み出せる場所ができるとき、『マージン』というものは限りなくゼロに近くできるのではないかと思っています。



もちろん掛け合わせることによって、生まれるクオリティに対する対価は上がると思います。ただそれは『マージン』というものではなく、クオリティに対する正当な評価による対価。



上記のことを考慮すると、仕事をお願いする側にとっても良いカタチなのではないかと感じます。



気持ちの方向性を変えることでうまれる、楽しさ。




もう一つ。


②お給料が変わらない中で、仕事が増えていく状態はまじ勘弁という状態。(これは会社によって違うかもだし、個人の性格によることもあるかもだけど)



カケルの形態であれば、気持ち(まじ勘弁)の方向性を変えられると思っています。簡単に言えば、『まじ勘弁(マイナス)』が『まじ嬉しい(プラス)』になるということです。



これは僕自身の経験に紐づいたことなのですが、鳥取県大山町地域起こし協力隊を辞め、個人事業主として働き始めて、大きく感じたことでもありました。



それは、自分の仕事めがけて人がやってくることの嬉しさ です。
OrangeTripに参加してくれたり、野菜通販OrangeBoxを頼んでくれたり。それはもうめちゃくちゃめちゃくちゃ嬉しいわけです。



そして、それと同じくらい自分が持ってるスキルを目がけてお仕事がくることも嬉しいことだとも感じました。仕事を頼まれるっていうのは、本当に嬉しいことだ。



会社や人にももちろんよるのだけど、やっぱり固定給や限られた時間の中で、しごとが来まくることが、精神的にも体力的にも負担になりがちだともおもいます。



一方で、個人で仕事をはじめると、仕事が来ることが本当に嬉しく感じるようになるんです。それは『会社』ではなく『自分』に仕事がきてると感じることができるからなのかもしれません。



カケルを通し、個々人に仕事がお願いされる流れを作ることで、いいかたちで仕事ができる。シゴトは、楽しいことも、きついこともあるかもだけど、でもやっぱり自分にやって来たしごとはうれしい。そんな風に気持ちの方向性を変えることで、ほんらいの仕事の面白さをより感じれる場所に。





その時々にあったちょうどいいサイズ感。



とか言うとるわけなんですけども、こういう仕組みは、土地に費用がかからない地方だからこそチャレンジできることだとも思っています。おなじことを東京でやろうとしても維持コストの方が高すぎて難しい。鳥取大山という場所だからこそできること。



それに加え、『カケル』自体は。『トマシバ』のクラウドファンディングが実現したからこそできたことでもあります。つまりは、応援してくれたひとりひとりがいなければ、いまのかたちはできてません。



そんな何層もの『だからこそ』が重なっているのが今。当たり前では全くないので、しっかりカケルで一つずつおもろい仕事をしていきたいと思います。バトンを落とさないように。



ちなみに会社の在り方批判をしているわけでは一切なく、例外もたくさんあるのは認識しています。そして実際、sunsuntoも会社であるし(笑)ただ会社の方向性として、大きくすることではなく、ちょうどいいサイズで維持しつづけることにフォーカスしていく。



現状維持はなく、その時々にあったちょうどいいサイズ感であり続ける。
逆に言えば、その時ちょうどいいサイズ感であれば、現状維持でもOK。



カケルの全貌が伝えきれてないけど、まぁひとまずこんなところで。



そういえば、先日は、飲食店の撮影のお仕事をひろぽんとやってきました。これもカケルがあったから。そしてやはりひろぽんいい写真とるんだよな~普段は動物の写真も激写しててまじかわいいので、ぜひInstagramもチェックしてみてください(笑)(関連/Instagramページ



そして撮影のおしごとあれば、ぜひぜひこちらもご連絡どうぞ。もれなく僕もついてくるかもしれません(笑)そんな感じで、カケルからも、もちろん個人でも、ガンガンおもろい仕事をしていきまっす。それでは最後はカケルのサイトをどうぞー!(カケルのロゴ、サイト写真、サイト制作もひろぽんです)







紹介したいもの。




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