2022年10月5日水曜日

【観光】観光における距離からアプローチを考えてみよう。

天候 晴れ
今歌 「ワンダーフォーゲル」くるり


やっほー!!!おはようございます!!!


 (暮らしの風景、大山の山壁)



今日は、お久しぶりの先月書いた記事の深堀シリーズ。



今日のテーマは『観光における距離について』。



先月の記事では、『関係人口』について触れていたのだが、今回はその入口にあたる『観光』に焦点を当てていきたいと思います。下記に『関係人口』と『観光』の対応部分を引用してみます。


「関係人口」は、あくまで「何か」の「結果」であって、「目的」ではないからだ。「何か」の結果として、自然に生まれるものなのだ。ちなみに今回のキッカケとなった「何か」は「観光」。…………


………なので、もし『「観光」から「関係人口」へ』という言葉を言い換えるなら、『「観光」を活かした「関係人口」へ』という表現が適切だと思いました。(引用『【関係人口】「地域の消費者側」 から「地域の生産者側」へ。』) 



そんなこんなで、『観光』について深堀り。
今回は、その中でも『距離』についてアプローチしていきます。



さっそくなのですが、『観光における距離』に関連する声をあげてみようと思います。



「東京からアクセスいいね」
「鳥取遠いんだよな~」
「米子空港まで飛行機ですぐじゃん」
「大山、気軽には行けなさそうだな~」
「あれ?思ったよりめっちゃ近いじゃん」



そうこれらの言葉の通り、
『観光における距離』と聞いて一番に浮かぶ距離は、『物理的な距離』だと思います。



その距離によって、行きやすさを無意識的にも意識的にも決めています。なので、『観光』で受け入れる側は、人に足を運んでもらう際に、どれだけその場所に行きやすいかのアプローチをしがちです。



「アクセス抜群!!」
「都心から〇〇分!!」
「駅から徒歩〇〇!!」
などの言葉が分かりやすいよね。



そんなアクセス至上主義の中で、『鳥取大山』という場所は、首都圏からは訪れにくい場所ともいえます。
そんな状況で、『観光』を生業にしている僕らですが、実は『行きにくさ』=『物理的な距離の遠さ』は武器だと考えています。



なぜなら、行きにくければ行きにくいほど、訪れる人の『自発性』が求められ、『自発性』があればあるほど、滞在はその人にとって必然的に魅力的なものになりやすいからです。『自発性』によって生み出されるのは『どんなものでも楽しめる心理状況』と言ってもいいかもしれません。



…ちょっと思い出してみてください。



子供のころ、『修学旅行』で、コースとして行かされていた『京都』を、当時は歴史に興味もないし、あまりおもろくないな~とか思ってなかったですか?にも関わらず、大人になって『行きたい(自発性)』を持って、訪れる京都は魅力で溢れてませんか?。
※東京暮らしていると修学旅行は、大体『京都』や『奈良』に行くんです。



めっちゃ普段は行きにくい海外、だけどそのハードルを乗り越えて『自発性』をもって訪れる海外旅行、みんな楽しんでませんか?



その視点から考えると、『物理的な距離の遠さ』は、『自発性』を促すためのハードルとして、もってこいなのです。訪れた時には、楽しむ準備はもう万端。



そんな視点を持って、僕自身は鳥取大山で『観光』の事業を営んでいます。



ちなみに『物理的な距離の遠さ』は武器と言いましたが、もちろん『物理的な距離の近さ』も武器です。一体どっちなー-ん(笑)となりそうだし、言ってることが矛盾してそうですが、そんなことは全くなく、結局は今の自分が立っている場所によってアプローチ方法は変わります。



自分の立ち位置をしっかり認識することが大切で、その立ち位置からどんなアプローチがいいのかを考える。立っている場所によって方法は変わるのです。なので正解は無限大。自分なりの色んな方法を、楽しみながら実践していきたいね。



『観光における距離』については、まだまだ話せそうだけど、今日はここまで。
下記、鳥取県の関係人口推進委員で、委員や参加者のみなさんにレクチャーした時の資料も共有しておきます。






またタイミングあれば深堀りシリーズで深堀っていきますね。
それでは、今日も一日張り切っていきましょう~!!!!!




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