今歌 「今夜はブギー・バック(smooth rap) in 40 YEARS OF TOKYO FASHION & MUSIC」presented by BEAMS
さぁやってきました【ドテレ】第三話。前回の会議で大山オリンピックの大枠まで決定しました。今回の第三回会議では、大山テレビ部各班による企画発表でした。この企画案をもとに制作に取りかかっていきます。
大山テレビ部はじまるよ。
第一回目の様子「【ドテレ】大山テレビ部本格始動の巻」
第二回目の様子「【ドテレ】番組企画を再考するの巻」
※画像をクリックすると大山テレビ部オープニング映像に飛びます!
(大山テレビ部員 堀さん制作)
ちなみにこのBlog記事は、会議に参加できなかった人のために書いています。参加できなかった方達が次回の活動にスムーズに入れると嬉しい。結果として、他のひとのタメにもなればもうけもん。
それではまず各班の発表の前に、テレビ番組の心得番外編を紹介。
大山チャンネル貝本プロデューサー特別講座をまとめてみました!
「世界の果てまでイッテQ」にみるオモロい番組の作り方講座
じゃん!日本テレビ系列で毎週日曜19:58〜20:54に放送されているバラエティ・紀行番組。みなさんご存知、あの鳥取出身イモトちゃんが出演している「世界の果てまでイッテQ」!いま日本で一番人気がある番組がこの「世界の果てまでイッテQ」です。なんと平均視聴率は15%〜20%を超えており、約5人にひとりは見てる割合です。
娯楽番組ランキング(関東) 引用:http://www.videor.co.jp/data/ratedata/top10.htm |
「報道」「教育」「音楽」「ドラマ」「アニメ」「映画」「スポーツ」ジャンルにおいても「世界の果てまでイッテQ」がランキング1位です。
ではなぜこんなにも人気があるのか?実は人気になるには理由があるのです。
人気の理由①
「やったことがない」「みたことがない」をやる。
「イッテQ」の企画では、「やったことがない、みたことがない」企画が非常に多いです。上記サムネイル「トラとの50m競争」をはじめ、「猛獣グリズリーと対面あそび」「トラとのだるまさんがころんだ」などなど。宮川大輔の世界のお祭りに参戦する人気企画も、世界のお祭り=「やったことがない、みたこっとがない」につながりますね。
ただ「やっとことがない、みたことがない」をするだけでは人気にはなりません。「やっとことがない、みたことがない」を最大限活かすためにも、番組を面白くする技術が必要です。そこでイッテQが編み出した手法が、次のものです。
人気の理由②
スタッフが出演しちゃう。
いままでの番組にはなかった手法、それがスタッフも出演させちゃうとこです。いままでのテレビ番組では、スタッフは映像の外側にいる存在でした。つまり、“いる”のだけど、“いない”存在です。
しかし「イッテQ」は、スタッフを出演させることで、番組の外側まであえてみせています。撮りたいゴール(例えば、「トラと徒競走」)までの過程(スタッフやり取り・苦労)を見せておくことで、たとえ狙った映像が撮れなかったとしても、失敗を含めてそれまでの過程をストーリーとして映像に落とし込めるのです。従来の「撮りたい映像」が撮れて初めて成功だった映像手法から、「撮りたい映像までの過程」も含めて楽しめる映像手法に変えてみせたのが、イッテQスタイルです。
ぜんぶ含めてまるごと楽しむ。そんな姿勢が作る側にも必要になってきますね!
ぜんぶ含めてまるごと楽しむ。そんな姿勢が作る側にも必要になってきますね!
人気の理由③
驚きどころが分かりやすい。
これはイッテQに限ったことではありませんが、テレビ番組において重要な要素のひとつに、“驚きどころ・盛り上がりどころ”があります。ひとは無意識に、テレビ番組が作った“驚きどころ・盛り上がりどころ”に影響されています。
イッテQはその驚きどころ・盛り上がりどころ”が、めちゃくちゃ良い案配に入っています。なので気持ちよく視聴できるのだと思います。
ちなみに上部サムネイルをクリックすると動画が再生しますが、この動画再生の際に流れる笑い声も、見ている人に“驚きどころ・盛り上がりどころ”を示す為に挿入された音源です。スタジオに人がいるわけではありません。
見ている人に伝わらないと思たら、テロップを足したり。“驚きどころ・盛り上がりどころ”の印象を与えたいと思ったら、音源を足したり。テレビ番組制作自体は、足りないものを足していく「足し算」の感覚に非常に近いのかもしれません。
ただその映像が、世に出て、様々なひとの目に触れていくと、予想もしていなかった「かけ算」を引き起こす。一般の人は、この外側で起こる「かけ算」しか見えていないからテレビという世界に憧れる人が多いのだろうな。
でも世に出るまでは、ほんーとにコツコツした泥臭い作業の積み重ねです。
ちょっと最後内容脱線しましたが、以上「世界の果てまでイッテQ」にみるオモロい番組の作り方講座でした。
大山テレビ部各班による企画発表
我が班大山オリンピック班が発表した企画内容は下記になります。
前提
海から山、芝畑、農園、果樹園など魅力的な景色がたくさんあります。そしてその景色のもとに暮らしが広がっています。山に根ざした暮らしとしごと。里に根ざした暮らしとしごと。海に根ざした暮らしとしごと。実は、その「目の前に広がる魅力的な大山(景観)」を作っているのは、そこに暮らすひとのしごとです。だからこそ、大山に住まうこどもたちに、もっと大山の“しごと”に興味を持ってもらおう。その興味を持ってもらう手段として、誰にとっても馴染み深いスポーツを選びました。
①番組タイトルみなさんに意見を発表することで、さまざまな意見をいただきました。
「大山オリンピック」
②番組概要
スポーツ競技で競い合う職業別チーム対抗戦/ポイント制で優勝チームを決定/
番組のノリ的には、フレンドパーク的テンション(緩くみえるけど、実は参加者はガチで実施。そんな様子が見てて楽しい。)を目指します。
※参考:サスケ的テンション(筋肉や見た目、単純な身体能力による凄さが見てて楽しい。)
③狙い
■(こどもが)スポーツ(競技者)をキッカケにして、シゴトに興味を持ってもらうこと
□(おとなが)スポーツ(競技場所)をキッカケにして、魅力的な場所を再発見してもらうこと。
④出演者
漁業従事者・農業従事者・学生・公務員・特別ゲスト大山(おおやま)チーム
⑤番組構成
競技(個人種目3/全員参加種目1/団体種目1):座禅/ビーチフラッグ/綱引き/かき氷早食い/騎馬戦/リレー/坂登り/借り物競走/玉入れ
必要な物:看板/トロフィー/表彰台/得点板/お弁当/競技道具(フラッグ・軽トラ・かき氷機・シロップ・綱etc…)
必要な人:MC2人/カメラマン(カメラ5台・ハンディー2台)/ディレクター/AD/参加者3人×5チーム=15人/ボランティアスタッフ/観客
その中で中心に考えていくヒントは下記の通り。
■数競技をチームで競う番組をイメージしているが、逆に「30人31脚」の様に一競技に特化する番組でも面白いのではないか。その場合は、そこに至るまでのドキュメンタリー要素が必要になってくる。
▷一競技に特化番組要点:ドキュメンタリー要素(練習模様)を詰め込むスケジュールも想定する必要あり。
■しごとに興味を持ってもらうのが目的であれば、もう直接的に競技を”しごと”に組み込んでみるのもありなのではないか。
▷何よりも実際に考えた競技を、自分たちでやってみる必要性あり。
■フレンドパーク的テンションで番組が成り立つのは、ゲストが有名人だから。
▷その通りだった笑
ちなみに大山テレビ部全体で話していて一番盛り上がったのは、「大山寺参道で大玉転がし」でした。イッテQ講座の言葉を借りれば、「やったことがない、みたことがない」企画をみんな求めているのだなと実感しました笑
ちなみにイベント班ご存知の通り、
一度固まったと思われかけていたプランをちょっと拡大して考えなおすことになりそうです。
拡大・凝縮・拡大・凝縮…前回そんなことを言ってたけど、ほんとそのとおりになっている笑
ただ番組作りは、みんなで作っていく一方で、みんなで作りすぎると進まないところはある。町づくりとなんか似てるなぁ。だからこそ、その絶妙なバランスを取っていく必要があるわけで。バランスを取りながら、実はじわじわ進んでますみたいのがベストですね!
大山オリンピック班、今回全員一から同じスタートなわけなので、しっかりコミュニケーションを図りながら、いいものを作っていきます。
ちなみに、他の各班「こども班」「企画班」「プロモーション班」の企画はしっかり進んでます。おそらく早いところは来月・再来月くらいには放送開始!
みなさん楽しみにしていてください!!
1 件のコメント:
はじめまして、大山ってなぜ人気がないの?
冬場は雪でスキーも出来、春から夏は海に山に、秋は紅葉と
近場には温泉もあり、色々と楽しむ事ができるロケーションだと思いますが
近畿からでも、なかなか鳥取の大山に皆生温泉にという話が伝わってきません
なぜなんでしょうか?
鳥取県・市がピーアール活動をしていない、施策もアピールしていない等
みえる形で大都市圏にセールスしていない?
「行き当たりバッチリin鳥取県大山町」さんも活躍していただければ・・
たわいない愚痴ですが、腹立たしい鳥取県や周辺地域の市町村に「カツ」を!
コメントを投稿