2018年11月1日木曜日

【未来の大山町について】名和小学校のプレゼン大会にお呼ばれしたので、行ってみた。

天候 晴れ
今歌「ハンアンコタ」AL 


11月に突入しましたね!なんと大山は本日、今季初冠雪!
いやー紅葉まっしぐらでありながら、冬へもドンドン向かっていますね~



そんな秋と冬のあいだな大山にて、つい先日、大山町名和小学校での発表会に、ゲストとしておじゃまさせてもらいました。去年もちょうど11月頃に、米子市の彦名小学校に出張授業でおじゃましたことありますが、小学生でのお話は、ちょうど一年ぶり。




(関連記事『【STAR WORK】面白そうだから、小学校へ出張授業に行ってみた~去年振り返り編~』)



ちなみに今回おはなしをくれたのはこうじ先生ならぬこうじさん。地元のバスケットクラブチーム『名和キャブス』のチームメイト。楽しい機会をありがとうございます!!






そして驚いたのは、発表会前に六年生ひとりひとりからお手紙がとどいたこと。(名前のところ消してます)









めっちゃ嬉しかったし、みんなの発表を聞くのがめっちゃ楽しみになりました。
それでは、さっそく名和小学校での発表会について振り返っていきましょう!




大山町立名和小学校へ初潜入。



改めて…
10月31日(水)大山町にある小学校、名和小学校におじゃましてきました!





というのも、名和小学校六年生は『未来の大山町について』をテーマにプレゼンをする国語の授業があるのです。



今回は、その最終発表会のゲスト兼審査員として呼んでもらいました。ちなみに中間発表会では、大山町長がプレゼンを聞くゲストとして呼ばれていたらしく、それをもとにブラッシュアップした成果を今回発表してくれました。



とても近くにある小学校でありながら、学校内に入るのははじめて。校内に入ると、お出迎えの看板。ちなみに川ちゃんは撮影で参戦です。






今回のおおまかな流れはこちら!





小学生で自らの暮らしている町の未来を考えて、なおかつそれを大勢の人の前でプレゼンする。とてもいい授業だな~と発表を聞くまえから思っていました。



最終プレゼン大会、スタート!




今回は生徒を出せないので、簡単に各班のテーマをまとめてみます。


①一組A班
『大山町にある空き家の利用について』


②一組B班
『雇用を生み出す職業体験バスツアー』


③一組C班
『大山町を盛り上げるイベント』


④二組A班
『大山町の人口を増やすための取り組み』


⑤二組B班
『大山町を盛り上げる取り組み(空家を利用した食堂&ゆるキャラの開発)』


⑥二組C班
『大山町の歴史を活かしたまちづくり』



各班、とても印象的だったのはしっかり自分たちで考えて、必要だと思ったことを自分たちの言葉で表現しようとしていたところ。先生がどこまでプレゼンを作るのに携わっているのかは分からないのだけど、ちゃんと考えたアイデアなんだなって言うのがめちゃ伝わった。


県外の事例なんかも各班いろいろと調べてた。ちなみに『のまど間』や『まんがキャッスル』の事例もしっかり調べていて、町内や身近に考えるキッカケを得れるいろいろな取り組みがあるのは素晴らしいことだなと思いました。





個人的には、空き施設を利用して『ペット産業』を作りたい!という発表が意外性高くておもろかったな~!






『町』の単位で考えること、『町』の単位を外して考えてみること。



今回の発表には『観光』に関わることがとても多かったです。
町の課題を解決する方法として『観光』がでてくるのは、とても自然なことです。



なぜなら『観光』は、地方のほとんどの産業と地続きであるから。でも『観光』を考える上では、『町』という目線だけではなく、その枠を外してみることも大切です。



なぜなら、観光にくるひとは、『山陰』や『鳥取』や『大山』に遊びに来ているのであって、『大山町』という町を意識して遊びに来ているわけではないからです。あくまで『町』という括りは暮らしの上での、ひとがきめた『線』です。



そこから考えなきゃいけないこともあるけど、そこにとらわれすぎていては制限がかかっちゃう。なので、自分たちの町を良くするためにも、隣の町に暮らしている人たちといっしょにやってみたり、『町』という枠にこだわりすぎず、大きなエリアで考えてもよいよーということを伝えました。『DAISEN WORLD MAP』をひとりひとりに配り、自分が大山エリアでやってるしごとを例にしながら。





エリアで良いものを伝えられたら、結果としてそれはしっかり自分がいる足元である『町』にも還元されていくからね!あとは『課題』から入るのではなく、自分の『すきなこと』や『やりたいこと』から考えてみることも大事だよ~と伝えました。暮らしてるひとが、自分たちの町を楽しめてるのが一番やからね。




学校の『発表会』と手をつなぐ場。




とにもかくにも本当にいい発表会でした。ゲストが自分だけなのが、めっちゃくちゃもったいないくらい、いい発表会でした。一位になれなくて泣いてた子もいたから、それだけ一生懸命頑張ったんだなーと。よかったよーほんと!!!!



今後は、各分野のゲストを招いて、発表を聞いてもらってもいいと思うし。大山町文化祭のステージとか、もっと開かれた場で発表してもいいとおもう。それこそ名和にはまちづくり協議会があるので、そこがプレゼン発表したアイデアの受け皿として、おとなたちがサポートしながら、こどもたちと一つのアイデアを一緒にカタチにしていくのも面白いと思う。



アイデアを発表するよりも、アイデアをかたちにしていく過程の方が学ぶべきことがたくさんあるからね。ものすごいいい発表会だったからこそ、『授業』だけで終わらせるのでなく『実践』をともなう『授業』にできたらいいな。



今回みたいな授業が、『学校』で実施されてるのがめっちゃいい。だからその先を考えたくもなっちゃうし。改めて、ほんとに楽しい時間でした。名和小学校の六年生のみなさん、楽しい時間をありがとうございました!そして今回のおはなしをくださったこうじさんありがとうございました!!!






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