今歌 「ホリデイ」Sugar's Campaign
やっほー!!!!
今日は「サントリー森と水の学校」の研修会でした。
研修会では、様々なワークを通して「サントリー森と水の学校」の考え方・あり方等をメンバー同士で共有しました。
僕は今年で二年目を迎えますが、自分の「森と水の学校」に対する考えも改めて再認識できました。せっかくなので自分のメモとしても改めてまとめておきたいと思います。
そもそも「サントリー森と水の学校」ってなんだ?な人は下記リンク参照。
☞『サントリー次世代環境教育「水育」』
そもそもなぜ「森と水の学校」をはじめたのか?
そもそも去年の四月、自ら事業をスタートしたタイミングで、なぜ「森と水の学校」に参加することを決めたのか。
それには、大きく分けて二つの理由があります。
①自らの事業にプラスになると感じたから。
一つ目の理由は、自らの事業にプラスになると感じたからです。
僕が今年四月からスタートしたOrangeTrip/OrangeSpace/OrangeBoxは、『大山の今の魅力を伝える』ことを大前提としている事業です。
しかし完璧な状態でスタートしたかと聞かれると、そんなことは全くなく、いまも進みながら試行錯誤している状態です。
そんな中で、自分の事業とは別に「森と水の学校」で大山の自然・森に関する知識を深めることは、今後間違いなく自らの事業にプラスになると感じたのです。
以前のBlogから引用すれば…
結論から言うと、僕自身、ガイドになりたいわけでも、ガイドを目指しているわけでもありません。
なぜなら、これから僕が大山でやっていくことは、暮らすひと(大山の魅力伝えたいorガイド能力or特殊能力)と、あそびにきたひとを繋ぐことだから。
でも実は、その繋ぐ中心には”大山”という場所がある。
だからこそ、その中心にある大山の知識を深めることは、自らの事業にプラスに繋がると思っています。
ひととひとを繋ぎ、より相乗効果を発揮するには、自分自身もそのフィールドをより知っておく必要がある。繋ぐ役割をもつ僕が、その能力を持てれば、よりいっそう楽しい場が創り上げれるとおもっています。
つまり僕がここで体得しようとしている能力は、将来的にガイドをするためのガイド能力ではなくて、自分が目指すべきセカイを実現するために、自分にとって必要な能力。この引用部分に尽きます。
だからこそ全力で取り組みます。(引用:「ミライをイメージするチカラ」)
「森と水の学校」で経験することは、今後自分が目指すべきセカイを実現するためにプラスになる。
そう強く感じたからこそ、踏み出しました。
②生活する上での収入源になるから。
二つ目の理由は、収入源になるからです。
事業の基盤が完全には整っていない状態で、地域起こし協力隊を卒業したからには、生活する上で収入源も必要でした。
(関連記事「大山町地域起こし協力隊を卒業します。」)
自分の事業が一人立ちするまでの期間は必ずあります。
その期間生活していく費用をまかなう収入源の一つです。
しかし、何でもかんでも収入源を増やせばいいというわけではありません。
いくら単価が高かったとしても、その仕事自体が自分の事業にどう関わっていくかがイメージできない限りはやりません。
長い目で見て、自分の事業にプラスになりうるという①の条件を満たして初めて②の条件が出てきます。
周りから見たら一見事業とは関係ないことでも、自分自身が「未来に繋げていける」と確信ができるものしか実際には取り組んでいません。
実際に繋がるかどうかは分かりませんが、自分が繋げていけると信じれるかどうかを一つの基準としています。
そういう意味では…
農家さんの元で働こうと思ったことも、
(関連記事「ブロッコリーから広がる世界。」)
漁師さんの元で働こうと思ったことも、
(関連記事「【海がある暮らし】面白そうだから、見習い漁師になってみた。」)
「森と水の学校」で働こうと思ったことも、
(関連記事「ミライをイメージするチカラ」)
全て同じ判断基準をもとに動いています。
自分の中での判断基準、大事にしたい軸を持っていることによって、「何をするか」ではなくて「何をしないか」が明確に浮き彫りになります。
「それって、ほんとに自分が大事にしていることを押し進める為に必要なの?」
そこに、いつも立ち返らせてくれます。
自分ひとりでスタートしているからには、からだは一つしかありません。
その中で、「何でもやります!」は無責任。
自分が目指したい世界をしっかり提示した上で、「やるかやらないか。」を決める。
そうすれば、相手もしっかり納得してくれます。
ちなみに「できるか、できないか」は、いま現状の能力のハナシなので、それをもとに判断することは絶対にありません。
その判断基準であれば、ブロッコリーも、漁師も、ガイドも経験がないので、やらないことになってしまいます。
“やったことない”は“できない“ではないし、“できない”は“できる”に変えられるからこそ、いつだって未来を向いた選択をする。
実際「森と水の学校」を振り返ってみてどうだった?
一年間『森と水の学校』を通して基本的なガイドスキル・森の知識・安全管理を、実践を通して学ぶことができました。そして、ガイドリーダーにも認定され、10人程度の家族グループの案内を毎回させていただきました。
一年間『森と水の学校』を通して学んだことは、確実に各事業にプラスに働いています。
特にOrangeTripでは顕著にそれを感じます。
OrangeTripはガイドを募集・育成するのではなく、大山に暮らす人にガイドになってもらうプログラムです。そして基本的に僕は、ガイドになってくださる方のサポート役として入ります。
しかし、そのサポート役である僕自身がフィールドの前提である大山をガイドできる能力を有していることが、プログラム自体の底上げに繋がっていると感じています。
『森と水の学校』では、リーダーを任せて頂けるレベルにはなりましたが、まだまだ知識が乏しいことを実感しているので、引き続き実践を繰り返していきたいと思います。
『森と水の学校』での出会い。
上記で示した様に、もともと自分の事業にプラスに繋がることが、「森と水の学校」に参加した大きな動機です。
しかし、そんな大きな動機となった目的よりも、嬉しいことは先にきました。
それは、「森と水の学校」にガイドとして参加されているみなさんと出会えたことです。
去年で引退されたゴルジイをはじめ、リョウカンさん、かよ姉、こみっちゃんの知識の深さや伝え方は、一緒にまわらせて頂き本当に勉強になることばかりでした。
「森と水の学校」に参加されているみなさんの共通点は、自然が大好きで、森が大好きで、大山が大好きで、生き物が大好きなところ。
そんな人達と一緒の方向を向いて関われることで、いままで視野に入っていなかった自然や生き物に、より一層目が向くキッカケになりました。
同じ場所でも、見え方が変わると、景色も感じ方も一変します。
いままで見えていなかった世界が、彩られます。
もともと大山に一目惚れして、東京から移住した僕ですが…
より一層大山を大好きになるヒントをたくさん頂けてるなーと感じます。
『一緒にいることで、目の前の景色を彩れる。』
それが、『機械』ではなく『人』がガイドとして生き残れる条件なのかも。
本日のまとめメモ
最後に本日のワークを通して、まとめた『森と水の学校』メモをのせておこ!
ミカン班のメモ覗き見!
『森と水の学校』は企業活動であり、安心安全を第一としながらも、参加者が楽しめる運営が求められる。その目的を最大化するためには、①意識(自己関係)②コミュニケーション(他者関係)が必要。
またその全体である企業活動の理念を、体現するのが各リーダー。
リーダーになった動機は、過去軸の動機(自然好きetc..)と未来軸の動機(本業に繋がるetc..)など人により様々ですが、その動機を活かした心持ち(心)や、知識(技)がガイドをする上では必要。
『森と水の学校』の研修では、①意識(自己関係)②コミュニケーション(他者関係)はもちろんですが、リーダーとしての心持ち(心)や、知識(技)についても学ぶ場所。
体力(体)は自ら鍛錬しましょう笑
以上本日のまとめメモでした!
今回紹介したプログラム
サントリー水育「森と水の学校」
HP:http://mizuiku.suntory.jp/gakko/
0 件のコメント:
コメントを投稿