今歌 「一日の終わりに」ハナレグミ
やっほー!
今日は、大山寺エリアにある宿坊山楽荘さんとOrangeTrip打ち合わせ。
冬に向けて二種類のプログラム内容を作り込んでいます。
“動”と“静”のプログラム。今シーズンからは、山楽荘さんと頻度を高めに実施していきます。冬に関しては、去年の実績もあるので、その経験も活かしながら二シーズン目楽しんでいこうと思います!
そして大山寺エリアは、あとちょっと紅葉と雪のコラボレーションが楽しめそうです。と言っても今週で終わりそうですが。僕にとっては、紅葉と雪が一緒にみれる景色はめちゃくちゃ新鮮。ぜひ足を運んでくださいね!
そんな大山・山エリアを堪能した今日ですが、昨日の夜は大山・海エリアを堪能してきました!
大山・海エリアについて
大山・海エリアと言っていますが、いわゆる“日本海”というやつです。冬の大山スキー場からは海が見渡せる程、とても近い距離に山と海が立地しています。そんな大山エリアは、“山”のイメージが非常に強いですが、“海”も負けてはいません。大山町御来屋漁港は、沿岸漁業では県内第二位の漁穫量を誇り、海産物も非常に豊富です。ではなぜそれほどのクオリティを持ちながらも、海のイメージが弱いのか?
それは、一般の人が“海”を感じれるスポット・体験が少ないからだと思います。その問題点を解消しようと2008年に作られたのがお魚センター御来屋(お魚直売所&レストラン)です。実際に“食”を通して、海エリアにしかできない大山の魅力を作っています。
ただ、“体験”という部分では、まだ弱いかなと感じています。そういう意味で“海”の観光プログラムを作りたいという想いは前々から持っていました。なぜなら、“海”こそ大山エリアを、より魅力的にする要素の一つだからです。
そして今回なんと、実際に観光プログラムを作ることにな……ってはないんです笑
実は、そのもっと根っこの部分。
そう!なんと実際に漁師さんのお手伝いをすることになったのです。
漁師見習いなるってよ。
ぼくがカタチにしていきたいのは、暮らしに根ざした観光。その部分にアクセスできるようなカタチを目指しています。だからこそ、実際に“海の暮らし”を通して、“海”を知って行きたいなと思います。
僕は自分で感じたこと、本気で思ってることしか言葉にできないし、カタチにできません。
なので、まずは実際に“海”の現場で働いてみます。今の考えを更に膨らませるキッカケになるかもしれないし、今とはまったく違った視点がみえてくるかもしれない。楽しみです。
ちなみに今回お話をくださったのは、漁師加藤さん。
協力隊時代には、定期的に連絡をくださったりと、いつも活動を気にかけてくださいました。僕が大山町地域お越し協力隊を辞める際にも、仕事の面など心配してくださり「冬は漁の仕事があるから、ぜひ!」とお声がけいただきました。
そして今回このタイミングで実現しました。ありがとうございます!
昨日は現場見学で一日終了。基本的には漁で収穫した魚の水揚げから箱詰めまでの作業です。せっかくなので自分自身の振り返りも含めて、写真をアップします!
海のしごとをやってみよう。
PM11:00 御来屋漁港到着
暗闇の中さんさんと輝く漁船。御来屋漁港の米子側に船が漂着しているのを発見。
船発見 |
PM11:30〜AM1:15 網を引き、魚を取る作業。
10t漁船。大山町で一番大きな船(らしい)。
お魚大量!!!と思いきや、ピークではこの10倍程とれるとのこと。
お魚大量 |
網に絡まった魚は人力で網をといて捕獲。
深夜にも関わらず、みなさん汗だくです。 |
魚は氷流箱へ。
キンキンにひえています。お魚は死後硬直してます。 |
AM 1:30〜3:00 お魚仕分け・箱詰め
場所を漁協センターに移します。箱に氷を敷き詰めます。
魚の種類によっては、氷を後から敷き詰める場合もあり。
以外にこの作業がキツいとのこと。バスケのトレーニングになりそうだから嬉しい笑
魚の重さを測っていきます。
重さごとに魚を仕分けしていきます。
仕分けたさかなを箱詰めしていきます。
違え違いにして箱詰め。
箱詰め終了後は、箱に魚の総量を書き込んでいきます。
「7.6」は7.6kg!
魚を箱詰めしたあとは、御来屋漁港でとれた印であるビニールをかぶせます。
この状態で出荷していきます。
以上。
大体全体の作業が終了したのがAM3:00頃でした。こんなにま近でお魚出荷作業を見たのは初めてでした。次回からは、僕も参戦!
帰りには、おみやげをいただきました。そう、その場でさばいた獲れたてのお魚!!
家に帰って早速、お刺身と塩焼きでいただきました。野菜と同じで、とれたては美味しいね、ほんと!!
なんて贅沢な暮らし。ちなみに今日の夜ごはんもお刺身でした笑
ヒラマサ その場でさばく |
さばいてるようす |
さばきたての身 |
お刺身にして食べました。 |
塩焼きにして食べました。 |
まとめ
以上。海のしごとを振り返ろうのコーナーでした!
ちなみに大山にやってきた当初から、大山の海の魅力については声高に叫んでました笑
大山町地域起こし協力隊時代のBlog記事にも、“海”での活動記録はだいぶ残ってます。(関連記事「大山町の魅力」)
協力隊当時は、“海”を活性化するためにスポーツ(フレスコボール)をしてみたり、海岸清掃をしてみたり、様々な取り組みをしてみました。「大山=海もある」という認知を拡大させるために、大山のビーチで㈱マルイさん・キューピー㈱のイベントを開催してみたり。(関連記事『面白そうだから「飛び出せ!マルイキッチン!inDaisen」に参加してみた。』)
どちらかというと”海”の外側からのアプローチに近かったのかな。今回は、実際に”はたらく”ことによって、今までと違ったアプローチにつなげていけるのではないかと感じています。まぁまずは、まずはしっかり仕事マスターしていこう!
この一年間で大山の“しごと”を、本当にいろいろ職種を経験させてもらっています。この“しごと”が大山の“くらし”であり、大山の“風景”をつくってる。まさに大山そのものだと実感しています。今までの点と、これからの点を繋いでいくイメージはできてる。
なので、誰よりもしっかり“今”に向き合っていきます!
今回でてきてところ
お魚センターみくりや
ところ:鳥取県西伯郡大山町御来屋
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