今歌「はじまり feat. キヨサク from MONGOL800」Mrs. GREEN APPLE
やっほー!!!!
さて今日は、いきなり本題へ。
縁もゆかりもなかった大山という場所に一目惚れして、地域起こし協力隊として大山町にやってきてから三年。
土地勘もなにもないし、知り合いもいない。
場所との関係性、ひととの関係性全てを一からつくりあげていく。
そんな中で、大山にきて一週間くらいたったころのブログには、じぶんの仕事をこんな風に書き記していました。
大山町地域おこし協力隊観光プロデュース職として、まずは町を知る段階からスタートしています。
現場を回って、話を聞くところからです。
僕個人としては、大山、大山町を一人でも多くの人に知ってほしいという想いがあってやってきました。
そして、その想いを実現できると思っています。
三年という任期で、どこまで出来るかは未知数だけれど、これからの三年間を、必ず次に繋がる形にしてみせます。
その為にも、まずは、足元をしっかり見て、しっかり考えて、それを元に、大山町の魅力を発見していければなと思います。
動いてみてまだまだ、一週間ですが、出逢う人出逢う人、みんな大山が大好きです。
話してみるとみなさん良くしたいという想いを持っているのを感じます。
だけど想いを動かす時間がない。想いを動かす術がない。みなさん言います。
今日町長と地域おこし協力隊観光部門の打ち合わせでお話しさせて頂いた際に、
「観光については、想いが想いのまま動かない。」(※ニュアンスの捉え方は人それぞれかと思います。)
と、ぽつんと一言おっしゃっていました。
その時にピンときました。
難しいことは考えなくていい。
大山が大好きなみなさんの想いを形にする仕事が、自分の仕事なんだ。
その想いを、自分なりの形で表現するために、ここにきたんだと。
やってやります!!!!
観光の知識やノウハウは何もありませんが、想いが乗った時の行動力は誰にも負けません。
現状の知識や能力で全てが決まる世界じゃないってことを証明する。
いつだって見えない未来にワクワクしたい。
未来は、自分の手で変える。(引用記事『移住 〜東京都世田谷区から鳥取県大山町へ〜』2015年4月10日)
この時にかんじたことと、今思っていることは何一つ変わっていません。
大山の魅力(大好きなみなさんの想い)を、自分なりの形で表現するために、大山にきたんだ。
地域のためでもなく、だれかのためでもなく、まずは自分から。
自分なりのかたちで、自分が心から納得できるカタチで表現して伝える。
自分なりのかたちで、自分が心から納得できるカタチで表現して伝える。
自分が本当にいいと思ってるものでないと伝えられないのを知ってる。
OrangeBoxをやめるか、やめないか。
実は、去年年末に、OrangeBoxの事業をいっしょにやっているみっつと、さおりちゃんと國吉農園とOrangeBoxの今後について話す機会がありました。
みっつも地域おこし協力隊農業部門を卒業し、ちょうど『國吉農園』を立ち上げたタイミングでもありました。(関連サイト『國吉農園』)
OrangeBoxの野菜通販では、みっつのお野菜を取り扱うことがとても多いです。しかし、普通に考えれば『國吉農園』で自ら野菜セットを作り販売したほうが、自由度も高く、利益率も上がる可能性があります。なぜなら、直接消費者とのやり取りをできるからです。(OrangeBoxを注文してくださった方に贈る手紙は、いつも直接二人で書いています。)
そこでは、あたりまえですが、論理的に、客観的に考え、『國吉農園』でも野菜ボックスを販売しながら、國吉農園の野菜の卸先であるOrangeBoxも『自然栽培セット』や『大山野菜セット』を販売すればいいのではないかという結論に至りました。
話し合ってその結論が出た時、ぼくは「OrangeBoxをやめようと思う」と、みっつとさおりちゃんに伝えました。
もともとOrangeBoxは、大山の魅力や大山の農家さんの想いを伝えることからはじまったものですが、みっつの野菜に対する想いや姿勢をまじかで見てれば見てるほど、気付いたらそんなみっつの野菜を伝えていきたという想いが人一倍強くなっていたんです。
みっつは、自然栽培だから、慣行栽培だから、という括りには一切拘らず、美味しい野菜を作るという一点にこだわり、野菜作りをしています。自然栽培や無農薬の野菜というのは、その結果でしかありません。
雑草ひとつとっても、雑草だから全部刈ってしまうこともありません。実は雑草にも成長を助けてくれる雑草があるから、それは残して野菜を育てたり、常にフラットに農業をみています。
そんなみっつの野菜だけではなく、農業に対するスタンスも一緒に広めていきたい。
きっと農業に対するみっつのフラットな姿勢は、農業の世界を変えるから。
だからこそ、もし『國吉農園』として野菜セットを販売することになるのであれば、『OrangeBox』でそれをやる必要はなく、『國吉農園』を応援するスタイルでいこうと決めました。そしてそれを伝えました。
そんな話をして最後の最後に、みっつとさおりちゃんが出してくれた答えは、
みっつ「『OrangeBox』が、自然栽培野菜や、そんな農業を目指すひとたちにとっての大きな販路になるまで、一緒にやってこう。」
さおりちゃん「まーしーは、好きなものじゃないと伝えられないんだもんね。一緒にやろう。」ちょっとおれが困り顔をしてたのかよくわからないんだけど、顔見て、
「ほめてるんだよ(笑)」とひとこと。
そしてにこにこ笑うライバルみのり!
おれが逆の立場だとして、客観的にも、論理的にもどう考えても、『國吉農園』ですることを選ぶと思います。でも、その先の可能性だったり、広がりだったり、そんなことに懸けてくれたからこそ、『OrangeBox』でいっしょに野菜セットを販売することを選んでくれたのだと思います。
正直ありがとうしか出てこなかったし、帰りの車で大山きてよかったー!!と思いまくりました。
だからこそ、おれがやることはただ一つ。
大山の魅力、野菜の魅力を『OrangeBox』を通して届けること。
これからも『OrangeBox』は、より深く深く根を張ってけるよう精進していきます。
合同会社sunsuntoでやること
合同会社sunsuntoで実施する事業は、基本的に変わりませんが、地域商社事業というカタチに変えました。なぜなら現状、『大山』の魅力を全方位360°あらゆる方面で伝えているからです。『OrangeBox』『OrangeTrip』も、『大山』の魅力を伝えるひとつのカタチです。そして+αで東京では、新たに拠点事業を始めます。(こちらは近いうちに報告します)
(関連記事『【チーム水彩】東京の東側のエリアで『やりたい』に挑戦できる場所づくりを始めました。』)
そんな感じでやっていきます、合同会社。
ちなみに上記の『OrangeBoxをやめるか、やめないか。』では、みっつとさおりちゃんとの話を書きましたが、
大山にきてからは、こんな好きなことしか伝えられない自分と一緒に楽しんでくれたり、応援してくれたり、支えてくれたり、遊んでくれたりするひとたちがたくさんそばにいてくれました。
そんな人たちとの繋がりが、この三年間の何よりもの財産だと思っています。
おかねなんかじゃ、ぜったいに得れないものをたくさんもらいました。
(関連記事『本気だから、あと800万円もらうより地域に残ることを選んだ男』まち冒険)
この三年間は、目には見えない根っこの部分をずっとずっと大事にしてきたのだなと思います。そして、だからこそ、もう一切ぶれないし、ぶれようがありません。三年で培えた目に見えぬ土台だあるからこそ、本気で未来を変えてける準備が整いました。
この三年間は、目には見えない根っこの部分をずっとずっと大事にしてきたのだなと思います。そして、だからこそ、もう一切ぶれないし、ぶれようがありません。三年で培えた目に見えぬ土台だあるからこそ、本気で未来を変えてける準備が整いました。
『大山』という場所、そしてそこから繋がった人の繋がりが、自分の根っこ。
世界は常に変わってるし、世界を変えようとも思わない。
でも目の前の一人の世界の見え方は、変えられるかもしれない。
それは今までの否定ではなくて、新しい肯定を知れること。
見えた方向性に進めば、自然とそんな未来がやってくるはず。
個人事業主から、合同会社にした理由は、未来への意思表示。自分の仕事で暮らせるようになったものの、会社にしてメリットがそれほどあるわけではありません。
ただそんなことは関係なくて、自分はさらに変わっていくんだという意思表示。
そして大山へ来た時の自分との約束、三年間を次に繋げる土台にできたよという証明。
ただそんなことは関係なくて、自分はさらに変わっていくんだという意思表示。
そして大山へ来た時の自分との約束、三年間を次に繋げる土台にできたよという証明。
不思議なことに、いま三年前に大山に来た時とまったくいっしょの気持ち。
でも確実に違うことがあって、それはいっしょに走れるメンバーがいること。
三年前より一段あがった、まったくいっしょの気持ち。
現状の知識や能力で全てが決まる世界じゃないってことを証明しよう。
いつだって見えない未来にワクワクしたい。
未来は、自分たちの手で変える。
でも確実に違うことがあって、それはいっしょに走れるメンバーがいること。
三年前より一段あがった、まったくいっしょの気持ち。
現状の知識や能力で全てが決まる世界じゃないってことを証明しよう。
いつだって見えない未来にワクワクしたい。
未来は、自分たちの手で変える。
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