2019年11月12日火曜日

【学習発表会】年間五人しか入山が許されなかった霊峰大山。

天候 晴れ
今歌「Hi Ho」Czecho No Republic


やっほー!!
東京はいい天気、いま用賀インターすぐ近くのスタバにてブログ書いてます。
ここのスタバは車の駐車場があるから、本当に便利。
東京にいる時は、ほぼここのスタバに通わせて頂いています(笑)



天気良いな~ブログ書き終わって仕事ひと段落したら、
砧公園散歩して、鳥取に向かい車を走らせたいと思います。



そんななか、先月遊びに行かせてもらった彦名小学校の先生から連絡がきました。



彦名小の先生「…このまえ話してくださったお話をテーマに劇をすることになりました。そして劇の中にまーしー役も出てくることにもなりました。子供たちも頑張ってるので、ぜひご都合つけば見にきてくださいね。」



なんと嬉しい連絡!!!!…どうやら小学生たちにクリティカルヒットしたもよう(笑)
ちなみに小学生の時に、二年に一回くらい学芸会とかあったの覚えてます?
それです、それ。その彦名小学校五年生の学習発表会の演目になったみたい。






ちなみに実は、彦名小学校に遊びに行ったのは今回で二回目で、はなしたことを演目のテーマにしてくれるのも二回目。前回は、東京から転校してきた子と鳥取の小学校に暮らすメンバー役による地元鳥取や大山の魅力を伝える群像劇でした。(はじめて彦名小に遊びに行ったときの様子はりつけておきます)







そして今回は、お話した中のひとつのテーマに絞って、演劇をつくりこんでいるみたい。楽しみ。そんな今回の劇テーマに取り上げられた『むかしむかし大山年間五人しか登れなかったトーク』を、せっかくなので簡単に紹介したいと思います。





年間五人しか入山が許されなかった霊峰大山。




ちなみにあまり知られていないのですが…150年ほど前まで、鳥取大山の標高800m以降、大山寺、大神山神社の先には、僧兵のみ入ることが許され、一般の人は入ることができませんでした。そして更に驚くことに、その中で山頂への入山を許されるのは年間で五名しかいなかったと言われています。(ちなみに、その年間五名の猛者が登る行事の名前は『弥山禅定』。いまも年に一度鳥取大山で執り行われる『もひとり神事』の前身の行事と呼ばれています。)



はじめて聞いた時驚いたのと同時に、だからこそ、この大山にありのままの自然(特にブナ林)がこんなにも残されているのかと妙に納得したのを覚えています。



例えば、大山近辺の日本海が豊富な漁場になっている大きな理由な一つとしては、天然のミネラルを豊富に含んだ大山の伏流水があげられます。そして、その大山の伏流水を生む原動力になっているものこそ、標高800m以上に自生するブナ林なんです。



一般的に、ブナは漢字で「橅」、木に無(あら)ずと書くように、水を多く含むので建材に使えず杉などにとって代わられることが非常に多かった木材。日本全国見渡しても、建材として『杉』などに植え替えてるエリアは非常に多かったです。その中で、この大山エリアの橅の木が守られていたのは、禁足した大山の歴史があるからこそなんだなと。



ちなみに、明治維新の廃仏毀釈・神仏分離令を迎えて禁足は緩まり、鳥取大山と一般人の距離は少しづつ近づいていきました。明治時代は研究や測量する人に限られていましたが、大正時代を迎えるころには、レクレーションとして夏山登山がブームを迎え、このタイミングで夏山登山道などが整備され、誰でも気軽に登れるようになりました。



いまは、『国立公園法』で、大山にある木々や植物の伐採や持ち帰りを禁じたりすることで、大山の自然が守られています。そのおかげで今もなお、大山には西日本最大級のブナ林が広がっています。



むかしといま、カタチは違うけども、『大山』は人の手によって守られてきた山。自分自身も、そんな土台にのせてもらって、みんなが遊びにこれるお仕事できてるわけです(ありがとう!!)。



150年前までは、大山の山頂の景色を見たくても、登れなかった人はたくさんいるんだろうなーそんなことをおもいながら見る大山山頂の景色はまた違って見えるかもしれないね。冬山になる前にもう一度のぼっておきたいな(今年は冬山も登りたい…毎年言ってる気がする笑)



先生というより仲間みたいな感じ。



まぁそんなこんなで、彦名小のみんなの劇が楽しみです。自分自身は、教育というものに、あまり興味はないけれど、自分のやってることを話すことで、それがすこしでも子供たちのためになるのなら嬉しいね。



そして毎回おもうのだけど、子供から感じるまなざしは、先生というか仲間って感じなんだよな(笑)正直おれもまだまだ教える方ではなく、自分の道を自分自身で学んで進んでいかなきゃと感じてるので、子供たちと仲間同士、引き続き楽しく頑張っていきます!その進んでる道の感想を話すくらいはできるから、またみんなの元にあらわれます(笑)



ちなみに『むかしむかし大山年間五人しか登れなかったトーク』については、文献もありますので、もうちょっと詳しいこと知りたい人はこちらからのぞいてみてねー!
(関連資料『「弥山禅定」と「もひとり神事」』引用元:鳥取県立博物館研究報告 第36号 1999年3月)




紹介したいこと&イベント



■OrangeBox~暮らしを届ける~

新鮮な大山の旬野菜をお送りします。大根や白菜など鍋に合う食材がいまはいい感じ。






■ハレアメ

第一次産業はポップカルチャーを標語に掲げたローカルカルチャー誌。

第二号では、今回のイベントでも使った國吉農園のお野菜を特集しています。








クラウドファンディングで想いをカタチに #6 琴浦編

「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」をビジョンに掲げ、想いの乗ったお金の流れを増やし続けている日本初 / 最大級クラウドファンディングサービス READYFOR(レディーフォー) ローカル事業部マネージャー なっちゃん (夏川 優梨)と、茨城県つくば市にてあらゆる挑戦を応援する場 Tsukuba Place Lab / up Tsukuba を運営する地域のコーディネーターほりしー (堀下 恭平) があなたのまちに。クラウドファンディングに関わる疑問にお答えします。

日程:11/15(金) 19:00~21:00 (18:30 開場)
場所:金平家住宅(鳥取県東伯郡琴浦町太一垣179)
申込みは下記画像をクリック!




■トマシバ

鳥取県大山の麓。名峰大山と日本海のあいだ標高300mに広がる広大な芝畑で、一日一組限定のグランピング。暮らしに触れる様々なアクティビティもご用意。滞在される方ひとり一人に合った旅行コースの相談ものってます。今シーズンは終了、来シーズンは4月1日からスタートです。



トマシバ詳細は画像をクリック。








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