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2016年9月12日月曜日

【暮らしツーリズム】大学後輩が、大山町民になってみた。

天候 晴れ
今唄 「線香少女」東京事変

やっほー!!!
大山は人の通り道、ならぬ人の交差点。
大山にいるだけで毎日色んなことがおこります。
いろいろな人がやってくるので、毎日新しい世界が広がります。自分のあたりまえの世界の外側にすこし足をふみいれてみたり。”人”が集まる場所では、そういう自分の”あたりまえ”を広げたり、変えるキッカケがナチュラルに転がってるのがいいよね。また人にあうことで、より自分が狭まる、つまり自分の”輪郭”がより明確になったりもします。人と会うことは、自分を見つめ直すキッカケにもなる。
そんないろんな人が集まる場所大山に、つい先日二泊三日で後輩があそびにやってきました。今回はそのときのおはなし笑

Welcome to DAISEN from KANAGAWA


8月31日突然大学時代の後輩から、こんな連絡がきました。(以下ざっくり再現イメージ)
後輩「まーしーさん!!友達と大山行きたいねってなってるんですけど!!車じゃないと厳しいですか??」
まし「おー!!いいね!まぁこっちまでは夜行バスか飛行機で、そっからは車あった方が断然楽!何月頃行きたいイメージ?」
後輩「9月か10月!!2泊くらいかなー」
まし「10月は紅葉いい!9月はまだ夏感じられる」
後輩「明日からならいけますけど?笑行くとしたら三連休ですかね!」
まし「じゃあとりあえず下見できてみる?(冗談のきもち)それは冗談として…」
後輩「いきますー!!!!」
まし「え?冗談通じないタイプだっけ?笑しかも芝のしごともあるからさ…」
後輩「やりますー!!!!芝やりたい!!!」

ということで…
大学時代の後輩がこんなノリで遊びにやってきました。しかもなんと10月に大山に遊びにくる”下見”として。遊びに下見でやってくるパターンは初だし、行動の早さ異常だし、月曜から普通に仕事あるっぽいしで、久しぶりに人の行動に驚きました笑
イロイロ突っ込みどころ満載だけど、サプライズをありがとう!
同じサークルメンバーも今まで大山にたくさんやってきていますが、下見はいなかった笑。関連記事はっときます。
(関連記事「大山町に大学の後輩がやってきた。」「大山町ホームステイ〜ヒロシ体験紀行〜」「シルバーウィークに大集結」「【福岡弾丸】家族みんなで食い倒れトリップ」etc...)

暮らしツーリズム

ハッキリ言って、大山は来ちゃうだけで非日常の空間が満載です。
だからこそ、その先にある非日常のなかの”暮らし”にこそ価値があると思っています。
ただ初めてやってくる人は、その”暮らし”に、触れることはできません。なぜなら暮らしだから。いきなり知らない土地にやってきて、暮らすように過ごすことは難しい。
しかーーーし、大山の場合は違います。なぜなら暮らしている僕自身がいるので。だからこそ、”暮らし”にアクセスしやすくなります。
ぼくがこれから押し進めていきたい暮らしに触れる観光のカタチ。
(関連記事「新しい観光のかたち」)
今回は”暮らすように過ごす”暮らしツーリズムを敢行しました。
大山での仕事から生活まで、大山の”暮らし”を疑似体験!!
まるで大山町民!!
はじまりはじまりー




それでは、最初に後輩を紹介!!
ズドンッ!!!

上野ひかり
神奈川在住
自分が大学4年生の時、1年生
普段は記者。
鳥取は汽車というコトバが生活に密着しているため、
「記者です。」と紹介すると必ずJRの人と間違えられていた笑
平日夜は、キックボクサーに姿を変える。
ラオスにて象使いの国家資格を取得
自称ひとみしり
それでは簡単にどんな二泊三日だったのかを振り返っていきましょう!

一日目

名和駅到着▷芝作業▷大丈夫ラーメン▷BIKAI▷大神山神社▷金門▷木料海岸フレスコ▷OrangeSpace

名和駅到着

名和駅へ到着
芝作業

一日目夜行バス&電車で到着後、なんとイキナリ芝作業を一緒にしました笑

大岡さんに教えてもらう
膝あてもありがとうございます!

頑張ってます!
作業後のジュースは格別

たまちゃんといま流行のSNOWで顔交換中笑
大丈夫ラーメン

作業後、平澤牧場にて大丈夫ラーメン!
お世話になりっぱなしのやすみさん紹介。
今回平澤さんに会わせられなかったのが残念すぎる。次回こそ!

めちゃうま!いつも旬の野菜てんぷらが乗っています。
なんとチャーハンもついてます。
快晴
平澤牧場前芝畑にて
BIKAI

実はBIKAIには、芝農家たまちゃんの奥さんめぐさんに案内してもらっていました。(僕は芝作業中だったため)ありがたい。ジェラードを満喫!帰ってきたら、なんとBIKAIから梨をもらってきてました。田舎で生きるすべをすでに身につけつつある笑

大山寺エリア(大神山神社・金門)

森をすすむと…

金門
大山北壁バック。
木料海岸

木料海岸と言えば…そうみなさんご存知フレスコボールですね!笑
毎週金曜日「ゆるふわフレスコボールの会」を実施しています。ゆるふわだけあって今回の参加者は三人。山から一気に海側へおりてきて、みっつと一緒にフレスコボール。
(関連記事「【なるか優勝?!】Frescoball JAPANOPEN2016 in三浦海岸に参戦してきた」)

みっつ先生によるフレスコボール指導

負けん気の強さが目立ち、なかなか上達
みっつ先生からお褒めのコトバをもらう。

最後は海と戦ってました笑
さすがキックボクサー!
OrangeSpace

地元同世代を招いて、みんなでご飯。
毎回こういう会を実施していると何が起こるかというと…
大山のメンバーが、大山に遊びにきた大学サークルメンバーを知ってたりするのです。
今回は”ひろし”や”あゆむ”の話題もでていました笑
みっつから新鮮とれたてねぎをもらう

生でかじりついてました笑
さすがキックボクサー!!

集合写真
今回のメンバーは左から
後輩ひかり、大山町地域起こし協力隊農業部門みっつ、鳥取へ本社から出向中いずみん、芝農家やまがみ夫婦

二日目

大山ものづくり学校▷大山テレビ部活動▷まぶや▷いちうじランド

大山ものづくり学校

二日目しょっぱなは僕は朝からふたたび芝作業。なので、二日目午前は行くべきオススメスポットを紹介。帰ってくる予定の時間になってもなんも連絡こないから、何事かと思ったら、大山ものづくり学校かよちゃんとのはなしに夢中になっていたらしい笑
かよちゃんいつもありがとー!!!!

大山テレビ部活動

なんと町民がつくる町民のための番組「大山テレビ部」の活動に参加。ふつうに馴染んでました、おそるべし笑。大山テレビ部の部員にもなってた。神奈川は任せた。
当日の様子はこちらから▷「【大山テレビ部】面白そうだから、テレビ局を開局してみた。

ひかり所属チーム
「バラバラ」

ちゃっかりでてる笑
 まぶや

活動終了後、テレビ部メンバーで”女三代によるたまだん食堂atまぶや”に行ってきました。ちなみにまぶやは、一日おにぎり店長をいつもやらせてもらっている場所です。
関連記事「【地元に寄り添う場所】面白そうだから、月一でおにぎりランチやってみたinまぶや」
今回の食堂めちゃうますぎて、無限おかわり状態でした笑

まぶや

ちなってぃー!!!!!!

みんなでごはん!
左からメンバー
ドローン戦士ぽんちゃん、自分、バスケ仲間ゆうぞうさん、南部町地域起こし協力隊わたさん
生粋の大山町民ゆーみん、後輩ひかり、南部町地域起こし協力隊しろけん
いちうじランド

まぶや近くにあるいちうじランドに潜入。トランポリン最高!





三日目

OrangeTrip「あなたの心を調える」▷鮨や「たむら」▷ダチョウ観光農園▷米子駅


OrangeTrip「あなたの心を調える」

三日目は、主催観光プログラムに参加!昨日のまぶやメンバーも何名か参加してくれました。
(関連記事「【OrangeTrip】プログラムの裏側を見せる意味」)
どや顔

みんなで御朱印はがきを投函しました。

鮨や「たむら」

大山の魚介を堪能といえば、たむら。回らない寿司。美味しすぎて、毎回食べてるとき会話がなくなります笑


ダチョウ観光農園

秘密のオフロードコースを走ってダチョウ観光農園へ。ダチョウ、羊、ヤギ、金鶏、あいがも等々動物たくさん。農園でとれたての野菜もいただきました。まっさんいつもありがとう!


こんな、てんこもりな二泊三日となりました!と言っても、これが大山での日常なんですけどね笑

観光と移住のあいだを担いたい

いま移住促進が地方のあちらこちらで話題になっています。
「私の地域はいいよ!」「地方の暮らしはいやされる。」「都会にないものがたくさんある。」そんな声が地方の至るところから聞こえてきます。
でもその多くが”移住”に重きを置きすぎている気がします。もちろん地方にとって”移住”により人口減少を押さえることは、その地域が行政単位として存続していくためには必要です。でもその必要性を、押し付けるのはちょっと違う気がしてます。
なぜなら、ひとによって段階的なコミュニケーションが変わってくるから。
そういう意味で、きっといま一番大切なことは、観光と移住のあいだにあるとおもう。

「またいつかきたいな」
「来年もきたいな」
「一年に一回はきたいな」
「半年に一回はありだなー」
「春夏秋冬の大山がみたいなー」
「毎月でもいきたい」
「二拠点生活したい。」
「暮らしたい」

そんな風に大山の未来に想いを馳せてくれるひとに対してのコミュニケーション。
全部が全部移住がゴールではなくて、そのひとにあった段階やリズムがあるはず。
きっと四季に一回訪れるのが心地よいリズムのひともいれば、五年に一回訪れるのが丁度言いリズムのひともいる。むしろ暮らしたいひとは、暮らしはじめる、自分みたいに笑


そして大山という場所とひと、ひととひととの関係性つくり。
今までの場所とひとだけで終わっていた観光の関係性作りではなくて、そこに”ひと”も関係つける。ひととひとを結ぶことは、ひとと場所をむすぶこと。
その関係性をつくる手助けをするのが、自分のかかり。
大山にいるいろんな人たちとのタッチポイントをつくる。「暮らすように過ごす」ことで、観光では出会えない”暮らし”の中のひとに出会ってもらう。
今回で言えば、芝の仕事も、木料海岸も、夜のご飯会だってそうです。そしてそのどれもがある意味コントロールできない、つまり予測できない。予測できない関わり合いだからこそ、面白い。
そして、そこでできた関係性が、また大山にくる理由になったり。
そんな観光と移住のあいだを担いたい。
その上で一番大切にしていきたいのは、閉じて広げていくこと。
一番初めから不特定多数にメッセージを届けるのではなくて、まずは目の前から。
目の前にいる大山という場所に興味を持ってくれた人。そのひとのココロを動かせなければ、何もはじまらない。
でも、そのひとりのココロを動かせるコトバを持てたら、世界も動かせる。
だからこそ、ぼくがしていくのは目の前にひとに全力であたること。そのくりかえし。
嬉しいことに毎週のように友人が全国各地からやってきてくれます。明日からもふたり。
友人が、東京から遊びにくるキッカケは間違いなく「まーしー」がいるからなのだけど、帰る頃には、次回くる理由がたくさんできてます笑
来てくれたからには、愉快な大山メンバーと一緒に、大山が恋しくなるくらい楽しませようと思います!

いつもBlog書いてるうちに書こうと思ってなかったことまで書いてることがあるんだよね、今回もそのパターン笑 脱線バンザイ!
最後に、今回後輩といっしょに遊んでくれたみなさんありがとうございました。楽しんでた、喜んでた、そして来月も友人を誘ってくるみたいです。また宜しくお願いします!笑

それでは、明日も張り切っていきましょう!!


今回お世話になったところ

山上農園
公式HP:http://www.yamashiba.sakura.ne.jp/hp/


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