2017年5月23日火曜日

【マリンバ演奏会】鳥取県大山に、マリンバ奏者がやってきた。at国重要文化財門脇家住宅&旧名和保育所

天候 晴れ
今歌「所縁」阿佐ヶ谷ロマンティクス

やっほー!!!
本日はちょっと前になりますが、ゴールデンウィークの振り返り。
時間が許す限り、ゴールデンウィークの記事三つくらいは連続更新したい笑

そんな今回は、ゴールデンウィークに大山町で実施された二つの演奏会について振り返ります。

①「親子で楽しも♪パーカッション」主催:国重要文化財 門脇家住宅
②「マリンバ演奏会」 主催:まちづくり名和地区会議

実はこの演奏会、両演奏ともマリンバ奏者坂口あきちゃん&ピアノ伴奏者山田かなこちゃんのふたりによるもの。
そして何を隠そう、マリンバ奏者のあきは、だいのなかよしな友達。
大山にくるのもなんと今回で三回目。

そんなあきと山田がなぜ今回、大山で演奏会を実施することになったのか?
その経緯からおはなししてみたいと思います!



はじめての大山は、2015年のGW。


あきがはじめて、大山にきたのはちょうど2015年のゴールデンウィークでした。
ちょうどぼくが大山にきて一か月ちょっとの頃でした。
(関連記事「ゴールデンウィーク」)

このときは仲良し女子五人組で大山に。(驚くべきことに、翌年にはそれぞれみんな、一人旅や、ともだちを連れて大山にまた遊びに来てくれました笑)

当時大山にきてまだ一か月でしたが、四六時中だいせんを知りたい一心で走り回っていたので、すでにおすすめしたい場所はいくつもあって。
そんな場所を中心に連れまわしました。

お気に入りな大山ものづくり学校から


集落のバーベキュー参戦や、当時住んでいたのまど間で、大山周辺の若者も呼んでいっしょにごはんまで。(ちなみにこの一番左側にいるピートくんは、毎年ゴールデンウィークに東京から大山にきています、もちろん今年アキの演奏会にも両方参加していました笑)



そして、そんな連れまわし先の一つが、国の重要文化財門脇家住宅だったのです。
毎年ゴールデンウィークになると一般公開をするため、そのタイミングに合わせて遊びに行きました。


そして門脇家住宅では、毎年ゲストを読んでコンサートや演奏会を実施しています。

重要文化財が、維持・保存までしか手を付けれていない頃から、門脇家住宅は率先して、魅力を違った方法で伝えるために、維持保存の一歩先にある「重要文化財の利用」を推し進めていました。

そんな長年の歴史があるコンサートにおじゃま。
演奏後、アンケート用紙を書いて、門脇家住宅の門脇めいこさんに挨拶をして、みんなで少しおしゃべり。
「とても楽しかったですー」そんなことをみんなで話して、めいこさんも嬉しそうだったのを覚えています。

ここでは特に演奏会などの話をするでもなく、門脇家住宅をあとに。
そんなはじめての大山とあき。2015年ゴールデンウィーク。


声がカタチになる瞬間は、突然に。


門脇家住宅のめいこさんには大山ツーリズム協議会でお世話になったり、おうちにも度々おじゃまさせて頂いていたり、大山町地域おこし協力隊をやめた後もかなりお世話になっていました。

そんな中、今年の1月頃にイベントの企画で相談したいことがあると声をかけてくださり、そこではじめてアキの名前がでてきました。

めいこさん「ぜひ坂口さんに、こども楽しめるようなマリンバの演奏会をしてほしい。」

ぼくじしんもかなりびっくりしたのですが、なんと2015年の演奏会でアキと出会って話したときのことを覚えてくださっていたのです。一回会っただけなのに、あきほんとすごい。

アキもアンケートなどに「いつか機会があれば…」と書いていたみたいで、
まさかの二年越しで実現カタチになるとは!

スグにアキに相談してみるや否や「ぜひ!!!」と即答!!!笑

こういった経緯で…
①「親子で楽しも♪パーカッション」主催:国重要文化財 門脇家住宅
でアキが演奏をすることになったのです。

本当に、何がキッカケでカタチになるかなんて分からないね。
そしてあきが一緒に演奏するメンバーとしてつれてきてくれたのがやまだでした。
(前日に大きな演奏会があったにも関わらず、終わってスグかけつけてくれました、ありがとうー)

また、イベントを企画するタイミングにあわせて、めいこさんからこんな提案も。

めいこさん「大山町で活動しているまちづくり協議会でも、門脇家演奏会タイミングに合わせて、演奏会をしてみたらどう?演奏会で使用する楽器も、そのまま引き継いで貸しますよ!」

その言葉を受けて…
神田地区のたまちゃんに誘われ『まちづくり名和地区会議』にも所属していたので、そちらの会議でも演奏会を提案してみたら、会長さんやメンバー含め「ぜひ企画としてカタチにしてみたい!」とのこと。

そんな経緯で、
①「親子で楽しも♪パーカッション」主催:国重要文化財 門脇家住宅
に引き続き、
②「マリンバ演奏会」 主催:まちづくり名和地区会議
でも演奏会をすることになったのです。


自分が関わることで、閉じる可能性。



今回、演奏会を実施するにあたり一つだけ意識したことがありました。
それは、自分が関わらないということです。

「???」

上記の流れをみるとめっちゃ関わってそうですが、実は最初の窓口が僕だっただけで、それ以外の企画にしていく過程においては、ほぼほぼ関わっていません。(もちろんちょっとしたサポートはしてます。)

①「親子で楽しも♪パーカッション」主催:国重要文化財 門脇家住宅
であれば、アキとめいこさんが直接やり取りをして企画まで実施しています。

②「マリンバ演奏会」 主催:まちづくり名和地区会議
であれば、アキとまちづくり会議の会長さんが直接やり取りをして企画まで実施しています。

自分があいだに入らず直接かかわることで、お互いにとって『リアル』が見えるし、繋がっていくし、可能性も広がるから。

逆に言えば、自分が関わってしまうことで、自分の枠でしかものごとが展開しなくなってしまうこともあるんです。(たぶんアイデアとかにもおなじことがいえる気がする。)
その枠を飛び越えられる能力があっても、枠の外にはいけない。それはもったいない。
飛び出せるやりかた。

だからこそ、今回はあえて自分が関わらない方法で企画を進めてみようと思いました。
わくをつくらない方法。


地域おこし協力隊時代の経験を活かして。



実は同じようにゲストを迎え、パフォーマンスイベントを実施したことが鳥取県大山町地域おこし協力隊時代にありました。
大山町社会福祉協&琴浦町社協&大山小学校と、合計三施設でのパフォーマンス。
このときは、僕が中心となり、企画調整チラシ作りまで全て実施しました。
(関連記事「Power in da Performance〜楽しい空間を創る集団が大山町へやってきた〜」)

パフォーマンスイベントはどれも大成功。参加者の方々もとても喜んでくれました。
ですがパフォーマンス団体と、その各施設との継続的な直接のつながりを作れるには至りませんでした。

そこにあるのは、僕を通しての繋がりにほかならず、自分の枠の中で企画しちゃいすぎてたなと今ならわかります。

当時はきっと無意識のうちに自己完結させてしまおうとしていて、繋がる余白が残されていない企画のつくりかたをしてしまっていました。

観光で遊びに友達がきたときには、余白がある大山(ひと)との付き合い方を意識しながら実践していましたが、おなじことが当時イベント企画の際には意識できてなかったな~と。

でも正直なところ余白のバランスは、来てくれる相手にも依るところがあるので、何よりそのバランスの見極めが重要。
だからこそ自分が入口(窓口)となり、イベント企画に携わる際には、『自分が関わることで広がること、閉じること(=余白がふえる、へる)』そのバランスもしっかり考えて、自分の立ち位置を決めようとおもった。

自分が関わってしまうことで、自分の枠でしかものごとが展開しなくなってしまうのはもったいない。
入口になって、そこから広がっていく関係性。
入口から出口まで関わることで、深まっていく関係性。

入口から出口。どの場所でいっしょにあるくか。
どこまで一緒に走って、どこまで一緒にもぐるか。

しっかりバランスをみて、相手がいちばん心地よく動ける場所にいよう。

今回は完璧に入口(紹介するとこ)まで一緒で、そこでお見送り笑

そこから、主催者側(門脇家・名和まちづくり会議)が中心になって動いてくださり、それにゲスト(あき)が応えるカタチ。
自分がほぼほぼ関わらないところで、企画実施までカタチになったのがうれしかったです。ひろがった。

それでは実際に当日の様子を振り返っていきます。


「親子で楽しも♪パーカッション」at門脇家住宅 



2017年5月5日(金)17:00~
「親子で楽しも♪パーカッション」
主催:国重要文化財 門脇家住宅』


舞台はもちろん国重要文化財門脇家家住宅。
大山町所子の「重要文化財門脇家住宅」は、明和六年(1769年)に築かれた茅葺屋根の旧家で、鳥取県内を代表する大型民家建築物です。
☟門脇家住宅の魅力はこちらから☟
(関連記事『【DAISEN TRIP】秋の大山満喫コースはこれで決まり!!』)



演奏時間が迫るにつれて、老若男女お客さんが集まってきました。


演奏時間になり、門脇めいこさんのご挨拶。


そして、遂にマリンバ奏者あき&ピアノ伴奏者山田が登場。
まっしろなおそいの衣装。
自己紹介からの演奏開始。


演奏スタート!
動きが俊敏すぎて、何回撮影しても顔がぶれぶれ笑
みなさん演奏に聴き入っていました。


今回は、こどもの日に開催ということで、学校でもよく見返れ楽器からとてもめずらしい楽器まで、演奏とともに紹介してくれました。


演奏後は興味を持った子たちに、楽器の演奏方法もレクチャー!
ちなみにいま叩いている楽器がカホンです。


なんと参加費がかかるにも関わらず35名ものお客さんがお越しくださいました。
子供向けなのだけど、こどもからおとなまで楽しめる演奏会でした。
最後は集合写真ぱしゃり!!

みなさんありがとうございました。





「マリンバ演奏会」at旧名和保育所



2017年5月6日(土)10:00~
「マリンバ演奏会」
主催:まちづくり名和地区会議


今回の舞台は、旧名和保育所。
かつて保育所として使われていた場所の有効利用手段のひとつとして今回コンサートを実施しました。

一日目に引き続き、今回も35名もの参加者。
門脇家住宅に比べると、すこし年齢層はたかめでした。
それでは写真で振り返り。

まずはまちづくり名和地区会議会長のご挨拶。


そして、マリンバ奏者あき&ピアノ伴奏者山田が登場。
一回目とは違った衣装。自然体なり。


演奏はじまりました。
旧名和保育所はとても音色がひびきます。


鉄琴で演奏しいたあとはお待ちかねのマリンバ!


みなさん聴き入っていました。


そして最後は、マリンバ&カホンを使用して、星野源「恋」を演奏。
からだを揺らして楽しんでいたり、手拍子があふれたりと本当に楽しい空間でした。


そして無事、演奏会は終了。
またまた演奏後には楽器で遊ぶ時間。


音を楽しむ。これぞ音楽!!


そして最後は、あき&山田、東京から遊びに来てくれたピート&さおりちゃん&みっつ夫妻とぱしゃり!


あき、山田、二日間おつかれさまー!
とても素敵な演奏会をありがとう!!!


おとで広がる未来。


今回、二日目の演奏会を終えた後に、会長さんやメンバーの方からぜひ定期的に演奏会をお願いしたいという声が出ました。

正直、友達のおれが見てもアキの演奏には聴き入ってしまった。
むしろ感動れべる笑
会の進行のトークも臨機応変で、抜群にうまくてびっくり。

本当に音楽で生きてるんだというのを身をもって感じた。
そして、おれも頑張ろうって。音で肩おされた!

今後あきが大山にくるタイミングに合わせて演奏会もできるみたい。
旅行としごとの両方で、地域と関われることで、また違った大山に気づいてもらえるかもな。
おとで広がる未来。

ちなみにアキは歌のおねえさん的なこともできる(ピアノはもちろん山田です)ので、そんなおしごとも興味あれば連絡お待ちしてます!こっちくるタイミングでコラボできるかもです。つなげます。
(動画参照)

こうして大山といろんな関わり方ができるともっともっと楽しくなりそう。
今後は音楽だけではなくて、スポーツでもやっていく可能性あります。
でもでもあくまで自分は大山への入口。大山への一歩目のきっかけ。
うんうん、みらいがたのしみ!


ちなみに、あき&やまだ御一行は、実は大山もしっかり楽しんで帰りました笑
その様子はあしたblogで更新でもしようかな!
それではまたあしたー!!!
あき&やまだほんとにありがとー!!

紹介したいところ


門脇家住宅

住所:鳥取県西伯郡大山町所子360



あき音楽教室






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