2018年7月16日月曜日

【トマシバのうらがわ】積み重ねで見えてくる輪郭。

天候 晴れ
今歌「Sugar!!」フジファブリック


やっほー!!!本当に久しぶりのブログ。
いつぶりか見てみたら、二ヵ月ぶりだった。


ちょうど前回の更新では江東区に『SUI SAI BASE』をOPENしましたよという報告記事。
(関連記事『【SUI SAI BASE】新たな文化と価値の発信拠点。』)


そして、この二ヵ月でまた新しいプロジェクトが始動することに決定。
その名も『トマシバ』。大山の愉快な仲間たちとともにはじめるサービスだ。


クラウドファンディングで、たくさんの方の応援によって、スタートすることが決まったサービス。『トマシバ』詳細については、クラファンのサイトで随時更新してるので、そちらをチェックしてくれるといいかも。
(関連記事『泊まれる芝畑『トマシバ』~新着記事情報~』)







トマシバの輪郭は、積み重ねから見えてくる。




『トマシバ』については、自分たちが言い出しっぺなのだけど、自分たちだけで完結させる気は一切なく、いままで関わってきてくれたみんなも楽しめるような形にしたい。


なので、ガッツリ芝畑を感じたい人には『トマシバ』があるし、
普通に滞在して『大山』を感じたい人には『トマシバコワーキング』があるし、
ふらっときて『大山』を感じたい人には『トマシバガーデン』がある。


そんな感じでトマシバを応援してくれる人にとってちょうど良い『入口』を作っていく。


クラウドファンディングをはじめた当初、いちばん最初は『トマシバ』の観光的・事業的要素が強くでており、奥行きが伝えきれてなかったのだけど、正直それでいいと思ってた。なぜなら一言で表せられるものではなかったからだ。


でも一言で伝えられないからこそ、最初のキャッチコピーにこだわる必要がある。全部を押し出すと伝えたいことも伝わらない。それはトマシバのメンバーも分かっていて、だからこそ一番奥行きをだせるのものを入口に置こうということになった。


それが『トマシバ~泊まれる芝畑~』だった。


レディフォ―みたいに、どちらかというと社会課題にフォーカスを当てているプラットフォームだからこそ、『社会課題』にフォーカスをあてたキャッチがいいんじゃないかとみんなで考えた。


「農業の在り方を変えたい(≒農地法を変える)」
「本当の意味で持続可能性のあるサービスを作りたい(≒トマシバコワーキングで仕事をするメンバーで、トマシバを運営)」
「大山に暮らすメンバーで、仕事を作る、生み出す場所を作りたい。(≒チームの在り方と仕事つくり)」
「芝畑から、出荷以外の新しい価値を生み出したい。(≒芝の新しい価値創出、六次産業化)」


でもそのどれもが伝えたい事でありながらも、その『社会課題』の解決は、『目的』ではなく『結果』にすぎなかった。


だから、その『結果』を『目的』のようにして、『キャッチコピー』として全面に押し出すことは、できなかった。いくら見栄えがよくても、それは真ん中ではないからね。


じぶんたちのやりたいことをやった結果、いろんなことが紐づいてくる。


やりたいことは、ものすごくシンプル。大山の魅力を伝えたい。その大山の魅力である暮らしに触れてもらいたい。その暮らしを場所としてより体感できるのが『芝畑』。それを実現した結果としていろんなことがついてくる。そんだけ。


『泊まれる芝畑『トマシバ』~非日常の先にある暮らしを体感~』


だからこそクラウドファンディングも最初から支援が集まるとは思ってなくて、しっかり一日一日ずつ更新して、しっかりその奥行きを伝えていこうと、チームのみんなと決めていた。


『トマシバ』は、他のレディフォ―のプロジェクトに比べるとダントツに新着記事の更新が多いです。でもそれは他のプロジェクトより努力しているとかそういう問題ではなく、その毎日の新着記事を伝えてはじめて、しっかり伝わりきるプロジェクトだとチームのみんなが自覚していたから。


『トマシバ』のクラウドファンディングが最終日に達成したことも、偶然でもなんでもなく、毎日の新着記事を更新し続けたからこそ、『トマシバ』プロジェクト自体の輪郭が最後にしっかりみえて、応援に繋がったのだと思います。


そのみんなが感じてくれた『奥行き』をしっかりカタチにしていきます。


それが『トマシバ』であり、『トマシバコワーキング』であり、『トマシバガーデン』である。そしてそこから大山全体に広がっていく。
足元から広がる世界をしっかり魅せる。



自分から始まる生き方は、きっと自然。




sunsuntoの事業含め、『SUI SAI BASE』や『トマシバ』などこんなに短いスパンで次々と新しいことが起こり始めてるように見えるかもしれない。


でも全然それは表面的な見える部分なだけで、今まで『大山』で培ってきたものが色んな色の芽として見える化しただけ。土壌はある。


三年間大山で培ってきたものが、ひとつひとつ。


そしてもっと言えば、自分の29年間の人生で培った関係性がカタチになったとも言える。


2014年12月10日に『生き方』って投稿をしていて、ここで改めて感覚的に気付いたんだよな。(関連記事『生き方』)


いま『遊び』や『仕事』も関係ない過ごし方をしていて、もうそれをどこかで切り分けることはできないし、切り分ける必要もないんだよね。


もうそれは遊びも仕事もなく、そこにあるのは生き方だけ。
そうなった時点で、今までの自分が歩んできたことは、全て『今』につながる。
真ん中に自分の意思があると、それは自然と自分の生き方になる。


そんな自分から派生してるのが遊びで、暮らしで、仕事。
だから自然体で、自然なんだと思います。いうなれば大山みたいな感じ。


長年培ってきた土壌があって、そこからいろんなものが出てくる感じ。
景色を彩る木々や川(遊び)もあれば、暮らすための家(暮らし)もあれば、お仕事をするための宿(仕事)もある。


足元が何よりも大事。そこが見えていれば、何があってもぶれないぜ!


どこかの地点を目指す『キャリア』なんて思考はもうとうない。
進む方向性のベクトルはあったとしても、未来の目指すべき『点』はない。
未来なんだから、未知の『点』の方がおもろい。


そうすれば、自分に全く飽きないし、自分がどうなっていくかが楽しみ。
だから、これからも自分の足元からしっかり一歩ずつ歩いてく。
自分の足元から積み上げると、想像もしてなかった世界にジャンプできる。
それが、今。


おっしゃ!!
それでは、引き続きおもろい愉快な仲間たちと、ただただ道中楽しんでこーっと!
全力で走れ、全力で走る!!