2022年11月9日水曜日

【自発性を活かす】大学の授業から、大学の外側に行けるような全体設計。

天候 晴れ
今歌 「あいもかわらず」石崎ひゅーい×菅田将暉


やっほー!!おはようございます!!
本日は昨日の深堀り記事を書きたいと思います。
さっそく昨日の記事を振り返り。



………大学生が他のカテゴリーと一番異なる点を考えました。


そこで一番最初に浮かんだのが、「自分で移動ができる」という点でした。
もちろん小中高生も移動はできるんだが、その距離感はどうしても短くなりがち。それに対して、大学生はどんな場所にだって自分の自発性で行けちゃうもんなのだ。(そして授業ではなく、自発性でいくことが大事) 

 

(引用記事『【全体設計】大学での講義依頼があったので、鳥取大山までの導線作りを考えてみる。』) 
  
今日深堀りたいのは「授業ではなく、自発性でいくことが大事」というポイント。
これは言葉の通りで、『自発性』をしっかり活かせるような仕組みが大事だと思ってます。



なぜかと言うと、「受身的」なものや、「やらされた」ものというのは、自分の心に留まりにくく、どうしても消費的な出来事として扱われてしまうからです。



ただただ、時間を過ごすための時間になってしまったり。そこに自分にとっての積み重なりはなかなか感じることはできません。



例えばなのですが、中学校時代の修学旅行を思い出してみてください。



修学旅行で行かされた京都は確かに楽しかったけれど、「歴史的」なものを見させられてるという感覚があり、友達といること自体は楽しいが、京都自体は少し退屈だった記憶があります。その結果、京都のボーリング場でボーリングをしていた記憶があります(笑)



ただ、同じ京都でも、大人の時に「行きたい!」という「自発性」を持って行った京都は、とても面白かったし、吸収できるものもあったし、また行きたいとおもえます。



同じ場所のはずなのに、「受身」か「自発」かで、こんなにも感じ方が違うの不思議ですよね。でもこれの答えはシンプルで、そこにその人にとっての『自発性』があるかないかだけなのです。(…実は、「受身」に「自発」が含まれる「中動態」という考え方もあるのだけど、それはまた違う機会に深堀ります。)



「自発性」を活かした違う例ももう一つ。
鳥取は「陸の孤島」とも呼ばれるほど、陸続きではあるのに陸路では訪れにくい場所として、すこし遠いイメージを持たれています。



でも、実は「自発性」を活かすという点では、大きな武器だと思っています。なぜなら、そのイメージや距離を乗り越えてでも「行きたい」と思った人しかこないからです。



つまり、訪れること自体に、他の場所よりも、大きな『自発性』が必要になってきます。自発性が大きければ、大きいほど、その場所を楽しみつくそうと思えているので、どんなものでも吸収する潜在的な力が発揮されます。



今回愛知で実施する大学講義では、そんな『自発性』も大事にできる全体設計にしていきます。講義の話しを聞いていく中で、個々人の中で生まれた『自発性』の行く先(鳥取大山/クラシ/シゴト/ミライ)の道を作ります。行きたい人はどんどん先へ、奥行きあるものに。



大学の授業は「大学」という枠や、「授業」という枠で終わっちゃいがちなので、そうではなく、『自発性』の先は、大学の外側に行けるように。



そんなこんなで、本日の深掘りシリーズはここまで。
一つの言葉でも、深堀ると奥行がだいぶあるんよね、おもしろい。



それでは今日はこの辺で。
今日も一日張り切っていきましょう~!!!



  (暮らしの風景、大山紅葉。これから第二の見頃「雪×紅葉」へ、見れるかな?)



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