2016年2月8日月曜日

地域おこし協力隊を目指す人へ

天候 晴れ



やっほー!!!
大山は、すっかり雪。
先日は、驚くべき大きさのあられが降った日なんかも笑
自然の四季がしっかりと感じれる場所。
そして雪かぶり大山と青空の組み合わせは相性抜群です。






そんな中、まだ大山に雪が降っていなかった去年のクリスマスイブ12月24日から
大山町地域起こし協力隊の募集が密かに始まっていました。聖なる夜に笑
僕は、大山町の地域おこし協力隊の募集を見たのが一昨年の11月でしたので、
前年の地域おこし協力隊の募集に比べると遅めかもしれません。

職種としては、
農業部門・道の駅部門・観光部門の三種になります。


http://www.daisen.jp/p/1/10/2/51/2/
http://www.daisen.jp/p/1/10/2/51/3/
http://www.daisen.jp/p/1/10/2/51/1/


気になる人は募集概要覗いてみてください。二月いっぱいまで募集しています。(決定次第締め切るようです。)
もちろん大山町以外にも、協力隊の募集をしている地域は全国各地にあります。
地域おこし協力隊に興味がある人であれば、移住交流促進機構WEBサイトから探してみてもいいと思います。(下記参照)





まあまず、元々の前提として、地域起こし協力隊ってなに?どんな制度?
そんなひとの為に一応引用。



地域起こし協力隊とは
○人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、地域外の人材を積極的に受け入れ、地域協力活動を行ってもらい、その定住・定着を図ることで、意欲ある都市住民のニーズに応えながら、地域力の維持強化を図っていくことを目的とした制度です。(引用元:地域起こし協力隊について|総務省


また平成21年度から始まった地域おこし協力隊制度は、平成26年度までに徐々に徐々に伸びています。現在は1,000人の大台を超えています。
ちなみに平成28年までに3,000人を目標としているとのこと。(関連記事「島根県及び鳥取県下視察」by首相官邸」)
今後まだまだふえる予定。


地域おこし協力隊員数 変遷

地域起こし協力隊と言っても、
今回の大山町の募集をみても分かるように、観光・農業・道の駅などジャンルは様々。そしてジャンルの中身は、千差万別。町によって課題は変わってくるので、一つとして同じ仕事はありません。

今回の記事は、そんな地域起こし協力隊になりたい人、なろうとしている人・迷っている人に向けて、現地域起こし協力隊の僕だからこそ伝えられること、伝えたいことを、書きたいと思います。少しでも、迷っている人の参考になれば嬉しいです。




地域おこし協力隊になる前に…


僕が思う地域起こし協力隊

さあ、では本題に入りましょう。
僕自身、実際に地域おこし協力隊として活動して10ヶ月が経過しました。
今の僕にとっては、自ら考え動いていく、そしてそれらをカタチにしていくという部分で、かなり楽しみながら活動できています。それは協力隊という制度を理解しようとしながら、活動に対して柔軟に受け入れてくれる自治体側の姿勢のおかげだと感じます。役場の方たちの理解・サポートがあり、大山町地域おこし協力隊という名前を背負っているからこそ、ここまで様々な方たちと知り合える機会があったのだと思います。またその大山町の雰囲気と、「どんどん動いていこう・なんでも楽しんでいこう」という僕の性格が合っていたことも大きな要素かもしれません。この一年で素敵なひとたちと出会えたこと、様々な経験ができたのは、決して自分だけの力ではありません。受け入れ側の寛容さがあったからこそ、この一年は僕の中でもとても密度の濃い一年となりました。感謝してもしきれません。
また活動するにあたり地域にプレイヤーがどれほどいるかも重要な点だと思います。大山町には地域おこし協力隊、築き会をはじめ活躍しているI/J/Uターン者が多くいます。そのような先輩方にすぐ話しができる場所や雰囲気があるのも非常にありがたいことです。



しかし、他地域の地域おこし協力隊のお話しを聞いていると、僕はどちらかというとイメージ通り活動できていたと感じています。
なぜなら、地域おこし協力隊は、採用のミスマッチが非常に起こりやすい制度だからです。
ミスマッチの理由は様々ありますが、一つには、地域おこし協力隊の良い面ばかりがフューチャーされていること。
「田舎暮らしはいいよ!都会にはないノンストレスな環境が待っているよ!人に喜ばれる仕事だよ!」間違ってはいないかもしれませんが、あまりに誇大に言われている気がします。
また受け入れ側(行政)も場所によっては、明確な指針が決まってないにも関わらず、とりあえず協力隊を募集してみたり。人口を増やす+1のために、募集している地域もあります。
ただどんなこともそうですが、メリットがあればデメリットもあります。
志願者が、イメージやメリットだけを鵜呑みにして、デメリット部分の情報収集をないがしろにした結果、協力隊イメージとのギャップが起こり、それが不和に繋がるともいえます。
ただ、一つ言えることは、その道(協力隊になる道)を選らぶ(選んだ)のは自分です
不満を言うということは、自分自身が選らんだ道に対して、不満を言っているのとおなじことです。それって、すこしかなしいことな気がします。
ぼくは自分が選んだ道を後悔はしたくありません。だれだってそうだと思います。
不満を言う代わりに、自分が今できることは何なのかを考える。そして実際に行動する。
自分で選んだ道だからこそ、自分で道を切り開く覚悟が必要だと思います。


だからこそ、これから協力隊を目指す人は、しっかり自分の目と足でまずは現場を見に行ってください。行政職員だけではなく、まずはそこで働いている人と話してください。もし地域起こし協力隊がその地域にいるのであれば、ぜったいに会いに行くことをオススメします。地域の方達とはなすことができれば、なお良しです。
ネットの情報だけを鵜呑みにしちゃいけない。
その町の空気感は、実際に触れないと分からないよ。絶対に。
その情報をしっかりキャッチしたうえで、地域起こし協力隊になるかどうか悩む土台にあがりましょう。

大山町地域起こし協力隊になるまで…

何かしらの参考になってくれればいいなと思い…
僕が地域起こし協力隊になった経緯も簡単に説明します。
奇跡的に当時の気持ちを全てBlog記事に残していたので、そこも交えて。
(大事なことは最後のにまとめるので、間は読まなくても良いよ笑)



生まれも育ちも東京で、大学卒業後は、都内の広告代理店で働いていました。当時は、二年目に入り営業として一人立ちするためにひたすら試行錯誤している時期でもありました。
(関連記事「未来は僕らの手の中」2014/9/15)
ただ関連記事をみて分かるように、支えてくれる先輩がいるなかで、どう現状を打破するかを、もがきながらも楽しめていた時期でもありました。転職活動など微塵も考えていませんでした。



しかしそんなある日、偶然WEBサイトで「大山町観光企画プロデューサー職募集」を目にします。そして、その内容がズドンと突き刺さったのです。ここしかない。そう確信に近い直感を感じました。
(当時募集内容「鳥取県大山町の観光企画プロデューサーを募集しますbyWanttedly」関連記事「決意」2014/11/11☜募集発見した日)

すぐに応募しようと思いましたが、行かないことには志望理由がかけない。この確信に近い直感を信じて、募集を発見したその週に飛行機に乗り、気づいたら大山町に降り立っていました笑
のこり一席しか空いておらず、しかもその一席が謎のプレムアムクラス、片道でフォーゆきちさん。もう一生プレミアクラスはのることはないでしょう、いい思い出です笑


訪問の目的としては、大山の空気にふれること。そして大山町地域おこし協力隊の二人に実際にあって話しを聞くことでした。(当時の募集記事にしっかり名前がのっていたので確認をしていました笑)
ただ、鳥取県はもちろん大山町にも、何の縁もツテもありませんでした。
だからこそ、行動しました。何かが起こるかもしれないからね。

会いたかった大山町地域起こし協力隊の先輩
薮ちゃん&ダニエルさん
大山町に降り立ったあとは、あれよあれよというウチに会いたい人にあえるというミラクル!
当時開催していたイベントで偶然となりに座っていたのが薮ちゃん。そして藪ちゃんがダニエル(小谷さん)さんを呼んでくれて、大山町をまるまる紹介してくれました。
その時に大山町の観光資源はもちろんなのですが、「東京よりも面白いことができるかもしれない。」「自分の面白いと感じたものをカタチにする土壌があるかもしれない。」そんなワクワク感にかられました。
それは実際に活動しているお二人と会って、話せたからこそ。
きっと二人に会わなかったら大山町にはきてなかったかもしれません。
(関連記事「はじめての地〜鳥取〜」2014/11/16)

こうして直感は確信に変わり大山町地域起こし協力隊へ募集、そして今に至ります。
(関連記事「今までと、今と、これから。」2015/3/19)





ここで伝えておきたいところは、
元々自分は、「地域に携わりたい、観光に携わりたい、地域起こし協力隊になりたい」
という理由から地域起こし協力隊にはなっていないというところです。募集を発見した時は、地域起こし協力隊という制度も、大山町という場所も知らなかったからね笑
つまり他の地域と比べてから、大山町にきたわけではないのです。自分がワクワクすることにピッタリはまって、それがたまたま大山町地域起こし協力隊とうい制度だったのです。だからこそ自分にとって大山は唯一無二の場所なんです

しかし、一般的に”地域起こし協力隊になりたい”から入ると、まずは募集している地域を比べることろから始めると思います。そこで選んだ地域はすでに、地域として盛り上がりつつある場合が非常に多いです。なぜなら、すでに地域同士の競争に勝っているからこそ、あなたは比べた結果、その地域に興味を抱いているからです。それってちょっと違和感を覚えませんか?
つまりそこで待っている業務は、0から1をあなたの力で創っていくというよりかは、すでに出来ている基盤である1をどう100に広げていくか。そういう業務が待っているとおもいます。地域が盛り上がるフェーズのどの段階から関わって行きたいのかをしっかり考えておくのも重要かなとおもいます。





さぁここまでは地域起こし協力隊になるまでを中心に書きました。
が、本当に気になるのはここからではないでしょうか?
地域起こし協力隊の仕事内容、そして生活費等のおかね関係
地域起こし協力隊になろうとしている人にとって、ネットで探しても見えない部分は、案外ここにあると思います。特に生活費のところは、僕自身も協力隊になる前に探しましたが、なかなか見えてきませんでした。
いくら情報を自分で探しても、見つからない情報もあります。
そこに焦点を絞って公開します。これから広がる協力隊という制度、一人でもミスマッチがなくなりますように。




地域おこし協力隊になってから…

仕事内容編

上でも少し触れましたが、一概に地域おこし協力隊はこんな仕事だよ!とお話しすることはできません。なぜなら地域おこし協力隊によってジャンルは違いますし、そのジャンルの中でも業務内容は地域の課題によって非常に様々だからです。
よく地域おこし協力隊は、地域のお手伝いさんという捉え方もされますが、正解でもあり不正解でもあります。なぜなら本当に業務内容は多岐にわたるので。もしも知りたい場合は、ジャンルが同じ協力隊の方のお話しを聞くのがおすすめです。


個人的に、本来の地域おこし協力隊の仕事に求めらていることは


今までになかったソトモノ目線で、地域をとらえること。そして、ただソトモノ目線で発信・企画していくのではなく、行政側・住民側のニーズ・声をしっかり汲み取ること。そして更に重要なのは、行政の求めること、住民の求めること、すべてにそのまま応ずるのではなく、その一つ一つの声に寄り添い自分だからこそできるものをつくっていくこと。それが行政と住民の間に立つ地域おこし協力隊だからこそしていくべきことだと感じます。


きっと、地域おこし協力隊を求める自治体は、今までになかった発想が必要だから外部から人を呼んでいるはずなのです。どちらかと言えば民間的な発想。(なので学生が就職先の一つとして地域おこし協力隊を選ぶのは、あまりおススメできません。裁量権が非常にあるので、少しでも社会人経験がないとカタチにするのが難しい。さらに言えば、必要とされている民間的発想は、行政では学ぶことはできない可能性が非常に高いです。)
もしそうでない自治体があるとすれば、それこそ住民+1くらいの感覚でしか捉えてないと思います。


地域おこし協力隊の募集内容も、その視点からもう一度みてみると良いかもしれません。
募集概要がハッキリしていれば、仕事内容の部分でミスマッチが起こることは少ないと思います。


仕事内容の部分で地域おこし協力隊で、唯一共通の部分があるとすれば、労働時間についてです。
この部分は、地域おこし協力隊の多くの人が割りきって考えている問題でもあります。
その理由としては、就業時間は基本的に決まっていますが、
地域おこし協力隊の場合、どこからどこまでが仕事で、どこからどこまでがプライベートかを割りきるのかは非常に難しいからです。
なぜなら地域の方との繋がりが、そのまま仕事につながっていく可能性があるからです。
つまり”ありのまま”でずっっと居続ける必要があります。東京であれば、仕事とプライベートON/OFFでしっかり割り切れますが、地域おこし協力隊ではその線引きはほぼありません。
ハッキリ言うとすべてしごとだと思えば仕事です笑ブラック企業よりもブラックです。
だけど、その環境を楽しめる人にとっては、最高です。
ON/OFFを分けず全てが繋がっている感覚でやりたい人にとっては、すべてがプライベートな時間にもなりえます。(仕事だけど感覚的にプライベートと変わらないってことね)
僕はバリバリの後者です。
そういう意味で地域おこし協力隊は後者の方が向いていると思います。




以上、おしごと編でした。




生活費&おかね編


これは事前に知っておいてもらいたい情報です。
入ったあとにギャップを起こさないために重要な要素の一つでもあります。
協力隊になったあとにかかる費用イメージを下記に記します。
言葉でいうよりも公開しちゃったほうがはやいので、みせます、通帳笑

給与


地域おこし協力隊給与は、¥166,000
自治体によって変わりますが、平均的には上記の給与になります。
そこから健康保険料・厚生年金保険料・雇用保険料・法定外控除が引かれて、
手取り¥138,478


ふむふむ。ここまでは、地域おこし協力隊を目指す人なら知っている情報でしょう。
次は生活する上で固定費(人によって変わる)に近い部分を見ていきましょう。


家賃

家賃は自治体によって、全額補助or半額補助など異なります。
大山町の場合半額補助。参考までに。
家賃¥33,000÷2=¥16,500 共益費¥10,000
合計¥26,500


車代&ガソリン代

田舎暮らしでは車が必須です。※無限体力の人は、自転車ギリ。
もし持っていない場合は、まずは購入が必要です。
※活動中の公用車はありますが、日常生活には使えません。
低価格中古車・車検込みで¥150,000~¥200,000




例えば毎月ローンで月々¥15,000



その他にも車関係でかかる費用☟

車両保険(任意保険)¥6,190/一か月
ガソリン代¥10,000 (通勤使用)/一か月

修理費 都度


食費

田舎暮らしでは食費をいかに抑えれるかがポイント。
野菜・お米・食糧・調味料etc ¥5,000/一か月(外食費除く)


通信費

携帯電話代 ¥7,000/一か月
インターネット回線代 ¥5,000/一か月


住民税

以外に、ここの部分の計算を忘れている人が非常に多いです。(自分はそうでした笑)
住民税は去年の給与によって計算されます。稼いでいた人ほど、ドカンときます。
しっかり計算しておいてください。(新卒の場合は、かかりません。)
住民税 ¥10,800~/一か月
※ちなみに前職の給与が高い場合は、住民税もそれに応じて高くなるため、地域起こし協力隊一年目が最も低い給与になります。
住民税簡易計算機

各種ローン

買い物ローン・免許ローン・奨学金ローンetc..

その他

交際費・医療費(コンタクト代etc..)etc...






実際に、いくら残るのかを計算してみましょう。
手取り(¥138,478)-固定費概算合計(¥85,490)-各種ローン(¥?????)=¥52,988ー各種ローン(¥?????)


まあ自由(その他)に使えるのは大体こんなところです。
思っていたよりも多いですか?少ないですか?
感じ方は人それぞれだと思います。


協力隊での仕事が、いわゆる実務に対して与えられる給与であれば、かなり少ないと感じるかもしれません。
ただそこでの経験が、自分がこれから歩んでいく人生において、お金以上の価値があると確信できる人にとっては、捉え方がかわってくるかなぁ。
以上、生活費&おかね編でした。




まとめ


以上、地域おこし協力隊のあれこれでした。
あくまで僕個人の地域起こし協力隊の考えでもあるので、一つの意見として捉えてもらえればと思います。

ただ一番最初にも言いましたが、地域おこし協力隊という選択をするのは最終的に自分です。これから地域おこし協力隊を目指す人には、しっかり情報をキャッチしたうえで、選択の土台に立ってもらいたいなと思います。そしてまずは、現地の人と話してください。
最後に、
地方は都会の逃げ場所ではありません。
それぞれ仕事に対して、全力でやり抜いている人がたくさんいます。田舎暮らしがしたいくらいの気持ちで地域起こし協力隊を目指す人は、もう一度何のために地域起こし協力隊になりたいのかをしっかり考え直してみてください。
何も知らない場所で、一から人間関係も仕事もつくりあげていく。
そこにワクワクを感じられるかどうか。
ぼくにとって、大山はチャレンジする場所。ワクワクする場所。
だからこそ26年間生まれ育った東京を離れて、大山にやってきました。
「東京に疲れたから」というネガティブな理由から入るのではなく、
「ワクワクするから」というポジティブな理由から地域起こし協力隊を目指すのであれば、きっと大丈夫。
前に進む選択をする時は、常に前向きな理由であるべき。
ワクワクする方へ向かって!!!!!!
その連続が今の自分を作っていくと思うし、
ワクワクする方向へ進むから、壁が現れても乗り越えようとする。
常に自分の気持ちに正直に。
なんとかなるのは、なんとかするから。なんとかできるのは、心に熱量があるから。
そうすれば、なにがあったって
行き当たりバッチリ!!!!!!!!!!




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