天候 晴れ
今歌「
ことば」SUPER BEAVER
やっほー!!
二月はじめは、鳥取県大山にて動いてましたが、二月中旬は東京で動いています。今回は東京で大山の食イベントを二つ開催してきましたー!
一つ目は、2月10日(土)実施『DAISEN PARTY@VANDALISM』
二つ目は、2月11日(日)実施『Table de Daisen@飯田橋STPD-SHAREKITCHEN』
今回も両イベントとも満員御礼!いつも本当にありがとうございます!ちなみに、東京に行くタイミングでは、毎回二日連続で大山の食イベントを実施しています。今年は二か月毎に実施する予定なので、次回は四月の予定!タイミングあえばぜひ!大山の『食』というキーワードは共通なのですが、コンセプトはべつもの。
なぜ『DAISEN PARTY@VANDALISM』は非公開イベントで、『Table de Daisen@飯田橋STPD-SHAREKITCHEN』は公開イベントなのか。せっかくなので、その辺をちょっくらおはなし。そして、遅すぎる今年の意気込みも少々(笑)
※各地で実施しているDAISEN PARTYは公開イベントですが、東京渋谷開催の『DAISEN PARTY@VANDALISM』のみ非公開イベントです。
『DAISEN PARTY@VANDALISM』
『DAISEN PARTY@VANDALISM』は、完全非公開&大山(OrangeSpace)に足を運んだことがある人限定の招待制イベントです。毎回30~40名くらい。もともとは、大山に足を運んだことがある人と、ともだちを誘うカタチでスタートして、いまもそのカタチは変わっていません。共通の友達がぜったいにいる&大山に足を運んだことがあるという共通項があるので、雰囲気自体がとてもアットホーム。知らないうちにみんな仲良くなっています。
渋谷VANDALISMさんに協力して頂き、『DAISEN PARTY@VANDALISM』をはじめたのが、2016年7月30日でした。(上記の写真が初開催)それから定期的に、開催させて頂いています。
(関連記事『
【渋谷】DAISEN PARTY in 渋谷VANDALISMを開催してきた。』)
ちなみになぜ『DAISEN PARTY@VANDALISM』が非公開イベントに落ち着いたのか。
実は『DAISEN PARTY@VANDALISM』を一度公開イベントにして、しっかりイベント自体で利益を出せるカタチとして試みたことがありました。
公開イベントにして、価格も少し上げて開催してみた『DAISEN PARTY@VANDALISM』。集客の面は問題なく、人数はいつも通り集まりました。
が…イベントはじまってから、ほんの10分程度。「ちょっといにくいので、先に帰りますね。」とひとこえ。帰られた方は「気にしないで!」と言っていましたが、気にしないのは無理でした。
イベント中も帰ってしまったひとのことを考えちゃってて、一人でも楽しめないひとがいたら、それはおれがカタチにしたいものとはかけ離れてて、ぜったいに同じことは繰り返さないというか繰り返しちゃいけないと感じたのをいまでも覚えてます。
自分の中では、その時の出来事が大きく影響してて、『DAISEN PARTY@VANDALISM』をはじめとして、どういうカタチでイベントをしたらみんなが楽しめる空間になるのかをより考えるようになりました。
そしてこの時に『DAISEN PARTY@VANDALISM』は、めっちゃ入口が狭いからこそ、足を運んでくれるみんなが安心して楽しめる空間になってたんだなと気付けました。いわゆる無意識の共通項(『大山』だったり、『友達の友達』だったり)があるからこそ、みんなが楽しめる空気が自然にできてたんだよね。何にもぜったいに替えられないその空気感をぜったいにぜったいになくしちゃいけないなと。
いやそこには気づいていたのだけど、それが確信に変わったかんじ。それから『DAISEN PARTY@VANDALISM』は、何かの手段としてではなく、むしろここからいろんなことが広がっていく場にしようと考えが定まりました。
そしてそう決めた時には、想像もしていなかったのだけど、実際に一緒にプロジェクトを作っていくともだちができたり、そこから仕事やラジオ出演が決まる人が出たり、そこから仕事がうまれたり、そこで出会ったメンバーで大山きてくれたりと、いろんなひろがりがうまれてるんだよね!
そんな経緯で会を重ねてきている『DAISEN PARTY@VANDALISM』は自分の中でとても大事にしたいイベント。このイベントはリピーターが毎回半分以上。会場の雰囲気はめっちゃオープンで、すごく大好きな空間です。おれは入口を作ってるだけで、この雰囲気を作ってくれてるのは、完全に何度も足を運んでくれてる人たち。なぜなら、このイベントで、おれが全くしゃべらなくても成り立つからね(笑)
そんなイベント『DAISEN PARTY@VANDALISM』を今回も開催してきたのでした!
参加者は30名くらい。年齢も、一番下は大学一年生から、はばひろく。歳なんて関係なくフラットに関われるこの空間が大好き。正直だれかとめちゃくちゃ話したってわけではないんだけど、雰囲気自体が心地いいんだよね!主催者も楽しんじゃってるイベント(笑)そんなイベントが『DAISEN PARTY@VANDALISM』です。
それでは今回の集合写真をパシャリ!
みんないい笑顔!足を運んでくれてありがとうございました!
『Table de Daisen@飯田橋STPD-SHAREKITCHEN』
『Table de Daisen@飯田橋STPD-SHAREKITCHEN』は、誰でも参加できる公開イベントです。大山エリアの旬食材をコース料理にして味わえる最高に贅沢なイベントです。(自分で言い切れるくらいまじ贅沢なイベント笑)『食』のコーディネート(メニュー立案・企画・料理)は、tiroir松尾友美子さん全面協力のもと実施してます。定員は20名ほど。この規模だからこそできる一品一品丁寧に作られたコース料理を提供しています。
こちらのイベントは、大山エリアの『食』にフォーカスをあてて、『食』からはじまるコミュニケーションがコンセプト。
両イベントともおっきなテーマは『大山』なのだけれど、
『DAISEN PARTY@VANDALISM』は、『ひと』から始まる楽しめる『雰囲気』が前提にあって、そこから大山の『食』がついてくる。
それに対して、『Table de Daisen』は、楽しめる大山の『食』が前提にあって、そこから楽しめる『雰囲気』がついてくる。
つまり『Table de Daisen』は、誰でも楽しめる『食』が入口となったイベントなのです。
そんな『Table de Daisen』をはじめたキッカケは、三つ。
一つ目は、公開イベントで実施した『DAISEN PARTY@VANDALISM』で、途中で帰ってしまった方も、大山の『食』が入口になったイベントであれば楽しめたのではないかと思ったから。
二つ目は、みんなが大山に遊びに来てくれたり、東京のイベントにきてくれることによって気付けた築けた確信した大山エリアの『食』の魅力。その『価値』をベースにして、来てくれた方も気持ちよくお代を出せるしごとを作れる作りたいと思える時期にきたから。そして、タイミング的にもそういうしごとをつくる方に意識が切り替わったから。
そして三つ目は、中学校からの友達まつごんのやりたいことが、このイベント『Table de Daisen』で出来ちゃうかも!と勝手にワクワクしたから!(詳細は下記動画みてみてください笑)
そんな理由から、『Table de Daisen』は始まりました。もちろんはじめてだから試行錯誤しながらなのだけど、試行錯誤も全力でしてるから、会を重ねるごとに、今出せる100%が更新されていってる感じです。
初めて開催の時から価格設定は変わらず。イベント自体の参加費は5,000円、お酒も飲むと6,000円はいきます。安くはありません。だからこそ、試行錯誤も全力。だからこそ、次にいきる力がつく。
イベントの対価としてお代をいただくことから、逃げちゃうと、来てくれた人の『ほんと』は見えてきません。しっかり参加費を頂いて、みんな楽しんで帰ってくれているのをみると、ちゃんと見合った価値を提供できてたんだと自信にもなるし。物足りなさを感じてるひとがいれば、しっかりそこに向き合って、ぜったいに改善しようと思える。本気で向き合ったからこそ出てくる課題は次に活かせる。だから、今出せる100%が更新できると思っています。
『Table de Daisen』は、今回で四回目を迎えますが、本当に自信をもって「きてー!!!まじうまい!!!めちゃおいしい!!!」と言えるイベントになっています。会を重ねるごとに大山エリアの食の豊富さと、まつごんの凄さを実感します。まじありがと!
やっぱ最高にうまいと、自然と会話も盛り上がるのが見てて分かる。おいしーは最強だし、おいしーと楽しくなっちゃうから、最強で最高だな、やっぱ!!
そんなイベントが『Table de Daisen』です。
それでは、そんな大山エリアの食を活かした今回のコース料理をのぞきみ!写真でどうぞ。
①人参ラペと黒胡椒クリームチーズ
②大山鶏のハム 春菊ジェノベーゼソース
③白菜とベーコンの白バラ牛乳スープ
④フライドポテト アイオリソース
⑤大山鶏と豆腐で作ったミートボールのトマト煮
⑥松葉ガニと蟹味噌たっぷりパエリア
⑦おさつアイス
どうです?最高においしそうでしょ?ポテトつまみぐいしすぎて、ポテトだけでおなかいっぱいになるくらい一品一品サイコーに上手いです!
次回は四月おわりころに開催予定。たけのこの季節!ぜひお越しください!
それでは、こちらも今回の集合写真をパシャリ!自然体な感じ最高。
足を運んでださったみなさんありがとうございました!
おわりは、はじまり。
そんなみんなと一緒に作り上げてきた『DAISEN PARTY@VANDALISM』。
みんながイベントや大山に足を運んでくれて、僕自身が経験値をたくさん積ませてもらったことで、しっかり魅力を価値として提供できるようになった『Table de Daisen』。そんな最高なイベントですが、次なるステップへ向けて、今年度いっぱいで終了します。(と言っても、あと各六回くらいあるから、まだまだあるけど笑)
今までは、定期的に『大山』を感じてもらう場所としてイベントを開催してきました。
僕が携わる観光という分野では「〇〇の魅力、〇〇の幸、〇〇が美味しい」そんな売り文句が、各観光地の定型文です。もちろん『場所』は動けないからこそ、飛び道具である『言葉』を使うしかないわけで。
でも飛び道具である言葉も、文字にしてしまった瞬間に、動かない言葉になってしまう。動かない言葉っていうのは、常に代替可能な替わりがある言葉だったりもする。「大山は綺麗」も、「富士山は綺麗」「高尾山は綺麗」も一緒の綺麗。動かないことばの替わりはいくらだってある。
ただ『場所』は動けないけど、その『場所』の『食』は持っていける。そして実際に大山に訪れたみんなが集まってくれることによって、大山を語るその言葉は、動く言葉になる。ひとに紐づく『ことば』は動く。
そんな『食』と『ことば』を感じてもらうことで、『大山』という場所の『奥行き』も感じてもらうことができる。イキナリ大山に足を運ぶのがハードル高くとも、『大山』という場所の『奥行き』を感じることが、大山へ足を運ぶはじめの一歩になる。はじめの一歩が出ちゃえば、次の一歩は踏み出しやすくなる。
そう考えると、大山との「はじめまして」や「ひさしぶり」の場になっているのが、『DAISEN PARTY@VANDALISM』であり、『Table de Daisen』ともいえるのかもしれません。
そんな直感的な感覚から、自ら大山の食材を東京に持ち込み、イベントを始めたのがはじまり。その直観は、行動を通して、いま確信に変わっています。
そして去年から土台ができた土台ができたと言ってきましたが、ぼくにとってのその土台は紛れもなく『大山』です。
正直、この土台を作るために人生を懸けようと思っていたし、早かったとしても五年はかかると思っていました。そのために協力隊も一年で卒業しました。(関連記事『
本気だから、あと800万円もらうより地域に残ることを選んだ男』)
それほどそれほど根っこの部分は、芽を出す前には重要な部分だし、ここがないと大山のホントの魅力は伝わらないと思ってたから。でもその土台が、想像の何倍以上ものはやさでできました。もちろんこれからも根はのびていくのだけどね、最初のなくちゃいけない土台ができた。
これからは芽がいくつも飛び出してくるタイミングです。そして幸せなことに、その芽をいっしょに育ててくれる愉快なチームのメンバーが周りにいます。まじでできないことはない。
2017年は人生の中で一番試行錯誤した年でもあり、まわりにいるひとに本当にたくさん助けてもらいました。いろんなタイミングが重なり、この時期がなかったら、今年はなかったなと本気で思えます。確実に自分がいい意味で変わりきれた一年。
そんな試行錯誤しながら築けた『土台』を感じられる場所をつくります。つまりは、『DAISEN PARTY@VANDALISM』や『Table de Daisen』でみんなに感じてもらっていた『大山』の『奥行き』を感じれる場所を作ります。おれにとって、一生懸けてでも作ろうとしていた『大山』の『土台』は、『大山』の『奥行き』だったんだ。
『奥行き』がある飲食店。
カタチとしては飲食店。場所は、もうひとつのふるさと東京の駒沢エリアを考えています。密度100%の『土台』があるからこそ、本当の意味でフラットにつながれる『大山』の入口に。
カタチとしては飲食店なのだけど、本質的には『大山』の入り口。つまりは、『奥行き』がある飲食店。
野菜通販のOrangeBox、観光プログラムのOrangeTrip、今年から本格的に始める宿泊事業を総動員。そして『DAISEN PARTY@VANDALISM』や『Table de Daisen』の食に関するノウハウも総動員。そして自分が大山で関わってきた生産者さんや、お店や、宿坊や。今まで自分がやってきたことを合わせ技にした融合みたいなカタチ。
料理を食べて、美味しかったらその場で野菜を注文できたり、行きたいなーと思ったらその場で観光プログラムや、宿泊も予約できる。ホントの意味で、大山を感じてからきてもらえるフラットな入口になると確信してます。ホントにリアルに紐づいた『奥行き』がある飲食店!!
そして、その飲食店の二階は、集まれる泊まれる場所にしたい。二階建てを考えていて、二階は閉じたコワーキング&宿泊スペース。大山や東京でいまいっしょに関わっているメンバーが、フリーで気軽に集まれる滞在できる場所にする。そこからまた新しい発想がうまれていくはず。それをお店でも披露するのもあり。実際に働くのもあり。どんどんアイデアがかけあわさって、おもろいものがうまれていく場所になる。
これは根っこから築いてきたからこそ、できるカタチ。真似しようとしても、ぜったいに真似できない。三年間本気で目に見えないものを追ってたからこそ、実現できると思っています。むしろ三年でできたのも奇跡だと思っています。そういう意味で周りの方に感謝しかない。
そんな『奥行き』がある飲食店を来年2019年春頃にOPENします。
…とは言っても、実は場所が確定しているわけでも、資金があるわけでもありません。早まるかもしれないし、遅まるかもしれません(笑)いまイメージしている場所では、まだ飲食店稼働しているし(笑)
でもまずは『できる』から考える。そうやって動いてれば、きっとできる!!なんたって行き当たりバッチリだからね!笑
資金がなければ、集めよう!ということで、来年度のOPENに向けて年度末にクラウドファンディングを実施する予定です。
そしてリターン品として、クラウドファンディングの対価に見合う価値あるものを作りたいという想いから、大山の暮らしに紐づくレシピブックを作り始めてもいます。去年から制作チームを発足させ、今年の12月まで一年かけて『Table de Daisen』で提供している料理をレシピブックとして作りこみます。暮らしに紐づいた生産者さんの記事も。
この『奥行き』がある飲食店をOPENさせることによって、自分が大好きになった大山エリアのさまざまな産業に良い効果が生まれればいいなと勝手に思っている。観光がなぜいま注目されているかというと、観光こそいろんな産業の相乗効果をうみだせるから。
そして、それだけではなくて、『奥行き』をしっかり伝えられれば、本来は『東京』の暮らしを支えている全国各地の『根っこ』の部分に目が向くキッカケにもなるはず。
東京は、全国各地の複合体(ひとも食も)なのに、東京だけで出来上がっていると勘違いしちゃう環境がある。あまりにも普通に食材もひともいるから、根っこの部分に気づけないし、東京いるとそこを忘れちゃう。
おれもそうだった。別にそれが悪いとかでは全くなくて、キッカケがないから気付けてない人もたくさんいると思うから、気付くだけでもいろいろ変わると思う。
グローバルなめっちゃ分かりやすい高さに目がいきがちだけど、それは東京を支えている深さ(根っこ)があってこそ。
その深さに目を向けるキッカケ。つまり東京の価値観を変えるキッカケ。
それは、日本の価値観が変わるともいえる。『大山』なら、それができる。
中央と地方という関係ではなくて、『東京』と『大山』。
『差』でなはくて『違い』があるだけ。そこに気づけるだけでも、フラットになる。
全員が変わらなくてもよくて、ちょっとの人でも意識が変われば、波みたいにそこから自然な流れができ始めると思っている。いまの地方創生や、地域おこしみたいなシステムによる作られた流れでななくて、もっと自然でフラットなながれ。
だからこそ、どまんなかの価値観に波を起こす。
1964年のオリンピックがキッカケでできた今の『東京』。
変わるタイミングは、次の2020年のオリンピック。だから、2020年にあてる。
『ひと・もの・おかね』が地方を変えると言って、資源が地方に流れてる。でもそれはハードを作ることにめちゃくちゃ価値があった昔の時代のはなし。『もの』や『おかね』からのスタートは、なにもうまない。
いまは同じ想いの『ひと』さえいれば、いっしょに『もの』は作れるし、『おかね』も生みだせる。一緒の想いでうごける『ひと』がいれば、『チーム』がいればなんだって生み出せるんだってことを自分の人生で証明したいと思います!!
ひとりじゃ実現できない未来をつくれる。自分たちで作っていく未来が楽しみ。
ということで、ちょっとした勝手に意気込みblogでした!今日から車で大山に戻り明日明後日しあさってと、大山をアテンド&今年初のOrangeTripも開催!
2018年、縦横無尽に駆け回ります!!!!!!!!
OrangeTrip『~満席~雪上さんぽ』
2018年2月18日(日)10:00~12:00
(詳細は下記画像をクリック)
DAISEN PARTY~大阪心斎橋~
日程:2月23日(金)19:30~22:30
(詳細は画像をクリック)
DAISEN PARTY×NIO NIGHT~香川県仁尾町から家守はながやってくる~
日程:2月25日(日)18:30~21:30