2018年1月1日月曜日

【大人の自由研究】大切なことは、『ラクガキ』が教えてくれる~2017年編~

天候 晴れ
今歌 「走れ!マキバオー」みどりのマキバオーOP

新年あけましておめでとうございます!!
今年も一年宜しくお願いします!!



そして、まさか年始一発目から、ブログを書くことになるとは笑
実は『大人の自由研究』と銘打って、毎年使っているほぼ日手帳がラクガキだらけになっているをご存じでしょうか。自分の『興味』から始まった『行動』から湧き上がる『興味』。そしてそこからふたたび『行動』へ。



動き続けるからこそ、そこからの興味を書き出したくなちゃって、調べたくなっちゃって、それをまた自分の『行動』で試してみる。それが次の疑問へとつながる場合もあれば、確信へとつながる場合もある。そんなワクワクな未知の道が続いていくループ。
それを書き出したのが『大人の自由研究』です。



先日、2017年最後のブログ記事で、『おもしろく、たのしく、つよく』という記事を書きました。(関連記事『おもしろく、たのしく、つよく』)



自分にしか分からない感覚的なことが多いので、いったい何を言いたいのが分からない記事でもあったかなと思います笑



それもそのはずで、正直、あの記事はめっちゃひっさしぶりに、自分のために書いた記事でもあります。誰に伝えようともしてない自分の想いをただただ書き留めておかなきゃと笑
理由は明確で、2017年が人生のターニングポイントになると確信したから。



今までは、「人生は選択の連続だから、どこが『ターニングポイント』になるかなんてない。言うなれば、毎日がターニングポイント」そんな風に思っていた。



自分の行動には、自分が一番責任を持ちたいから、いまもその考えは変わってない。
だけど去年2017年は、その枠をかんぺきに大きく超えてきた笑自分にとってはめっちゃ大事な変化だったので、だからこそ書くこと自体に意味があった。



しかーーーし、じゃあ去年一年、具体的にどんなことを考えてどんな風に進んでいったのか、その過程も書き残しておいた方がいい。



なぜなら、自分の『興味』は、まわりのみんなと一緒にカタチにしないと完結しないものばかりだし。『興味』からうまれる『行動』も、いっしょに動く人がいて、はじめて成り立つものばかりだから。



そういう『しごと』をしている。



そして、そもそもの前提としてひとりでは生きていけない自信がある笑
いっしょにすすめる仲間がいるから、いまがある。



なので、この『大人の自由研究』は、みんなとの軌跡でもある。どうやってみんなで歩いてきたのか、まとめてみたいと思います!



2018年フルスピードで突っ走るためにも、2017年『大人の自由研究』を総まとめ!



ちなみに真ん中の『大人の自由研究』は、ことばばっかりなので、新年の抱負みたいひとは最後に書いてるので、そこまで飛んじゃえばおっけーい!それでは、いってみよ!









『大人の自由研究』2016年編



2017年をまとめる前に、まずは2016年の『大人の自由研究』ベスト三選を振り返っていきたいと思います!(振り返ると言っても題名だけだけど笑)



自由研究名①
『地方と都市におけるエビングハウス錯視』

自由研究名②
『感情は質ではなく量から決まる。〜オリガミカーから学んだ教訓〜』

自由研究名③
『星座を感じる力〜点と点を線で繋げる方法〜』



気になった人は記事リンク先へどうぞ!
(関連記事『【大人の自由研究】ベスト三選〜大事なことは『ほぼ日手帳』が教えてくれる。〜』)



ちなみに個人的には、『星座を感じる力〜点と点を線で繋げる方法〜』に気づけたことは、自分の中で大きくて。自分の『興味』からはじまることは、もうその時点で『興味』という色(ジャンル)では一緒だから、のちのちその『点』は、タイミングがくれば繋がっていくと確信がもてたこと。だからこそあえて、2017年はスタートの時点で、ひとつの大きな『テーマ』を決めた年でもあった。



その『テーマ』以外にも、かなり自分的におもろかった『自由研究』はたくさんあるので、そんなラクガキ編を紹介したあとに、大きな『テーマ』の『自由研究』を紹介。その『テーマ』に沿って、結果的にどういう考えに進化したのかをまとめてみたいと思います!




『大人の自由研究』2017年 落書き編




自由研究名『未来は根っこから』
▷トップダウンの限界がきてるよってこと。

インターネットにより世間が見える化したことにより、『誰かの課題は、誰かの課題ではない』ことにみんな気づき始めてる。その代わり『自分の課題は、誰かの課題でもある。』根っこからはじめる(ボトムアップ)時代に。ベストは両輪のコミュニケーション。






自由研究名『付加価値は「モノ」から「モノの先(奥行き)」へ』
▷モノの先である『奥行き』に価値があるよってこと。

固定電話と、iPhoneの違いは、iPhoneの奥にあるネットワークが付加価値になったこと。いま家電業界も、家電そのものではなく、奥にあるネットワークが付加価値に変わってる。(それがIOT。)更に未来には、そこ(ネットワーク)にリアルが紐づいた『奥行き』が最も大きな付加価値になるとおもう。







自由研究名『音がない「奥行き」を感じられるのは、日本人の強み』
▷音なき音を感じ取れる文化があるのは日本だけってこと。

発生した自然音を『耳』を通して、言語に変換する擬音語は世界共通であるけど、音なき音を『心(感覚)』を通して、言語に変換する擬態語があるのは日本だけ。(韓国ちょっとあり)擬態語からも分かるように、『奥行き』を感じとれることこそ、日本的文化の強み。その強みを最大限生かしたものをつくれば勝手にグローバルに通用する。ほかの文化圏ではまねできないから。






自由研究名『いつかの決まり事にはまらず、常にタダシイを突き詰めよう』
▷決まっているルールが、本当に正しいのかをしっかり見極めよう。


昔にさかのぼれば『レコード』だって、最近でいえば『YouTube』だって、当時の決まりごと(ルール)に従っていてはできないものだった。ルールは絶対じゃない。ルールは時代によって更新されるもの。




自由研究名『非日常は、つくれる。』
▷『非日常』の入口をつくることが一番重要。


田舎に行く理由は、『非日常』を味わいたいからとよく言われる。でも『非日常』は、地方の特権じゃない。どこでだって『非日常』はつくれる。




自由研究名『魅力的な伝え方は、広告といっしょ』
▷『伝える』と『伝わる』は違うってこと。


いまは『ホント(リアル)』が、ネットで見える化したので、かつてほど『フィクション』を武器にした広告に力がなくなってる。『どう伝えるか』は大事だけど、『誰が伝えるか』の価値があがってる。だから相対的に『どう伝えるか』の価値がさがってる。広告の在り方も変わってきてる。つまり本質的な良さが前提になる。そこがないと、いくら側を良く見せようとしても世間にはばれる。






 自由研究名『イノベーションは音楽から。』
▷音楽はノンバーバルだから、国境を越えやすい。

ちなみに、ウェブ時代に価値があるといわれているキュレーター的仕事は、音楽でいえばDJがむかしからやってる。音楽に紐づいた変化が、いつも最先端。





以上、落書きでした。これぜんぶ自分の行動から紐づいた興味を書きなぐってます。全部乗せると膨大すぎるので、一部を抜粋。



直感人間すぎて、元々ことばで伝えるのがへたくそなので、しっかり周りに伝える言葉をもたないとと思いはじめたラクガキでしたが、これのおかげで少しずつ自分のことばが増えてきた感を感じてます!いえーい!



それでは、そろそろ2017年『大人の自由研究』へ。



『大人の自由研究』2017年編



まず『大人の自由研究』2017編のテーマから。ずん!
テーマはずばり『おかね』でした。





世の中的にも、『おかね』に関する価値観が変わってきた一年だった気がする。
『Bitcoin』も今ほど、注目される前に落書きしてました。いまほどうねりをおこしてなかったので、冷静に大きな流れと立ち位置もかんがえてみた。






ちなみに『おかね』をテーマに置いた大きな理由は、2016年に自分自身が『おかね』ではぜったいに得られない経験をしたことからでした。
(関連記事『本気だから、あと800万円もらうより地域に残ることを選んだ男』引用元:まち応援)



いまにそのまま紐づいているその経験は、「おかね」では絶対に変えられないものだったし、いまもその状態は続いている。そして実際に『信頼』をベースに、初期費用をかけず『おかね』ではないところから、ぼくのしごとは始まりました。



じゃあいまみんなが指標にしてる『おかね』ってどういうものなんだ?そんな好奇心からテーマにしてみました。



それでは振り返りながら、ことしの出来事までいっきにまとめてみます。今回は、今年まとめた自分の考えをあらわすラクガキたちを、その場その場で挿し込んでいきます。大きなテーマの自由研究から、そこに紐づく自由研究までどうぞ!



自由研究①『おかね』を考えたら、つくりたい『チーム』がみえた。




テーマを『おかね』にした理由は、2016年に自分自身が『おかね』ではぜったいに得られない経験をしたことからでした。それは任期が三年間だった鳥取県大山町地域おこし協力隊を、一年でやめたことからはじまり、いまに続くまでに得た経験。



もともと任期が三年間だった地域おこし協力隊をやめることになった経緯は、めっちゃ簡単で、じぶんの進みたい、進むべき方向性が明確になったからでした。そしてそれが、大山町の地域おこし協力隊という枠組みではすべきではないと感じたから。



地域おこし協力隊という制度は、税金でなりたっている制度。そしてその税金の使い方は、大山町の目指す方向性に寄り添ったカタチでなければいけません。なぜなら、それは、町の目指す方向性のために使う『おかね』だからです。
(関連記事『【地域起こし協力隊】地域起こし協力隊の給料は、ぜんぜん低くないという真実。』)



それは、中央と地方におけるお金の流れが、国主導から、地方の自発性による流れに変わってきていることからも明らか。(それがうまくいってるかどうかは、またべつもんだい)「こういう町にしたい」という大山町の自発性が、『地域おこし協力隊』という制度をつかうことを選んだわけです。(受身性から自発性への変化は下記イラスト参照)






ぼくが当時進めようと考えていたことは、町(組織)が全体として考えている『観光』の考え方とは異なっていました。町という組織になると、異なる考え方にはなるけど、町の職員(個人)の方は、応援してくれる方がたくさんいましたし、一緒にどうすれば良いかも考えてくれました。なので、いまもとても感謝しています。



でも町の方向性と異なると判断された以上は、それを地域おこし協力隊という税金を使った制度でおしすすめることは、できません。
なぜなら『町の方向性とおなじで、その上で予算を使いながら地域おこし協力隊として活動する』のと、『町の方向性とは違うけど、予算あるからむりやりにでも残って地域おこし協力隊として活動する』のとではお金を使う意味合いが全くことなるから。



じぶんの『やりたいこと』に税金はつかわないし、つかいたくない。
自分がちゃんと納得してないと、なにもしゃべれなくなっちゃうし笑



町に方向性が異なると判断してもらえたからこそ、まずは自分でやっていくことに舵をきれた。できないなら、どうすればできるかを考えるだけ。



ただ、まさか一年で地域おこし協力隊をやめるとは、誰も(自分も笑)思っていなかったみたいで、やめたのにそのまま大山に残り、自分のしごとをはじめたのにおどろいてた。



でも不思議なことに、そこから協力してくれるひとや、助けてくれるひとが一気にふえてきた。きっと行動から、覚悟を感じて、それが信頼をつくるベースになったのかもしれない。



独立してからは、大山で、一生かけて『ひと』の信頼をベースにした土台つくりをすると決めて始めた。いつ出来るか予想がつかないものだから、そのくらいの覚悟がないとできないと思ってたし、それと同時にその根っこを作れた時が、本当のスタートになるとも思っていた。



なぜなら『大山』を極められれば、どこでだって勝負できるし、通用すると直感で感じてたから。でもそのためには根っこからしっかりつくっていく必要がある。心から納得できるホントにいいものを作りたいし、届けたいし、感じてほしいから。



信頼の土台はそんな簡単に築けるものではないから、いつになるかは分からないし、はやくとも五年はかかるとも思っていた。その土台が、ほんとに価値あるものを伝えるベースになると確信しながら。



そうおもいながらがむしゃらにダッシュしまくってたら、気付いたらその土台を見える化した『DAISEN WORLD』が今年の9月にできていた。
(関連サイト『DAISEN WORLD』)
想像の何倍以上ものはやさで。



あのまま地域おこし協力隊に残っていれば、『おかね』として使える予算は800万円あった。
だけど、この一年半で創り上げたものは『おかね』があるからできるものではないし、『おかね』があればできるものでもない。そのもっと根っこの部分があったからこそ、カタチにできたものが『DAISEN WORLD』。



なぜなら『DAISEN WORLD』をつくるのに必要だったのは『おかね』ではなく『深い関係性』のみだからです。『おかね』はかかってません、まったく。



まずは大山で培った関係性によって、この世界観が表現できたこと。
そしてその世界観を一緒に表現できるなかまがいたこと。



この二つはぜったいに『おかね』なんて価値には替えられないし、変えようともおもわない。(まずひとを『おかね』って入口からではぜったいにみたくない(正確にいえばみれない笑))



『DAISEN WORLD』を一緒につくったメンバーとはめちゃ仲いいともだちです。『大山』のことも知ってるし、それぞれも知っています。その関係性を前提にしたチームだからこそ、言葉にできない共通言語を理解できる。つまり『奥行き』を理解できる。



だからこそ、こんだけいいものができたと思っています。




みんなの『やりたいこと』を混ぜ合わせて、カタチにしたものが『DAISEN WORLD』。



その代わり自分の中で決めていたことはあって、『やりたいこと』をカタチ(DAISEN WORLD)にすることによって、そこから広がる『価値』を関わったメンバーにあった『カタチ(経験値、自信、実績、しごとetc..)』で届くようにすること。





『DAISEN WORLD』はsunsuntoのコンテンツになるけれど、それを作った実績はみんなのものです。



sunsuntoはクライアントワークをしません。sunsuntoがカタチにしていくものは、じぶんたちがいいと思ったものだけだからです。(FamilyMartの件でも分かるように、良いと思えばコラボはします。関連記事『【満員御礼 完売】OrangeBox大山朝どれ野菜市 初開催 in FamilyMart米子警察署前店』)



なので、もし関わったメンバーにあった『価値』が『しごと』なのであれば…
例えばもしサイトを見て「写真がいい!」と思ったひとがいれば、写真の仕事を関わったメンバーに紹介することができる。「サイトがいい!」と思ったひとがいれば、サイト制作の仕事を作ったメンバーに紹介することができる。



そしていま実際に、そういう広がりもおこっています。



それは『おかね』そのものを渡すことよりも、ずっと価値があることなのかもしれないと感じています。(もちろん『おかね』も手段のひとつとして存在する、ただそれだけじゃないってこと)



今の時代だと、スキルは還元されるけど、会社でつくった商品の実績は、会社のもの。
これからは、チームで作ったものが、しっかり個人が求める価値(経験、しごと、やりがいetc)へとつながるカタチをつくる。



「やりたいこと」を社会的に発信できる場は意外にすくない。だからこそ、それを実践できる場所として。そしてその「やりたいこと」をカタチにすることによって、興味を持たれてはじまる「しごと」には、「(自分が)やりたいこと」と「(依頼者が)もとめていること」にギャップが少ないとおもうんです。だからこそ、楽しくしごとができる仲間が増えるとおもってます。



だって、しごとってたのしいからね!!!



sunsuntoは、信頼しているメンバーのやりたいを集めたプラットフォームを目指そうと思います。



テーマを『おかね』に置いた今年の自由研究は、まさかの自分が目指すチームのあり方に発展しました笑



今回の自由研究のまとめとしては…
ド真ん中にゆるぎない価値があるからこそ、それがいろんな広がりをもったカタチに変わる。その中のひとつが、『おかね』にすぎないってこと。
本質的な価値の、副産物が『おかね』なんだと実感をもって気づけた一年でした。



逆に言えば、だからこそ、しっかり稼ぐことも重要。そこも今年は、真っ向勝負でいきます!!それができる土台ができたのが2017年。







ぜんぶ自分たちが進むための言葉。


ことし一番さいご(12/26に思いつき12/31までラクガキ追加)にまとめたラクガキがこちら。2017年の集大成!つまり今年2018年の『テーマ』ともいえる。



2018年『テーマ』
▷『「会社」的チームではなく「社会」的チーム』





チームのありかたも変わるタイミング。
そしてどうせなら、もっと自然で、めっちゃ自由なチームがいい!



いままであった『出し手』と『受け手』じゃないかたち。『夢を持ったひと』と『それをサポートするひと』という枠組みでもない。ボランティアでもプロボノでもなく、お互いが『出し手』からはじまり『受け手』でもあれるチーム。めっちゃグラデーションなチーム!



ちっちゃくても、『興味あること』や『やりたい』はだれにだってある。そしてそのホントの気持ちは関係性があるからこそ、出てくる自然なきもちだとおもう。そしてそんなメンバーの『やりたい』が混じりあい、関わってるみんなが想像もできないようものができちゃうチーム。





そして最近おもったことは…そんなチームだからこそ、一般的には相反する概念同士が揃ったときに障壁の意味で使われる『矛盾』を超えることもできる。いままであった、『地方』か『東京』の二極。『出し手』と『受け手』という関係。






『矛盾』にひんとある。それを昇華したかたちはぜったいにある。そんな一般的に言われる『矛盾』を超えるまでは、常に試行錯誤で試していくのみ。



そしてそれを『大山』を武器にしてできるかと思うとワクワクする!!



きっと矛盾を超えた時には、どっから来たんだー!みたいな見え方になると思う。
つまりは、それはマキバオー的なそんざい笑




本命でもダークホース(穴馬)でもない。ほんとどっからきたんだーみないな!笑



だからこそ、今年はめちゃくちゃフルスピードで走り抜けます!



ちなみにここに書いていたことはぜんぶ、考えた結果ではなくて、動いた結果気付いたり、見えたもの。議論するための言葉ではなくて、自分が進むための言葉。だからこそ、常に進み続けるだけ。行動あるのみ。



2017年はいままでの29年間が全部つながった年。
キッカケに、ひきあげてもらった年。自分が変わった年。
2018年は、29年間の芽がやっとやっと出始める年。



止まれないタイプだから、たぶんすりきずも、だぼくもしまくるとおもうけど、気にせず突っ走る!走れるときに走りたい。マキバオー並みに突っ走りたいと思いますので、今年もどうぞよろしくおねがいします!!!!










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