今歌 「大人の言うことを聞け」NakamuraEmi
やっほー!!
先日はジャミーにお呼ばれして、なわほ(旧名和保育所※ただいま絶賛リノベ中)で実施されたイベントに参加してきました。せっかくなので、その時の様子を簡単に振り返り&参加者の方々が関わっている事例を紹介したいと思います。
イベント名は、『溶かす教育』、キーワードは『共育』。
参加したと言っても、途中の途中参加で、全ての事例を聞くことはできんかったのだけど、気になったこと紹介。まずは、大山でのこどもに関わる『教育』関係の事例について。
「TEGOTEGO」~行政発、こども達のやりたいを「テゴする=手伝いする」プロジェクト~
鳥取県大山町役場企画課の柏尾さんがプロジェクトを紹介。
「TEGOTEGO」を簡単に説明すると、『子どもたちの夢や願いを、大人たちが全力でテゴしながら(手伝いながら)実現していく』取り組みです。
今年に入り2年目となるプロジェクトですが、その経過や今後の展開、課題についても語ってくれました。
ちなみにこの「TEGOTEGO」プロジェクトで、苦労した部分の一つは教育委員会への説明。どうこどもの為になっているのかを言語化して説明することは中々難しいですよね。
そんな中、一年目の「TEGOTEGO」で一番好評で話題になったプロジェクトが「こども議会」。実際に子供たちが自分達で議会を開き、自分たちの声を町政に届けた取り組みです。
教育委員会にも「これなら良し!」、ぜひ続けてほしいと太鼓判を押されたみたいです。
でもあくまで「TEGOTEGO」は、こどものやりたいから始めないと意味がないわけです。
「こども議会」が好評だったから、それを毎年続けようということだったら、その真ん中に子供たちはいないですよね。あくまで主役はこども。そんなスタンスで二年目も取り組んでいこうとしているのが「TEGOTEGO」プロジェクトです。
行政発ということで、今後は民間に業務委託というカタチで引き継いでいければというお話もしていましたが、実はここが一番大変なところだな~と思います。継続性という意味では、現在「TEGOTEGO」に携わる関係者や団体の中から、そこを担当できる人たちが出てくるのが一番いいのかもしれないですね。
そんな課題が見え隠れする中、民間初でこども達の「やりたい」を大人たちが全力でサポートする取り組みがあります。それが今回兵庫県新温泉町からゲストできてくれたおかちゃんが実施している『キミワク』プロジェクト。この流れで簡単に紹介していきたいと思います。
「キミワク」~民間発、チャレンジを育てる課外授業~
今回のゲストおかちゃん。実はおかちゃんが運営しているシェアハウスでDAISEN PARTYを実施させてもらったことも。
左がおかちゃん、右は主催ジャミー |
そんな岡ちゃんですが、漁村シェアハウスの運営、お土産雑貨の販売、学習塾の経営などなど取組みは多岐に及びます。そのなかで2018年から新しく取組はじめたのが「キミワク」というプロジェクトです。
『キミワク』では、全10回の「夢を叶えるための特別授業」を通して、子どもたちが「チャレンジを育てる→発表する→やってみる」を実践しながら学ぶ場を作っています。そしてそのやりたいを実現する資金調達の手段として、クラウドファンディングを活用しています。
プロジェクトページ |
2018年-2019年は、「小説家になりたい」「ツリーハウスをつくりたい」「町の名所をめぐるスタンプラリーを開催したい」「町の写真を使ってモザイクアートをしたい」という4つの夢が実際に動きはじめています。
ちなみに『キミワク』の枠組みは、運営のノウハウなども含めて共有することで、そのまま他地域で実施可能な仕組みになっています。
『キミワク』という取組みが、他地域に派生することで、こどもたちの夢を継続的に応援できる地域が増えてほしいという岡ちゃんの想いがここにはあります。
今回、それぞれプロジェクトを運営している人が顔をそろえて深い部分まで話せたからこそ、「TEGOTEGO」にも、「キミワク」の取り組みを活かしていけるのではと感じました。
ちなみに、キミワクプロジェクトを掲載したチラシを道の駅など色んなところにおいて、いいと思ったものに「いいねシール」をつけてもらって、プロジェクトの魅力を可視化したりもしてるみたい。これいいね。
応援する土台がある地域、大山。
そしてここまで話せばなんとなく分かるかもなのですが…
今回僕がイベントに呼ばれた理由は、「クラウドファンディング」の文脈からでした。
「キミワク」での資金調達手段としての「クラウドファンディング」。シゴト場カケルでREADY FORと連携しながら、何を実施しているのかをイベントでは簡単に共有させてもらいました。
そしてもしキミワク大山を実施することになるのであれば、そこはカケルを通してサポートをさせてもらおうと思っています。
ちなみに参考までに、カケルで実際にサポートしている取組は大きく分けて三つあります。イベント当日話したスライドシェアします。
①2%割引手数料
②達成報酬型クリエイティブサポート
③専門家との定期的な無料相談会
そして、あまり知られてないのですが、鳥取県大山町には全国の中でも、トップレベルに手厚いクラウドファンディング実行者に対してのサポートも用意されています。それが『大山町クラウドファンディング活用創業支援補助金』です。
挑戦するひとを町を通して応援しようということが、この制度ひとつからも伝わってきます。そういう意味でも、キミワクの取り組みを活かしたキミワク大山が実現できると面白いのではと感じます。
「地域のために」「こどものために」を続けるには、自分からはじまる適切な自己中心性を。
最後の最後に。個人的には「地域のために…」「こどものために…」というスタンスは続かないと思っています。あくまで自分はじまりでないと、自分が楽しむ気持ちがないと中々に続けるのは難しい。
そこで大事になるのが、イベントの中でジャミーが紹介していた「適切な自己中心性」というやつ。
あくまではじまりは、自分の気持ちから。自分がやりたいこと、かたちにしたいことを実行していくことで、それは結果として外に繋がっていくという考え方。
おかちゃんが実行しているキミワクも、自分のやりたいがたまたま「こどものために」と重なっているだけ。あくまではじまりは自分。自分からはじまるやり方こそ、一番持続可能性があると思っています。
ちなみに普段「教育」なんてことには、全く関わっていないけれども、小学校や中学校、はたまた高校に呼ばれる機会が多い。やっていることは、自分のやりたいことを周りにいるメンバーとカタチにしているだけ。(お呼ばれした時の様子ぺたり)
でもそんな自己中心性がありまくるものも、結局、どこかしらには「教育」との接点はあるんよね。誰かを代表して伝える「地域のために…」という言葉よりも、自分の中から出てくる自分の言葉の方が、響く。
自分自身、まだまだこどもに教えるという段階ではないけど、自分が思いっきりやり切ってることを伝えることで、何かのキッカケになればいいなと思うし、触れ合うことで自然と頑張ろうと思えてる。そういう意味では、こどもに教えるスタンスってよりかは、関わり合うことでこどもと一緒に育ってる共育ってスタンスの方がしっくりだな。
まぁ正直あんまこどもとかおとなとか境目考えてないけどね(笑)
そんなこんなで、久しぶりに出たイベントだったので、言語化してみました。こんな感じで定期的に、自分の頭の整理の為にも書いていきたいね。
ちなみに『キミワク』も『TEGOTEGO』も今年二年目がっつり継続していくプロジェクトですので、ぜひ引き続き応援&動向チェックよろしくおねがいしますー!!ジャミーイベント呼んでくれてありがとうー!!
■キミワク
■TEGOTEGO
■トマシバ
鳥取県大山の麓。名峰大山と日本海のあいだ標高300mに広がる広大な芝畑で、一日一組限定のグランピング。暮らしに触れる様々なアクティビティもご用意。滞在される方ひとり一人に合った旅行コースの相談ものってます。
トマシバ詳細は画像をクリック。
■ハレアメ
第一次産業はポップカルチャーを標語に掲げたローカルカルチャー誌。
■シゴト場カケル
シゴト場カケルは、鳥取大山のクリエイターが集うシェアオフィスです。さまざまな職種のメンバーがいるからこそ、そこで掛け算が生まれ、何かが広がっていく。お仕事のご相談はこちらからどうぞ。
自分自身、まだまだこどもに教えるという段階ではないけど、自分が思いっきりやり切ってることを伝えることで、何かのキッカケになればいいなと思うし、触れ合うことで自然と頑張ろうと思えてる。そういう意味では、こどもに教えるスタンスってよりかは、関わり合うことでこどもと一緒に育ってる共育ってスタンスの方がしっくりだな。
まぁ正直あんまこどもとかおとなとか境目考えてないけどね(笑)
そんなこんなで、久しぶりに出たイベントだったので、言語化してみました。こんな感じで定期的に、自分の頭の整理の為にも書いていきたいね。
ちなみに『キミワク』も『TEGOTEGO』も今年二年目がっつり継続していくプロジェクトですので、ぜひ引き続き応援&動向チェックよろしくおねがいしますー!!ジャミーイベント呼んでくれてありがとうー!!
紹介したいもの。
■キミワク
■TEGOTEGO
■トマシバ
鳥取県大山の麓。名峰大山と日本海のあいだ標高300mに広がる広大な芝畑で、一日一組限定のグランピング。暮らしに触れる様々なアクティビティもご用意。滞在される方ひとり一人に合った旅行コースの相談ものってます。
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■ハレアメ
第一次産業はポップカルチャーを標語に掲げたローカルカルチャー誌。
■シゴト場カケル
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