2016年11月9日水曜日

【DAISEN TRIP】秋の大山満喫コースはこれで決まり!!

天候 くもり
今歌 「Slow & Easy」平井大

やっほー!!!!!!!!!
秋から冬に向けて加速してますが、先週から今週にかけては大山の秋真っ盛りでした。
そんな秋真っ盛りの時期に合わせて東京からやってきたかねちゅん。そしてタイミングよくやってきたイトタケ含む明治大学生たちも一緒に大山を巡りました。
大山巡る時に大切にしていることは、自分ならではの紹介ができる場所に行くこと。
つまり単なる場所ではなくて、そこにいる”人”との関係性がきづけている場所に連れて行きます。その方が場所の魅力がさらに伝わる。
場所と人だけで関係性が完結してしまう場所が、いわゆる有名観光地です。だからこそ、その場所に訪れることが目的になる。正直そこには、勝手に訪れてくれればOK!なぜなら、場所との関係性のみで楽しみが完結してしまうので、自分がいなくても楽しめるのです笑
でも僕がしたいのは、そこに”人”がいて初めて成り立つようなカタチ。場所と人がひもづいた価値に会いにいくことが目的になるような。
”ひと”に会いにいくだけでもなくて、様々な場所の資源がある大山エリアだからこそできること。”場所”の価値が土台にあって、その上に”ひと”の価値がのっかる。それは海から山、そして高原、そしていろんな暮らしがコンパクトに詰まっている大山だからこそできること。実際に暮らしてさまざまな”ひと”と関わっている自分だからこそできること。
大山だからこそできること×自分だからこそできることの価値を提供していくよん。
今回は大山の海側から山側にかけてあがっていくかんじで大山の秋を堪能してきました。
秋の大山トリップはじまりはじまり。

海から山まで大山トリップ

門脇家住宅▷平澤牧場▷大山ものづくり学校▷大山寺エリア紅葉狩り(大神山神社奥宮&金門)▷のまど間


門脇家住宅

午前中は、大山町の重要文化財門脇家住宅が一般公開されているということで行ってきました。見た目の茅葺き屋根はもちろんですが、門脇家住宅の歴史、そして所子全体の雰囲気にもふれてもらいたくチョイス。実はこの大山町所子エリアは、国の重要伝統的建造物群保存地区になっています。大山エリアは、海から山までという自然資源以外にも、歴史資源にも溢れているのです。(歴史資源といえば、国内最大級の弥生集落群むきばんだ遺跡もあります。)ここまでコンパクトに資源がつまってるのに改めて驚く笑
ちなみに国の重要伝統的建造物群保存地区は全国で110カ所。中国地方は下記の通り。

国の重要伝統的建造物群保存地区
(引用元:文化庁「
重要伝統的建造物群保存地区一覧」)
大体ひとつの都道府県に1〜3エリア。みなさんがご存知の岡山県の美観地区なども重要伝統的建造物群保存地区。なんか当たり前の様に通っている場所だけど、実はめちゃくちゃ歴史的にも価値がある場所なのです。他の保存地区など気になる方は、画像下のリンクからどうぞ。
門脇家住宅では、地域起こし協力隊時代に非常にお世話になっていた門脇めいこさんにも久しぶりに再会。ご案内して頂きありがとうございます!!

ずどーーん!
写真におさまりきらない門脇家住宅

入ってすぐに、
めいこさんが分かりやすく説明してくださいました。

作家さんの作品も展示されています。
展示①

展示②

門脇家ご当主にも詳しく説明していただきました。

最後に使用したのは昭和22年のお風呂

心の文字を象った
「心字池」

米蔵&新蔵も案内して頂きました。

茅葺き屋根 裏側

大工部屋

水車小屋

記念撮影
めいこさんありがとうござました!!

平澤牧場

タイミングよくこの日は、新たにOPENする陶芸小屋の記念パーティーがありました。陶芸小屋にて指導するのは、大丈夫ラーメン店主で知られるやすみさん!実はやすみさん陶芸家でもあります。カニの灰を使った釉薬完成させ、日本で初めて蟹の釉薬で焼物を創ったのも何を隠そうヤスミさんです。その名も”洞斎焼’。当時はNHKにも出演したりと多彩さが半端ない。

そんなやすみさんに、先日一足早く陶芸教わりましたが、まじで陶芸むずかしい。コツコツ楽しみながらがんばります!大山の栗を使った釉薬や、大山の素材で色をつけて楽しめる焼物体験も実現する。トニカク大山で楽しめる観光プログラムが一つふえました。当日はやすみさんが陶芸家時代の生徒さんもきていたり、とても大盛況でした。やすみさんオープンおめでとうございまず!!!!それでは当日の様子をどうぞ!

老若男女関わらずたくさんきていました!

大山野菜&羊・豚・鶏肉食べ放題

かぶりつく大学生たち笑

漫才をするやすみさんと平澤さん

参加者には、焼物が特別にプレゼントされました!

やすみさんと愉快な仲間たち

平澤さんと愉快な仲間たち

大山ものづくり学校

大山の中腹すこし上に位置する大山ものづくり学校。香取の廃校をリノベーションして、素敵な空間に。去年から、ものづくり学校にいるかよちゃん&かずぅさんに会いに毎回ともだちを連れてきてました笑(かずぅさんは卒業して、森のスープ屋Cinema VallyをOPEN!詳しくは今度!)しかーし、ものづくり学校もそろそろ冬支度に。11/23(水・祝)まで営業!まだ行ってないひとは、ぜひ行ってみたください。
ちなみにたまたまキクさんにも遭遇。びっくりしました!笑

ものづくり学校について説明してくれるかよちゃん

みんなを出迎えてくれるサイトウさん二号

それぞれ思うがママに

集合写真パシャリ
もちろん車にはキクさん笑


大山寺エリア紅葉狩り

紅葉のいちばんの見頃にやってきました。しかし大山この三日前くらいに初冠雪のニュースも。つまる紅葉の見頃と、初冠雪が同時に。そうなるとなにが起こるかわかります?
そう、山頂には雪景色、山肌は紅葉という摩訶不思議な光景がみれるのです。今回は日中に行ったので、雪溶けてましたが、初冠雪の日はガッツリみれました。
ぼくが大山で魅力に感じることに、大山のコンパクトさをあげていますが、コンパクトでありながら0m〜1709mと標高差があるがゆえに季節の変わり目には、二つの季節が同時に味わえるのです。本当に漫画の世界です。雪国は普通は雪一面。しかし大山は違います。秋と冬の変わり目には、紅葉と雪がいっしょに。冬と春の変わり目には、海側は小春日和、すこしあがると雪景色というありえない変化を感じることができるのです。四季があるのはもちろん、
季節が二つ同時に味わえる、漫画みたいな場所が大山です。
季節同時写真みたい?みたい?あえて写真はのせないよ笑
なぜならこればっかりは写真でも伝わらないから。なぜ僕が大山を拠点に、人生を懸けようと思ったかは、”大山”でしか伝えられない価値がある、つまりその場所で体感しなければ伝わらない価値があると確信したから。体感というのは、伝播性がこの上なく低いんだよね。でもだからこそ価値がある。
テキストだけで価値を伝えられることに、ハッキリ言って価値はない。なぜなら代替可能だから。体感から動画、動画から写真、写真から言葉に変化していくうちに、ドンドンどんどん情報が削ぎ落される。動画も写真も言葉も、本来は体感を促すべき”キカッケ”である存在だとおもう。行ったことないけど、行った気になったり、見たことないのに、見た気にになったり。それは芯まで血が通ってない経験。本当に大事なことは、実は体感しないと伝わらない。
だからこそ、目の前の”ひとり”に向き合い続けることに懸けたいと思っているし、自分が感じた”大山”の可能性に懸けたいとも思っている。
つまりは、めちゃくちゃ伝播性がないことをやろうとしてるんだよね。どれだけバズるか、どれだけシェアされるか、どれだけPV稼げるかみたいな広げること第一主義。そんな今の時代にはまさに逆行してる(きっと先頭突っ走ってる人は、そこは把握してて、最初から狙っているというよりかは、結果としてバズり、シェアがあるだけ)。
でもまぁ世間よりも、自分がどう生きるかの方が大切なので、そこを貫くのみ。
ちなみに最初に誰と会うか、どこに行くかで、その場所の印象は大きく変わってしまうとおもうんだよね。
だからこそ、”大山”の入り口を目指す。目の前の価値を照らすフィルターでありたい。
いまはちっこい入り口、でもいろんな人が関わっていくことで、少しずつ大きくなる。遊びにきた人も、大山の魅力を知れば”入り口”になっちゃうと思うんだよね!
ということで、大山一回きてみてはどうですか?
どう、きたくなった?笑
おいでおいで!
それでは散策の様子を写真で振り返り。(前振りながい笑)

金門への道

金門への道抜けたら紅葉最前線

大神山神社でパシャリ

のまど間

そして最後はのまど間にて餃子パーティー!
ちなみにのまど間は、去年大山町地域起こし協力隊になってから一年間住んでいたシェアハウスです。一年間で協力隊を卒業できたのは、のまど間で暮らしていたのも理由の一つです。のまど間は地域の情報や、人が集まってくる場所でした。
「ソトでは自分でウルトラ行動」×「家では住んでるだけで情報・人が集まる」の相乗効果により人の倍出会いがあり、いろんな化学反応もおこりました。いまは自分がのまど間に集まる”ひと”側の存在ですが、現のまど間メンバーに少しでも自分が受けた恩恵を還元できるようにしていきたいな!
それでは川ちゃんプレゼンツ餃子パーティーふりかえり。皮からつくりましたー
皮をこねこね
協力プレイ
まるめる係り(いちばんらく)

のばす係り(いちばんスキルいる)

つつむかかり(ドーナッツ職人なので問題なし)

仲間登場①

助っ人登場②

完成!!
いただきまーーーーーーーーーーす!

以上。どうでしたでしょうか、海から山までの大山TRIP。ところどころ導入部分の方が長くなってしまいましたが、それはいつものことなので気にしないでください笑
ちなみに途中で言葉だけで価値が伝わるものは、微妙みたいな話しをしましたが、自分がイチバン言葉のチカラを信じてたりもします。矛盾してる笑
あそこでの言葉の定義は、無機質な言葉。ただ文章のナカにある言葉は、文脈によってチカラを何倍にも発揮するともっています。それこそ言葉と言葉のかけざん。言葉の裏に潜ませる熱量をどれだけもててるか。そして、それが言葉からにじみでるかどうか。
意味不明な感覚のはなしはこの辺にしといて…
Blogをみてくれて、大山の魅力に触れる機会があれば行ってみたい!
そんな人のため、県外でも行ける大山企画を最後にちょっと紹介します。
実際にだいせんに足を運ぶの大歓迎!おまちしていますー!!

大山オススメイベント

大山アニメーションプロジェクト
日程:10月12,13日
概要:今年度は、国内外3組のアニメーション作家がそれぞれに大山町内のレジデンス施設に滞在して、地域との交流を重ねながらアニメーションを制作・発表します。10/12は完成披露Daisen Curry PartyではOrangeBoxから野菜も提供します。現地で大山を体感しながら、”映像”・”食”を通して色んな目線の大山を感じてみましょう。



県外オススメイベント

DAISEN PARTY in 松賀屋

日程:11月23日(水・祝)
概要:県外でも大山を感じることができるイベント開催します。11月は香川県仁尾市にある松賀屋にて開催致します。香川県仁尾市松賀屋と言えばシェアビレッジの取り組みなどで注目されている場所。個人的にも楽しみ。今後日本全国各地の魅力ある地域と恊働していければと考えています。(申込みは、画像をクリック!)



今回いったところ

門脇家住宅

ところ:鳥取県西伯郡大山町所子360
公式HP:http://www.daisen.jp/p/kankou/4/umigawa/1/



平澤牧場


ところ:鳥取県西伯郡大山町豊成2759公式HP:http://hirasawa-bokujyou.com


大山ものづくり学校


ところ;鳥取県大山町豊房2046-79





のまど間

ところ:鳥取県西伯郡大山町門前56-2



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