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2016年9月20日火曜日

【暮らしツーリズム】偶然を楽しむためには、余白が大切。

天候 曇りのち雨
今唄 「home」木山裕策

やっほー!!
先日「【暮らしツーリズム】大学後輩が大山町民になってみた。」で暮らしに根ざした観光、暮らしツーリズムの記事を更新しました。
暮らしツーリズムは、大山に遊びにきてくれたみんなを、単にゲストとして迎え入れて表面的に観光地を案内するのではなく、その暮らしに根ざした内面的な大山も見てもらおう!というものです。つまりゲストとは思っていません笑
もちろん僕が知っている魅力的な大山を連れ回しますが、もてなすというよりかは、一緒に楽しもうというスタンスです。
連れ回すなかで、もちろん観光地も案内しますが、そこに暮らしている”人”も一緒に紹介。観光地を案内することは、誰にでもできますが、地元の”ひと”もフラットな関係で一緒に紹介できるのは暮らしているからこそできること。
そんな大山での暮らしを、今回は中学校の同級生てぃってぃ&しーちゃんと、堪能しました。
今回の一番のハイライトは、なんと言ってもイノシシの解体!
そして暮らし体験もしつつ観光地巡りもする。ニッチとメジャーどころのバランスを意識して連れ回しました。それでは、振り返っていきましょう!!



一日目

OrangeSpace▷平澤牧場▷大神山神社&金門&大山寺▷本宮の泉&町歩き▷のまど間

OrangeSpace

なんと東京から大山まで車できました。車で大山まできた友人は初めてです笑
体力を回復するため、畳の部屋ですこし休憩してから始動!!

平澤牧場

みなさんご存知平澤牧場
大丈夫ラーメンを食べたあとは、
なしをいただく!
ありがとうございます!!
 大山寺エリア(大神山神社&金門&大山寺)

日本一長い自然石の参道を歩きます。

僧兵が修行したと言われる金門へ

雨の中楽しくハイキング

お炊き上げ

霧の大山寺も風情があります!

なでると願いが一つ叶います。
おめでとう!

裏道で子地蔵とぱしゃり
 本宮の泉&町歩き
水の綺麗さに驚嘆
本宮の泉

蟹はっけん!!!

門番のネコ

町歩きしてみました。
 のまど間

アニメーションプロジェクト下見で滞在中のアーティスト力さんが、特製カレーを振る舞ってくれるということで、のまど間に集合!!(アニメーションプロジェクトってなに?方はこちらからどうぞ▷【Dsisen Animation Project】)

のまど間へようこそ!!!

地元メンバー大集合!!

カレー食べるぞー!!

チカラさん特製カレー
その名も
チカレー
チカラさんから今回のアニメーションプロジェクトに繋がるアンケートを紹介

アンケート記入

アンケート内容は、ざっくりいうと以下三点
①東西南北を色で示して
②あなたの想う大山を絵で表して
③唄をつくって 
チカラさん特製グッズも紹介

みんなで寛ぎタイム

夜遅くまでみんなで面白おかしく話しました。
チカラさんのアドバイスすごい。
みんなで良い時間をすごしました!

二日目

芝体験▷豪円湯院▷よしぱん▷ジュピタリアンヒル▷木料海岸▷いのしし解体

二日目は、一日目に比べると、かなり暮らし色が強い一日。
地元の仕事、地元の食を堪能した一日。ラストは、イノシシの解体!「いのちをいただく」ということはどういうことか、より考えるキッカケに。

芝体験
こちらもみなさんご存知、芝体験。体験と言っても、午前中ガッツリ作業します笑
なかなかできない経験+地元の方とも一緒に和気あいあいできるのがいいところです。たまちゃんいつもありがとうございます!

まずは最初のステップ芝重ね
9枚を1つにまとめます。

第二のステップ
芝絡み
だいぶ苦戦していました笑

頑張ってます!

作業を終えて倒れ込むティッティ
余裕のしーちゃん

和気あいあいみんなで休憩
飲み物とお菓子をたべながら。

集合写真
おつかれさま!!
 豪円湯院
芝作業で汗をかいた後は、ガッツリ温泉。鳥取で一番標高が高い場所にある温泉、豪円湯院へ。温泉後は、豪円定食をがっつきます!!

銭湯でスッキリしたあとは、おんせーーん!
よしぱん
大山町のパン屋と言えばよしぱん!!間違いない味。店員さんもフレンドリー、よしぱんの雰囲気すきです。
なんという店構え

寄ってパシャリ

パンのいいにおいが充満してます。

パン大量に購入しました笑
ジュピタリアンヒル
不思議な雰囲気ジュピタリアンヒルへ。やまのうちさんに会えず残念。やまのうちさんが関わる境港ツリーハウスへは25日行く予定。たのしみすぎる。

ジュピタリアンヒル
ここだけで一つの世界。

天空テラスへ。
木料海岸
大山は海もあるんです。ということで、フレスコボールでおなじみの木料海岸へ。波と戯れました。

いのしし解体
いつもお世話になっているブロッコリー農家ゆうじさんのもとで、いのしし解体作業。その日の朝捕って血抜きしたばかりのイノシシ。本来狩猟期間は二月までなのですが、大山町ではイノシシは害獣に指定されているため、捕獲して解体します。これも大山の暮らし。
※これ以降、解体の様子を少しのせています。気分を害する可能性がある方は、この先はご覧にならないことを強くオススメします。

約60kg
中くらいのイノシシ

イノシシと向き合う

皮をすこしずつはいでいきます。
皮はぎ作業に時間がかかります。
解体したお肉は、その場でいただきました。

塩こしょうをかけるだけで美味しい!!
 以上、一泊二日弾丸トリップでした。
来年は中学バスケ部&バレー部で一緒に旅行なんかもいいかもな!!

偶然がいちばん面白い

いつも大山を案内する際に、大事にしていることがあります。
それは、その日になるまで行く場所も、タイムスケジュールも何も決めないことです。
その日の天候や、みんなの調子をみて、その場で臨機応変に決めていきます。天候によって、オススメスポットは変わっていくし、その日しかやっていないイベントに偶然でくわすかもしれません。その”偶然”を逃さないためにも、いつもその場その場で回る場所を決めています。
二日目なんかは、芝作業も最初はする予定はありませんでした。一日目大山のことを話していく中で、「芝やってみたい!」となったので急遽参戦しました笑
いのしし解体も、二日目のお昼に連絡をもらって行くことになりました。
でもこうして振り返ってみると、そうやって巡ってきた”偶然”がめちゃくちゃ面白いんです。僕の人生も”偶然”の連続でできています。そして”偶然”が面白いのをどこか直感で分かっているので、その一瞬が来た時を逃さぬよう生きてます。大山に辿り着いたのも、普通なら素通りしかねない”偶然”を掴み取ったからだと思ってます。
”偶然”っていうのは、つまり予想もできないこと、言うなれば、自分が想う範疇の外側からくるものです。コントロールできないもの。でもその”偶然”をしっかり掴み取れば、あとはそこから自分の意志で進めます。
大山を案内する時に”ひと”をたくさん紹介したいのも、
”場所”は動かないけど、
”ひと”は動くからなんです。
”ひと”じたいが”偶然”を引き起こすキッカケになるんです。だから面白い!
いつだって”偶然”を楽しみたい。”偶然”を楽しめた時まさにその状態が、行き当たりバッチリ!!!!これからも、コントロールできない”偶然”を楽しむために、余白をもってたのしんでいきたいと思います!
(関連記事「偶然絶後の旅へようこそ」)

今回いったところ

豪円湯院
ところ:鳥取県西伯郡大山町大山25番地
公式HP:http://www.goenyuin.com


よしぱん
ところ:鳥取県西伯郡大山町東坪849
Facebookページ:https://www.facebook.com/よしぱん-204377979741033/









2016年8月19日金曜日

【とりゼミ講演】講演でしゃべりたおしてみた。〜一般社団法人全国学生連携機構&南部町主催企画〜

天候 雨のち晴れ
今唄 「メトロ」プププランド

やっほー!!
三浦海岸から戻ってきた次の日、
実は、”こうえん”してきました。

こうえんです、こうえん。
そう講演ってやつです。
あのみんなの前に出てしゃべるやつです。

講演と言えばちょうと去年の今頃、倉吉未来中心ホールという大きめの会場で、福井さん率いるIJU大学さんから講演をさせてもらう機会を頂きました。(当時記事「面白そうだから、トークショーでゲスト出演してみる。〜”トットリ県”を面白くする七人の侍〜」「”あたりまえ”の更新」)
20分という時間をもらって、大きなスクリーンを使ってひとりでしゃべりたおす。TEDみたいなイメージに近いです。

実は大勢の人前で話す機会を頂いたのは、去年の講演がはじめてでした。
大山町に移住してきたばかりで、まだ何も実績も目に見える成果もでていない自分に依頼が来たときにはビックリしました。が、依頼がきたことは何かしら自分に期待してくれていることがあるのだと感じ舞台にあがりました。

去年、講演依頼が来た理由としては、やっていることが評価されていたわけではなくて、「東京うまれ東京育ちが、縁もゆかりもない鳥取県大山町に移住」というカナリキャッチーなコピーがあったからだと思っています。

そのため当日は、”いまここに至るまでのキッカケ、道のり”を中心にはなしました。
あの時は、”大山という場所に一目惚れしてやってきた”という話しはできても、その大好きな場所でじゃあ具体的に何をしていくのかっていう未来のハナシを明確に伝えることはできませんでした。(もちろん目指すべき方向性など、やっていきたいことは話せしましたが、そこで具体的な行動は示せませんでした。)

なぜなら、自分が向かう方向性は確信を持ちながらも、具体的な部分については常に全力で考えて、常に全力で動いて志向錯誤している時期でもあったからです。

あの講演から約一年。
いまは自分の想いを少しづつ形にしはじめています。

そして今回、講演依頼が来たのは、「東京うまれ東京育ちが、縁もゆかりもない鳥取県大山町に移住」というキャッチーなコピーがあったからだけではなくて、「その先(大山町で、はじめた事業について)」も知りたいという理由からでした。

少しづつ前進しているからこそ、今回の依頼がきたのだと思っています。(まぁ企画の中心で動いている伊藤ちゃんと”大山”で知り合ったからという理由も多いにありますが!)
依頼が来たからには、”今まで”と”今”と”これから”をいかんなくしゃべりたおしてきました笑

さて導入がとても長くなってしまいましたが、じゃあ今回いったい何の講演依頼だったのか。実は、今回はとりゼミというスタディツアープログラムの一環として、実際に鳥取で活動していることを、地元の学生や県外の学生に紹介するための講演依頼でした。

とりゼミっていったい何?

とりゼミはじめて聞いたってひといます?ぼくもこの前知りました。
この機会にぜひおぼえてかえってください笑

簡単に言うと、とりゼミとは、鳥取県の豊かな自然、歴史を活用し、鳥取県の良さを学生に理解してもらうスタディツアーです。三泊四日。参加者は西部地区の高校生並びに、県内県外大学生を対象にしています。

今回も東京、埼玉、長崎などなど各地から県外の大学生も集まっていました。

とりゼミの企画背景を話すと…
実は2016年3月(さいきん!!!)に、一般社団法人全国学生連携機構と南部町の間で連携協定が結ばれました。(知らなかった!!!)そんな繋がりから、一般社団法人全国学生連携機構&南部町手動で、全国の学生が腕試しできるマナビの場として鳥取県に集める仕組みを作るための一つの手段として、このとりゼミの企画もうまれたみたいです。

まさか大山町民が、南部町主催の企画で紹介されることになるとは思ってもなかったです笑
まぁでも大山町も南部町もその他周辺地域も、観光という文脈でみれば、全く区切りはないので、どれだけ自分の町だけではなくて、情報や行動をシェアしていけるかも、これからは大事になっていくはず。
観光は連携することで、各々のチカラが更に輝く。

それでは簡単に講演振り返り。


講演スタート

ズドンッ!
講演場所は、大山青年の家。
今回の企画は、大山青年の家の主催事業「在学青年交歓の集い」とのコラボ企画でした。


ちなみにとりゼミ二日目のプログラムはこちら。
スタートは南部町長の講演、フィニッシュは佐々木正志の講演です笑

講演時間は質疑応答も含めて全体で1時間。
最終的には質問もいくつか出て、1時間は少しオーバー。
でも講演自体はぴっったり時間通りいけたかなと。

伝えたいことは、しっかり伝えられたと思います。
基本的には自分がいつも話していることを決められた時間の中でコンパクトにまとめて伝えました。

なのであえてBlogでは書きません。
Blogで伝え続けていることの凝縮版だと思ってもらえればいいかも。
資料もけっっこページ数作り込んできたのだけど、ほとんどしゃべり中心笑

時々事業の補足として資料を使いながらはなした程度。
最初の1ページから、話しだけでだいぶ派生させました。まぁ一番最初がおれの今やってることに繋がってくるので、そこはまず中心的に話しました。
最初の1ページだけ紹介!
ずどーーーーーーん。

辰年獅子座ってなんか強そうだよね、と、みるのはそこじゃなくて笑
まず経歴が
二浪して早稲田入って、東京で就職して、二年間広告代理店で働いて、縁もゆかりもない鳥取県大山町に移住して、そこで一年で協力隊卒業したのに、なぜか大山町に残って自ら事業をいくつかはじめる。良く人には言われるのだけど、側だけみたら確かに謎すぎるよね笑

しかーーーーし自分の中では、ずべて自分の意志がある上での行動なので、すべてにちゃんとした自分ならではの理由がある。
その初めて見た時の謎と感じるギャップの部分を、なぜその道を選んだのか理解できるようしっかり説明しました。

講演終わったあとは、高校生&大学生のワークショップにも一緒に混じり交流。
高校一年生で今回の合宿に参加していたり、今年南部町に移住し教育系の事業で起業する熱い学生に出会えたり、南部町地域起こし協力隊シロケンの話しも聞けたりと、なんか色んな面でよかった。

南部町に移住する予定の彼には、今後、いままで自分が得た情報やひととの繋がりをいかんなくシェアできればよいな。
みんなで一緒に、地域をよくしていきたいね。みんなで良くして行く為にも、まずは自分が誰よりも突っ走ろう。
ワークショップの様子をぱしゃり。


大学生&高校生交じってワークショップ


高校一年生&早稲田大学まさかの学部後輩&東大生&職員の方
グループに交じり一緒ににワークショップ
みんな積極的に発言しててよい!!!!!

まとめ

まぁこんな感じで講演でしゃべりたおしてきました笑
確実に自分が発するコトバが、誰かから借りてきた言葉でななくて、自分の行動から発せられる”自分だけのコトバ”になってきている。それを確信した。

だからこそ自分も堂々と話せるし、相手にも響く。
あたまわるいから行動量でしかカバーできないのだけど、その行動量のおかげで”本を読んで身につけた知識やコトバ”ではなくて、”自分の実感で身につけた知識やコトバ”になってきている。

またいつだっていつもの自分ではなすのが大事。
講演だからって自分を取り繕う、良くみせようとなんてしなくていい。
自分の場合は、そこを意識したとたんに、響かなくなる。

今の自分は今までの積み重ねで、自分史上最高の自分だから、
ありのままではなす。それがぜったいに一番つたわる。

そんなことを再確認できた日でもありました。
本当に良い機会をありがとうございました!
引き続き自分らしく突っ走っていこうと思います!
びゅーーーーん

今回おせわになった団体
JASCA 一般社団法人全国学生連携機構
ところ:東京都世田谷区北沢4-19-7-102
公式HP:http://jascajasca.wix.com/jasca


今回お世話になった場所
大山青年の家
ところ:鳥取県西伯郡大山町赤松明間腹312-1
公式HP:http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=4308