2015年5月30日土曜日

大山町の魅力

天候 快晴
今唄 「ハイウェイ」くるり


さあイキナリですが、みなさんこの海岸どこか分かりますか?

澄み渡る海
ヒントは鳥取県

大山町地域おこし協力隊のBlogなので、「どうせ大山町の海岸なんでしょ?!」と思っている方々。Blogにしてまで、そんな甘いクイズ出すと思いますか?

あまいですねー
はい、正解は大山町の木料海岸です。
どうもミスターあまちゃんです!

冗談はさておき、大山町は山だけでなく海においても誇れると思っています。
豊富な海産物・綺麗な砂浜・澄んだ海。

前回のBlog記事「面白そうだから水野の毛刈り体験に行ってきた」で告知していますが、今週5月31日(日)木料海岸にて海岸清掃&フレスコボール体験会をします。
今回は、なぜ海岸清掃&フレスコボール体験会をしようと思ったのかを簡単にまとめておきます。

なぜ海岸清掃?



いま僕ら地域おこし協力隊観光チームは、大山町を知るために毎日走り回っています。
様々な場所・人・モノに触れる毎日です。

4月は大山寺エリアを中心に見てきました。そこで見えた問題点と、その問題点へのアプローチ方法は、長くなりそうなので後日Blogに書きたいと思います。

4月は山方面を中心に散策しましたが、その時、あることに気づきました。大山は、山と海の距離がもの凄く近いと謳う割には、海の情報が少ないなーと。
山のオススメスポットに、連れて行ってくれる人はたくさんいるけれど、海のオススメスポットについては、聞くことも、連れて行かれることも特にありませんでした。(※飲食店などは除きます)

”海と山が近い大山の最大の強みを活かしきれてないんじゃないか?”

そんな考えがポカンと僕の中に浮かび上がりました。
考えが浮かんだ瞬間に動き出すのが佐々木正志と坂口彰広です。
実際に海岸線沿いを回ってみると、そこには、澄んだ空と海が広がっていました。






海が澄んでいる。そんな大山町の人にとって、当たり前のことに価値を見いだす人はたくさんいます。ぼくもその一人です。

しかし、この綺麗な海と砂浜を歩いているときに、この写真には見えていないものが、僕らには見えていました。
それは砂浜に落ちている膨大なゴミです。





写真の裏側の現実です。いくら綺麗なものだけ切り取って見せても、実際にその写真に魅入られて訪れた人は、ここに訪れた時きっとガッカリしてしまいます。

僕は今の大山町が大好きなので、大山の良いところも悪いところも知ってもらって、みんなにはきてもらいたいと思っています。

隠さない。良いところはこれからもっと伸ばしていくし、悪いところはこれから改善していけばいい。シンプル。

話しは戻して…
写真を見て、みなさんはどう思いますか?なんでこんなにゴミが残っているのか?
「地元の人が掃除してないからだ!こんな綺麗な海なのに!ひどいなー!」
そう思う人もいるかもしれません。

しかし、僕は偶然にもこのゴミの正体を知っていました。

漂流ゴミというやつです

漂流ゴミとは、様々な地域から海をつたってくるゴミです。日本海沿岸では、中国・韓国・ロシアから漂流してくるゴミが増加しているとも言われています。

すこし考えて見てください。

海岸を綺麗にしても、1日ごとにどこからかごみが流れ着く。片付けたはずの場所に、少し目を離すとゴミがたまっていく。「ゴミがある程度溜まったときに清掃すればいいか!」こうなるのは当たり前だと思います。

しかし、そうなってくると、問題が発生します。今度はゴミがあるのが当たり前になってしまうのです。少しくらいゴミがあるのは気にならなくなり、ゴミが落ちてると、ポイ捨てもしやすくなってしまいます。

その悪循環を断ち切るキッカケに海岸清掃がなれば良いかなと思っています。

そして何よりも何よりも大山町の砂浜に、たまたま来た人が「綺麗だけど砂浜にゴミけっこう落ちてるな…」という印象を持たれてしまうのはぜったいに嫌なのです!
あんなに綺麗な砂浜と海がもったいない!!!!!!!!

自分が好きになった大山町をもっともっと素敵な場所にすべく思いついたことはどんどんやっていこうと思います。その一つが海岸清掃です。

しかし海岸清掃をただ開催するだけなら誰でも出来ます。僕らに求められてるにのは海岸清掃+αの部分だと思っています。その+αにぴったりなスポーツであるフレスコボールを中心に、今後大山町の海岸線沿いを盛り上げて行ければなと思っています。


なぜフレスコボール?



フレスコボールを知ったのは、友人がフレスコを広める活動をしていたのがキッカケです。鳥取に旅立つまでは、僕も一緒にけっこう参加してました。(下記代々木公園等で活動した時の写真)





その時から、鳥取・山陰でもフレスコボールを広められればなとは思っていました。大山町の海を見たときに、点(砂浜)と点(フレスコ)が線で繋がったという感じです。

今回、普及活動をするということで、日本フレスコボール協会からラケットも5セット寄贈して頂きました。のまど間に来て頂ければ、いつでもレンタルしています。

更に、任意団体ですが鳥取県フレスコボール協会も設立することになりました。スポーツという切り口で、大山町の海を盛り上げて行きたいと思います!


フレスコボールってどんなスポーツ?


フレスコ、フレスコと言っていますが、実際にどんなスポーツなのか気になりますよね。簡単に説明するとブラジルで生まれたビーチスポーツです。

ブラジルでのフレスコボール様子
羽子板に近い形状のラケットを使用し、二人一組でラリーを行う協調型の新感覚ビーチスポーツ。
オリジナルフレスコボールラケット
右下の通常ラケットをペイントなどにより自分好みのラケットに!
思っているよりも、身体を動かしますし、コミュニケーションも必要なスポーツです。
まあ正直口で説明するよりも実際に実際に体験したほうが早い!

ということで、更に詳しくは日本フレスコボール協会HP又は31日フレスコボール体験会へどうぞ!笑


フレスコボールを中心に今後考えている方向性



①フレスコボールの振興

新しいビーチスポーツ、フレスコボールの、認知・普及活動を行う。大山町から、鳥取・山陰へフレスコボールのムーブメントを起こす

②環境美化の促進

ビーチスポーツとして、海岸、海浜美化運動を促進していく。これから毎月海岸清掃&フレスコボール体験会は行います。

③地域の活性化

木料海岸の地元住民と連携し、地域の活性化を図っていく。31日の海岸清掃については、下木料の区長さんも参加してくださいます。
大きい方向性としては上記で考えています。

また、これからフレスコボール(海岸線沿い)&食を中心としたMAPも制作予定です。
僕らが、9号線沿いの飲食店などで話しを聞いて回った際に山陰道が出来てから客足が遠のいたという意見も多数ありました。

つまり、通りすぎる場所(お金が落ちない場所)になっているのです。そこを解消するためのMAPを今回考えています。

フレスコボールで、海への導線を作れればスポーツをしてから飲食店への流れはかなり自然に作れるのではないかと考えています。その他にも色々狙いはあるのですが、Blogに収まりきらなくなりそうなのでこの辺にしときます笑


まとめ



今回みなさんに理解して頂く為に長々と書きましたが、自分の中で行動を起こさせている原動力はただひとつ。

”楽しそうだから”

元々海岸清掃なんて興味ないし、ボランティアも偉いなんて全く思わない。ただ、清掃を続けて綺麗になった場所に訪れる人が、大山町の海を好きになってくれると考えるだけでワクワクしてくる。みんなでフレスコボールをするのを想像するだけでワクワクしてくる。

おれはいつだって”自分が一番楽しむ”ことが大事だと知っている。楽しいところに、人は自然と集まるんだ。これから大山町はすごいことになるぞーわくわく

それでは、最後は日曜の告知をして終わります。31日の天気が雨予報から、晴れになりました。ありがとう!太陽!


•海岸清掃&フレスコボール体験会
日程:5月31日(日)9:00〜12:00
8:50                   集合時間
9:00〜10:30   海岸清掃
10:30〜12:00 フレスコボール体験会
※体験からの参加も可能です。
場所:木料海岸(予定)
参加費:300円(海岸清掃参加の方は、無料)
持ち物:長靴・手袋(海岸清掃参加者)
    運動できる服装・飲み物(フレスコボール体験会参加者)
概要:みんなで一緒に海岸清掃。その後は、都心の若者中心に、今流行し始めているフレスコボールを体験!場所に限らず、子供から大人まで楽しくできるスポーツです。当日は、日本フレスコボール協会と一緒に東京都内&三浦海岸にてフレスコボールの普及活動をしている若月翼(@tsubasa_waka)くんもゲストとして参加して頂きます。


イベントについての問い合わせについては、下記までお願いします。
Facebookイベントページ参照。
※海岸清掃&フレスコボール体験会の詳細は変更になる可能性があります。
本日中にイベントページをfacebookにてアップします。

何かお問い合わせがあれば、下記まで!
佐々木正志 Twitterアカウント maashii_taiyo
mail   sasakimasashi19880723atgmail.com
※atは@です。



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