2016年11月17日木曜日

【D-School】OKINAWA CLIPから見えた、これからの観光情報メディアのあり方。

天候 晴れ
今歌 「旅するハッピーレインボー」ベーコンズ

やっほー!!!!
昨夜は、D-Schoolの一環で、「沖縄CLIPをはじめとしたライター活動byセソコマサユキ氏」@大山町役場がありました。人数も10人ちょっとで、アットホームな感じ。
議題の中心はWEBメディアを運営するポイント。その中で、記事を執筆するにあたり参考になる点がいくつか。せっかくだからまとめておきます!!



沖縄クリップとは…



まずはじめに沖縄クリップについて、説明。
沖縄クリップは、沖縄の隠れた魅力や新しい情報を、地元在住のフォトライターが中心となって美しい写真とともに世界に発信し、沖縄の観光産業に貢献するという目的のプロジェクトです。また地元の皆さまや、世界中にいる沖縄ファンとも様々な形でコラボレーションし、共に創りあげる新しい形の観光情報メディアを目指しています。(引用サイト:OKINAWA CLIP
サイト引用文から見ても分かるように、 沖縄クリップを沖縄クリップ足らしめるポイントは二つ。
それは、「沖縄在住」の「フォトライター」が記事を執筆している点です。

暮らし目線は、観光目線に。

ポイント① 「沖縄在住
一般的に沖縄は観光地化しているため、定番の観光スポットは決まっているように感じます。しかし、沖縄クリップは、所謂定番の観光スポットだけではなく、沖縄在住だから分かる情報にこそ価値を見いだしています。

それは、近年の旅行形態の変化を見れば一目瞭然なのですが…
旅行形態が個人・グループ化したことにより、観光地には定番のパッケージ商品だけではなく、個人のニーズに合致した個性的な取り組みが求められるようになってきました。平均的に誰もが楽しめる有名観光地ではなく、より個性にあった場所が注目される時代になりました。

今まで日の目をあびてこなかったれど、住んでいる人しか行かないであろうオススメの店や場所。そんな一見、観光客が見向きもしないと思っている場所にこそ価値があるのです。「地元の人しか知らないお店に行ってみたい」こんなひとが増えています。
「暮らし」目線は、いまや「観光」目線とイコール。


じぶん目線の写真が持つ力。

ポイント② 「フォトライター
もう一つは、記事を執筆するのがライターではなく、“フォト”ライターということです。「伝わる」記事を書くためには、テキストクオリティもさることながら、視覚を刺激することは非常に重要です。良い写真があるからこそ、テキストの説得力が増し、良いテキストがあるからこそ、写真もよりいきる。

もちろんカメラマンとして、写真を撮影するのはカメラマンの仕事です。
しかし、記事を執筆する際には、ライター目線の写真こそ、ライターの意図を最も補完できるとも考えられます。テキストの文脈を、より説得力を持たせるための写真。そういう意味では、記事を執筆する際に、写真とテキストが合わさって初めて一つの作品と考えるのもあり。
そんな写真とテキストの相乗効果を個人で生み出せるのがフォトライター。

ちなみに個人的にBlogを書く際に、一番意識しているのは“写真”だったりします。テキストは、書き始めたら“ありのまま“が自然と出てきますし、少し気になる部分があれば修正もできます。だけど、写真は撮り直せません。だからこそ、写真の技術がある方が記事も執筆できれば、鬼に金棒ですね笑

主観的意見は、客観性を帯びうる。

Blogと観光情報メディアでは、規模感や運営の方法が違ってくるけど、本質的なところは変わらないなーと再認識。
観光情報メディアは、「はじめまして」の人が立ち寄った時にどれだけ印象を残せるかが命。だからこそ、写真、テキストどれをとっても高クオリティを維持し続ける必要がある。もちろん客観性も非常に重要になってくる。

どちらかというと地域Blogは、観光情報メディアよりも、より体験的な“よりリアルな”一次情報が求められてる。なので、自分が感じたことをありのままに残して行くことに価値がある。つまりは、かなり“主観的”。

ただ一方で“主観的”に書いている内容も、「東京から移住してきた“ソトモノ目線”」というフィルター通すと“客観的”に変わります。
僕が大山で暮らして感じた“主観的”なことがらは、実は東京で育った人に響くことでもあります。つまりは発信内容が、主観的であればあるほど、客観性も帯びてくることになります。

主観的意見が客観性を帯びてくる。それが僕の強みです。
「これって他に良いって思う人いるのかな?」そんな心配ナッシングです笑
自分が良いと思ったこと。良いと思う人います。めっちゃ良いと思う人さえいるかも。
じぶんのことばが、そのまま響く。だからこそありのままでいきます。

今回の様な観光情報メディアを推進していく上で、この“ソトもの目線”を持った地元民ライターとどれだけ関係を持てるかが非常に大事になってくると思います。そんなライターの多さが、メディアの厚みにも影響してくるのではないでしょうか。
ちなみに沖縄クリップも、ライターのほとんどは移住者や一回県外に出たUターン者らしいです。なっとく。


さいごに…
そもそも、みなさん最初にチラッとでてきた「D-School」ってなんだろう?って感じですよね笑
最後に説明しておきます!

そもそもD-Schoolってなに?

簡単に言うと「大山の魅力を発信できるライター」育成事業です。WEBライターとして記事を執筆する人材を養成します。そして育成後は、観光WEBメディア「DAISEN TRAVEL」から、ライターに記事の執筆依頼もきます。つまり“しごと”の一つとして、成り立つところまで目指した事業です。


なんか宣伝してるみたいになってますが、決して「D-School」の回し者ではありません笑
僕も一参加者です!笑
大山の魅力を発信する「DAISEN TRAVEL」。
担当者の高見さんにお話をいただいた時に、参加即決です。

大山町地域起こし協力隊は卒業しましたが、大山町地域起こし協力隊 当時と目指すことが変わったわけではありません。
地域起こし協力隊は、ただの制度。協力隊制度を利用して、その上で何をするかが重要なのであって、自分を説明する名札ではありません。
「大山の“今”の魅力を発信する」という大きな方向性はまったくいっしょ。
僕にできることがあれば、全力でお手伝いしたいなと思っています。

「かなり良い企画にも関わらず、あまり知られていないなー」と思ったので、Blogにて発信している次第です。
担当者の高見さんに許可を頂き資料の一部を下記に掲載します。
この企画に参加するメリットが分かり易く押さえられています。何よりも、勉強しただけで終わらず、しっかり“しごと”としてカタチにできる点がめちゃ魅力的だと思います。


まだまだライター育成講座(無料)は募集しているみたいなので、興味を持った方はぜひ申し込んでみてください。
特にフリーランスの方や、主婦の方、農家さん、漁師さんにもオススメです。
場所と時間を選ばずに記事は書けますし、自分の仕事にライティングスキルを活かすこともできるはず。
大山町民に関わらず、「大山好きだー!!!」って方なら大歓迎。同じ方向性を向いて進むことが第一義なので、居住地は問わないとのことです。(さすがに東京とかはNG笑)
少しでも興味をお持ちになった方は、下記お問い合わせフォームをクリックして、お問い合わせください!

一緒に大山の魅力を発信していきましょう!!!!
それではまたあしたー!!!

今回でてきたウェブメディア

DAISEN TRAVEL




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