今歌 「World is Mine」Yogee New Waves
やっほー!!!
先週は、無事大山夏山開き祭が行われましたねー
去年は参加できなかった前夜祭にも参加。前夜祭のたいまつ行列は圧巻でした。
夏山開き当日は、これでもかと言うくらい空気が澄みわたっていました。
夕日といっしょに、大山から隠岐諸島までクッキリ!
思わず久しぶりに普通の投稿をfacebookでしてしまいました笑
思わず久しぶりに普通の投稿をfacebookでしてしまいました笑
そんな大山暮らしを満喫している僕ですが、実はいま仕事の関係で山陰も走り回っています。
先週は松江、出雲の方にも足を運びました。
大山を拠点に活動している僕がなぜ島根県まで足を運んでいるのか?
実はいま、山陰の食に関するプロジェクトに、『ライター』として関わっているのです。(ちなみに今回の仕事依頼は東京から。)
さまざまな仕事をする中で、依頼がきたものすべてを受けるわけではありません。
なぜなら、からだは一つしかないし、目指したいベクトルは決まっているので、取捨選択もしています。
しかし今回のしごとは自分のなかでしっくりくるところがあったので、受けました。
ちなみに今回の仕事、自分の中のポジショニングとしては、サントリー森水ガイドの仕事と同じとらえ方です。
つまり、①【必要条件】自分の事業にプラスになる。 ②【十分条件】収入源になる。
(関連記事「【森と水の学校】二年目に突入するので、「森と水の学校」を始めた理由を振り返ってみる。」)
それを前提に置いたうえで、
『今回のしごと』をする意味と、(どう自分の事業にプラスになる?)
『しごと』内容である『ライター』のしごとに焦点をあてて、
自分の考えをまとめるためにも、ちょっと書いておきたいと思います。
まずはじめに今回のしごとをする意味は二つ。
①「マクロ視点」②「パーソナルチーム視点」
順番に説明していきます。
①「マクロ視点」
実は今回の仕事は、インバウンド(外国人が訪れてくる旅行)向けコンテンツのライター業務です。
僕自身、大山という場所に身を置き、大山を核にした事業を進めています。
地方である『大山』という場所に身を置き活動しているからこそ、ローカル(地方的))な目線は持っています。
それと同様に東京で生まれ育った経験からアーバン(都会的)な目線も持っています。
そのように対極に見えるような二つの目線を持つことで、片側に寄っているだけでは見えないものが見えてきます。今回は、インバウンドに関わることで、ロカールと対極に思われがちなグローバルな目線に少しでも触れることが目的。
それが結果的に、自分の事業にもプラスになると感じています。
自分がインバウンドするというわけではないのだけど、ローカル目線で進むにも、しっかりほかの目線を持つことは重要。それは、東京と地方という二つの目をもった経験からも感じること。
ただローカルやグローバルという言葉は、立場によって変化するものにすぎないということは肝に銘じておく。いま暮らしている”大山”という場所も、日本人からみてローカルなだけで、外国人から見たらグローバルの一つ。
Local is Globalであり、Global is Localでもある。
立場によって変わるローカルとグローバルという目線ではなくて、
立場によって決まるミクロ(目の前)とマクロ(目の外)という視点をいつも意識する。
マクロ的視点を養うことで、ミクロ的視点で見つめている”大山”の輪郭がよりみえるようになる。
それは、規模やスケールを変えて『今』を見るものさしがふえることにつながる。
そんな、いめーじ!笑
②パーソナルチーム視点
これは勝手にじぶんで作ったことば。
個人それぞれが「楽しい」「やりたい」ことで自立した状態が基本のチームを作りたい。
個人を尊重したチーム。
いまぼくの周りには、ものすごくやる気で満ち溢れたメンバーが何人もいるので、そんなメンバーがいつでもレッツゴーできるような体制をつくりたい。
これは自分の事業にプラスというよりかは、ライフワークにちかい。
なぜなら、まわりにそんな人ばっかりだったら、おれがぜったいたのしいから笑
なので、ぼくのあたまの中にいるなかまと一緒にできそうな仕事であれば、ドンドン受ける。
今回も話をもらった瞬間に、顔がうかびました笑
そしてそんな状態で自立してるからこそ、一緒にしごとした時にもお互いに新しい視点を与えあえるとおもってます。お互いにレベルアップしていくイメージ。
そういう意味で、今回のしごとにも、ひとり巻き込ませてもらってます笑
自分がしっかり自立するのは最優先だけども、それを優先することによって、あふれてくる仕事をしっかりチームとして進めていきたい。
知らない人を幸せにできるとも、したいとも思わないけど、自分の周りくらいは少しは変えられることもあるはず。
だから、その”少し”を繰り返し、繰り返し積み重ねていこう。
以上、こちら二点が今回の仕事をする意味。
単発の仕事であれば、チームで進める必要はないのですが、
今後も続く継続の仕事であるため『②パーソナルチーム視点』が理由の一つとなりました。
『しごと』内容である『ライター』についても、ちょっと書いておきたいと思います。
いまはネットに情報があふれてる時代。
ネットを見れば、いろんな人が情報発信しています。
言ってしまえば、誰でも『ライター』と名乗れる時代になりました。
そんな中、自ら事業を進めるにつれて、『ライター』の方に活動を記事にして頂ける機会も極端に増えました。
(関連記事「【はじめましての自己紹介】」)
事業も少しづつではあるけれど進み続けているので、
自分としては、その進み具合が記事として残るのはとてもありがたいことでした。
特に、協力隊をやめるか否かを迷っていた最中に取材をしてもらったノマド的節約術松本さんの記事は、自分の初心を振り返る時には、見返す記事です。
(関連記事「観光のゴールは移住。東京は楽しいけど、大山町はもっと楽しい。佐々木正志さんの熱量が凄い」)
その後も、いろいろなメディアで取材をうけてたわけなのだけど、
ある記事が公開されたときに、ライター経験豊富なともだちから連絡が入りました。
ともだち「記事よんだよー!この取材ってどんな感じだったのー?」
おれ「当日会って、いろいろ話して取材してもらったかんじだよー!そのほかもろもろ……」
ともだち「そういうことか!なんか、まーしーの活動を知ってる身としては、正直
全体的にふわっと仕上がってんな…と思ったから、まーしー的にどう思ってるか気になったのよねー」
このとき、正直言うと、『自分が記事に感じている仕上がり』と、『ともだちが記事に感じている仕上がり』にギャップがあったのに内心驚いていました。
なぜなら、僕は「ものすごくうまくまとめてくれたなぁー」と思っていたからです。
でも実はそこには、無意識の前提として「関係性がないにも関わらず」という見えない前置きがあったことに、友達の言葉で気づいたのでした。
もしかすると、いまネット上にあふれてる記事のほとんどは、『(関係性がないわりには)ものすごくうまくまとめられた記事』ばかりなのかもしれない。
最近はインタビュー記事も氾濫しすぎて、ぜんぶおなじに見えたりしませんか?笑
正直、めっちゃおなじにみえる笑
きっと関係性がない中で、記事にしようとすると、『ライター』と『取材先』という関係を超えていけない。
そうすると、結局誰が書いても同じような記事になってしまうのではないかなー。
ただ、それを突破する方法はあるとおもってます。
それは関係性があるからこそ、書ける記事を書くこと。
(まさかのそのまんまー!!!!!!!笑)
その関係性の深度が深ければ深いほど、無意識の前提・前置き(ex「100回通った、二年間話しまくった、めっちゃ好き、ずっと一緒に仕事をしたetc...」)は誰にも真似できないものになる。
自然と、その人にしか書けない記事ができあがる。
自分が取材をされてたからこそ、そしてライターの友人がふいに言葉をかけてくれたからこそ気づけたこと。
それがなければきっとずーーっと気づけなかったなぁ。
ちなみにその気づきを形にしたのが、DAISEN TRAVELで書いた「森のスープ屋cinemaValley」の記事でした。
(関連記事「【cinemaValley】大山・森のスープ屋さん」引用元:DAISEN TRAVEL)
自分にしか書けない記事。
関係性があるからこそ書ける記事だと自信をもって言えます。
ライターの記事は、”関係性”で決まる。
上記の内容をみて、
『ライター』の記事が”関係性”で決まるのであれば、今回のしごと(取材相手にはじめて会う『ライター』のしごと)もどこにでもあるような記事になってしまうんじゃない?
そう思う方がほとんどだと思います。
でも実は”関係性”とは違った切り口もあるんです。
それは相手を理解できる共通の”専門性”を持っているかどうか。
今回しごとを受けた理由も、取材先が観光に親和性が高い飲食店のため、自らの”専門性”を最大限活かせると感じたからです。
今回の取材相手は、主に飲食店を経営されている方々でした。
そこで共通している僕の専門性は、『”自営”であること』『”観光”に携わっていること』『”飲食”に関わる通販をしていること』。
この共通の前提や専門性を持っていると、相手の言葉を自分でも深く理解することができます。そこから自然と会話のラリーがうまれ、聴くことに徹するだけでは得られなかった生の声をきくことができるんです。
そんな生の声こそ、”専門性”があるからこそ引き出せるもの。
実際に、取材をしている際に観光のお話や、野菜通販のお話しなど、自分の事業を入口にした会話がたくさんおこりました。
そうやって共通した専門性がある会話の入口を持つからこそ、聞き出せる内容も書ける内容も深まります。
こう考えると『ライター』の記事は、”専門性”で決まるともいえます。
普通にうまくまとめるだけなら、もう機械ができる時代になってるのを考えると…
これからの時代は『ライター』として書ける能力は必要条件で、自分が持つ”専門性”から書ける能力がプラスαで必要になってくると思います。
ちなみに取材に行く際に、僕は『佐々木正志』として行っています。
今回の取材を通しても、『ライター』という黒子役(役どころ・肩書き)ではなくて、『佐々木正志』として会話をするからこそ、引き出せることがあったと実感しています。
これは「『ライター』の記事は”関係性”で決まる」とも通ずるところなのだけど、聞き役に徹する『ライター』は自ら関係性を閉じてしまっているといっても過言ではないと思っています。
出し手(取材相手)と受け手(ライター)の関係性が固定化されていては、価値の総量は決まってしまいます。
取材をしているにも関わらず、そこで自然と会話が巻き起こるような、出し手(取材相手)と受け手(ライター)という固定化した関係性を壊すことも、記事をオリジナル化させるには必要なこと。
だからこそ『佐々木正志』として取材へ行っています笑
初めて会うときに、名刺わたさず、名刺代わりに野菜の通販紹介紙を渡してます笑
いつものスタンスで会話をするのにめちゃくちゃ近いイメージ。ちょっとバランス的に聴くことにフォーカスあててるくらい。
でも両方が出し手で、両方が受け手な柔軟な関係性だからこそ、そこで生み出せる価値の総量はふえていく。
(柔軟な関係の価値の総量)ー(固定化された関係の価値の総量)=記事のオリジナリティ
数式であらわすと、イメージはこんな感じ!
そして今回なによりもうれしいことが、取材を通して、熱い思いを持った方たちと関係性がうまれたこと。
例えば、出雲にある『いづも屋』の多々羅さん。
出雲がまだここまでの観光地になっていなかった時から、Iターンで門前に店を構えたはなし。団体を作って、最前線で走ってきたはなし。
『食』についてのヒアリングもしながら、そこから派生するはなしはとても興味深いことばかり。言葉からは、優しい熱さを感じた。
そして同じく出雲の、『そば処田中屋』の田中くん。
まさかの同い年。修行を積んで地元にUターン。
そばにかける情熱がひしひしと伝わってきた。
そば打ちも、間近で見せてもらったけれど、すでに職人のオーラ。そばを切るのも、駒板は使わず手駒(手を駒板の代わりにして切ること)で切っていた。この手駒ができる職人は、どんどん少なくなってきているらしく、「手駒にこだわりたい」と熱く語ってくれた。
そして、肝心のそば。
正直おせじ抜きで、今まで食べた「そば」の中で断トツに美味しかった。
これは行って食べてもらうしかない。常にお客さんが並んでいるけど、余裕で並ぶ価値あり。
お店構え、料理はもちろんなのだけど、
それ以上に『ひと』を知ることで、そのお店を心からおススメできるようになる。
「出雲に足を運んだ際には、ぜひ『いづも屋』と『そば処田中屋』へ!!」
そんなことを次から遊びに来た友達に言っているのが、容易に想像つく笑
取材から続いていく関係性ありがたし。
こんな風に、取材に行くたびに魅力的なひとに会える。
そのスタンスを近くで感じることで、じぶんの仕事を顧みる機会にもなる。
本当にいい機会を頂けたなと思います。
そしてぼくは、大山にもどってくるわけです笑
さまざまな場所で熱い想いをもって活動されている話を聞くたびに、感じます。
自分がやるべき場所は大山だと。
すこしずつずこしずつ自分がやりたいこともカタチになってきています。
例えば、大山の旬の野菜を届けるOrangeBox。
大山にいけない人にも大山を感じてもらうためにはじめた事業。
有り難いことにすこしずつ注文してくださる方も増えています。
OrangeBoxから派生して、イベントとして大山の旬の野菜を東京で食べられる機会も、定期的に作っています。
6月25日(日)には「Table de Daisen~大山の食卓~」というイベントも実施。いつもはバイキング的な感じだけど、今回はがっつりコース料理に。
東京にいる人にも、大山の旬の食材の美味しさを感じてほしいという思いから企画しています。(もし少しでも興味あれば下記から申し込みぜひ。)
また先日は、東京のバーベキュー場で、大山野菜をセットとしておいてくれることも決まりました。
すこしずつ、本当に少しずつだけど、大山に行けなくとも、大山に触れることができる機会がふえています。
ただ、もちろん大山の魅力は、大山に来た時に一番感じることができる。
そんな思いから、はじめた大山の魅力を大山で感じてもらう事業がOrangeTrip。
今週土曜日は、ビアエッセイスト矢野さんを迎えて、芝畑でビールを飲んだり。
(申し込みはこちら⇒『ヒルソトビール申し込み』)
大山寺の豪賢住職をガイドに迎えて、大山の宿坊で座禅をしてみたり。
大山で思いをもって活動されている方をガイドに迎え、大山の場を利用した様々なプログラムを実施しています。
こちらも少しづつ協力してくれる方が増えており本当にありがたい。
OrangeBoxも、OrangeTripもひとりじゃなんもできないなーと改めて実感。
(関連サイト「OrangeTrip」)
これからもしっかり学んだことを、ここ大山でカタチにしていく!!
ことばはもちろん、何よりも行動をし続けるのみ!!
取材のblog記事かくつもりが、結局さいごは大山に行きつくというね笑
ちなみに6月23日~26日までは東京にいます。
もし東京でおススメのイベントや、「ここ見といた方がいいよー」なんて場所があれば教えてください。むしろ一緒に行きましょう笑
大山ではじまり、大山でおわるblog記事でした笑
だいせんいいとこ!!!!
そば処 田中屋
ところ :島根県出雲市大社町正門鳥居前
営業時間:11:00~16:00(蕎麦が無くなり次第終了)
電話番号:0853-53-2351
公式HP :http://soba-tanakaya.jp/
いづも屋
ところ :島根県 出雲市大社町杵築南775-5
営業時間:10:00〜17:00
電話番号:0853-53-3890
facebook:https://www.facebook.com/monzenizumoka
先週は松江、出雲の方にも足を運びました。
大山を拠点に活動している僕がなぜ島根県まで足を運んでいるのか?
実はいま、山陰の食に関するプロジェクトに、『ライター』として関わっているのです。(ちなみに今回の仕事依頼は東京から。)
さまざまな仕事をする中で、依頼がきたものすべてを受けるわけではありません。
なぜなら、からだは一つしかないし、目指したいベクトルは決まっているので、取捨選択もしています。
しかし今回のしごとは自分のなかでしっくりくるところがあったので、受けました。
ちなみに今回の仕事、自分の中のポジショニングとしては、サントリー森水ガイドの仕事と同じとらえ方です。
つまり、①【必要条件】自分の事業にプラスになる。 ②【十分条件】収入源になる。
(関連記事「【森と水の学校】二年目に突入するので、「森と水の学校」を始めた理由を振り返ってみる。」)
それを前提に置いたうえで、
『今回のしごと』をする意味と、(どう自分の事業にプラスになる?)
『しごと』内容である『ライター』のしごとに焦点をあてて、
自分の考えをまとめるためにも、ちょっと書いておきたいと思います。
『今回のしごと』をする意味。
まずはじめに今回のしごとをする意味は二つ。
①「マクロ視点」②「パーソナルチーム視点」
順番に説明していきます。
①「マクロ視点」
実は今回の仕事は、インバウンド(外国人が訪れてくる旅行)向けコンテンツのライター業務です。
僕自身、大山という場所に身を置き、大山を核にした事業を進めています。
地方である『大山』という場所に身を置き活動しているからこそ、ローカル(地方的))な目線は持っています。
それと同様に東京で生まれ育った経験からアーバン(都会的)な目線も持っています。
そのように対極に見えるような二つの目線を持つことで、片側に寄っているだけでは見えないものが見えてきます。今回は、インバウンドに関わることで、ロカールと対極に思われがちなグローバルな目線に少しでも触れることが目的。
それが結果的に、自分の事業にもプラスになると感じています。
自分がインバウンドするというわけではないのだけど、ローカル目線で進むにも、しっかりほかの目線を持つことは重要。それは、東京と地方という二つの目をもった経験からも感じること。
ただローカルやグローバルという言葉は、立場によって変化するものにすぎないということは肝に銘じておく。いま暮らしている”大山”という場所も、日本人からみてローカルなだけで、外国人から見たらグローバルの一つ。
Local is Globalであり、Global is Localでもある。
立場によって変わるローカルとグローバルという目線ではなくて、
立場によって決まるミクロ(目の前)とマクロ(目の外)という視点をいつも意識する。
マクロ的視点を養うことで、ミクロ的視点で見つめている”大山”の輪郭がよりみえるようになる。
それは、規模やスケールを変えて『今』を見るものさしがふえることにつながる。
そんな、いめーじ!笑
②パーソナルチーム視点
これは勝手にじぶんで作ったことば。
個人それぞれが「楽しい」「やりたい」ことで自立した状態が基本のチームを作りたい。
個人を尊重したチーム。
いまぼくの周りには、ものすごくやる気で満ち溢れたメンバーが何人もいるので、そんなメンバーがいつでもレッツゴーできるような体制をつくりたい。
これは自分の事業にプラスというよりかは、ライフワークにちかい。
なぜなら、まわりにそんな人ばっかりだったら、おれがぜったいたのしいから笑
なので、ぼくのあたまの中にいるなかまと一緒にできそうな仕事であれば、ドンドン受ける。
今回も話をもらった瞬間に、顔がうかびました笑
そしてそんな状態で自立してるからこそ、一緒にしごとした時にもお互いに新しい視点を与えあえるとおもってます。お互いにレベルアップしていくイメージ。
そういう意味で、今回のしごとにも、ひとり巻き込ませてもらってます笑
自分がしっかり自立するのは最優先だけども、それを優先することによって、あふれてくる仕事をしっかりチームとして進めていきたい。
知らない人を幸せにできるとも、したいとも思わないけど、自分の周りくらいは少しは変えられることもあるはず。
だから、その”少し”を繰り返し、繰り返し積み重ねていこう。
以上、こちら二点が今回の仕事をする意味。
単発の仕事であれば、チームで進める必要はないのですが、
今後も続く継続の仕事であるため『②パーソナルチーム視点』が理由の一つとなりました。
『ライター』の記事は、”関係性”で決まる。
『しごと』内容である『ライター』についても、ちょっと書いておきたいと思います。
いまはネットに情報があふれてる時代。
ネットを見れば、いろんな人が情報発信しています。
言ってしまえば、誰でも『ライター』と名乗れる時代になりました。
そんな中、自ら事業を進めるにつれて、『ライター』の方に活動を記事にして頂ける機会も極端に増えました。
(関連記事「【はじめましての自己紹介】」)
事業も少しづつではあるけれど進み続けているので、
自分としては、その進み具合が記事として残るのはとてもありがたいことでした。
特に、協力隊をやめるか否かを迷っていた最中に取材をしてもらったノマド的節約術松本さんの記事は、自分の初心を振り返る時には、見返す記事です。
(関連記事「観光のゴールは移住。東京は楽しいけど、大山町はもっと楽しい。佐々木正志さんの熱量が凄い」)
その後も、いろいろなメディアで取材をうけてたわけなのだけど、
ある記事が公開されたときに、ライター経験豊富なともだちから連絡が入りました。
ともだち「記事よんだよー!この取材ってどんな感じだったのー?」
おれ「当日会って、いろいろ話して取材してもらったかんじだよー!そのほかもろもろ……」
ともだち「そういうことか!なんか、まーしーの活動を知ってる身としては、正直
全体的にふわっと仕上がってんな…と思ったから、まーしー的にどう思ってるか気になったのよねー」
このとき、正直言うと、『自分が記事に感じている仕上がり』と、『ともだちが記事に感じている仕上がり』にギャップがあったのに内心驚いていました。
なぜなら、僕は「ものすごくうまくまとめてくれたなぁー」と思っていたからです。
でも実はそこには、無意識の前提として「関係性がないにも関わらず」という見えない前置きがあったことに、友達の言葉で気づいたのでした。
もしかすると、いまネット上にあふれてる記事のほとんどは、『(関係性がないわりには)ものすごくうまくまとめられた記事』ばかりなのかもしれない。
最近はインタビュー記事も氾濫しすぎて、ぜんぶおなじに見えたりしませんか?笑
正直、めっちゃおなじにみえる笑
きっと関係性がない中で、記事にしようとすると、『ライター』と『取材先』という関係を超えていけない。
そうすると、結局誰が書いても同じような記事になってしまうのではないかなー。
ただ、それを突破する方法はあるとおもってます。
それは関係性があるからこそ、書ける記事を書くこと。
(まさかのそのまんまー!!!!!!!笑)
その関係性の深度が深ければ深いほど、無意識の前提・前置き(ex「100回通った、二年間話しまくった、めっちゃ好き、ずっと一緒に仕事をしたetc...」)は誰にも真似できないものになる。
自然と、その人にしか書けない記事ができあがる。
自分が取材をされてたからこそ、そしてライターの友人がふいに言葉をかけてくれたからこそ気づけたこと。
それがなければきっとずーーっと気づけなかったなぁ。
ちなみにその気づきを形にしたのが、DAISEN TRAVELで書いた「森のスープ屋cinemaValley」の記事でした。
(関連記事「【cinemaValley】大山・森のスープ屋さん」引用元:DAISEN TRAVEL)
自分にしか書けない記事。
関係性があるからこそ書ける記事だと自信をもって言えます。
ライターの記事は、”関係性”で決まる。
”関係性”とは違った入口からの記事。
上記の内容をみて、
『ライター』の記事が”関係性”で決まるのであれば、今回のしごと(取材相手にはじめて会う『ライター』のしごと)もどこにでもあるような記事になってしまうんじゃない?
そう思う方がほとんどだと思います。
でも実は”関係性”とは違った切り口もあるんです。
それは相手を理解できる共通の”専門性”を持っているかどうか。
今回しごとを受けた理由も、取材先が観光に親和性が高い飲食店のため、自らの”専門性”を最大限活かせると感じたからです。
今回の取材相手は、主に飲食店を経営されている方々でした。
そこで共通している僕の専門性は、『”自営”であること』『”観光”に携わっていること』『”飲食”に関わる通販をしていること』。
この共通の前提や専門性を持っていると、相手の言葉を自分でも深く理解することができます。そこから自然と会話のラリーがうまれ、聴くことに徹するだけでは得られなかった生の声をきくことができるんです。
そんな生の声こそ、”専門性”があるからこそ引き出せるもの。
実際に、取材をしている際に観光のお話や、野菜通販のお話しなど、自分の事業を入口にした会話がたくさんおこりました。
そうやって共通した専門性がある会話の入口を持つからこそ、聞き出せる内容も書ける内容も深まります。
こう考えると『ライター』の記事は、”専門性”で決まるともいえます。
普通にうまくまとめるだけなら、もう機械ができる時代になってるのを考えると…
これからの時代は『ライター』として書ける能力は必要条件で、自分が持つ”専門性”から書ける能力がプラスαで必要になってくると思います。
『肩書き』ではなく『自分』ではじまる関係性。
ちなみに取材に行く際に、僕は『佐々木正志』として行っています。
今回の取材を通しても、『ライター』という黒子役(役どころ・肩書き)ではなくて、『佐々木正志』として会話をするからこそ、引き出せることがあったと実感しています。
これは「『ライター』の記事は”関係性”で決まる」とも通ずるところなのだけど、聞き役に徹する『ライター』は自ら関係性を閉じてしまっているといっても過言ではないと思っています。
出し手(取材相手)と受け手(ライター)の関係性が固定化されていては、価値の総量は決まってしまいます。
取材をしているにも関わらず、そこで自然と会話が巻き起こるような、出し手(取材相手)と受け手(ライター)という固定化した関係性を壊すことも、記事をオリジナル化させるには必要なこと。
だからこそ『佐々木正志』として取材へ行っています笑
初めて会うときに、名刺わたさず、名刺代わりに野菜の通販紹介紙を渡してます笑
いつものスタンスで会話をするのにめちゃくちゃ近いイメージ。ちょっとバランス的に聴くことにフォーカスあててるくらい。
でも両方が出し手で、両方が受け手な柔軟な関係性だからこそ、そこで生み出せる価値の総量はふえていく。
(柔軟な関係の価値の総量)ー(固定化された関係の価値の総量)=記事のオリジナリティ
数式であらわすと、イメージはこんな感じ!
『取材』から続いていく関係性。
そして今回なによりもうれしいことが、取材を通して、熱い思いを持った方たちと関係性がうまれたこと。
例えば、出雲にある『いづも屋』の多々羅さん。
出雲がまだここまでの観光地になっていなかった時から、Iターンで門前に店を構えたはなし。団体を作って、最前線で走ってきたはなし。
『食』についてのヒアリングもしながら、そこから派生するはなしはとても興味深いことばかり。言葉からは、優しい熱さを感じた。
そして同じく出雲の、『そば処田中屋』の田中くん。
まさかの同い年。修行を積んで地元にUターン。
そばにかける情熱がひしひしと伝わってきた。
そば打ちも、間近で見せてもらったけれど、すでに職人のオーラ。そばを切るのも、駒板は使わず手駒(手を駒板の代わりにして切ること)で切っていた。この手駒ができる職人は、どんどん少なくなってきているらしく、「手駒にこだわりたい」と熱く語ってくれた。
そして、肝心のそば。
正直おせじ抜きで、今まで食べた「そば」の中で断トツに美味しかった。
これは行って食べてもらうしかない。常にお客さんが並んでいるけど、余裕で並ぶ価値あり。
お店構え、料理はもちろんなのだけど、
それ以上に『ひと』を知ることで、そのお店を心からおススメできるようになる。
「出雲に足を運んだ際には、ぜひ『いづも屋』と『そば処田中屋』へ!!」
そんなことを次から遊びに来た友達に言っているのが、容易に想像つく笑
取材から続いていく関係性ありがたし。
こんな風に、取材に行くたびに魅力的なひとに会える。
そのスタンスを近くで感じることで、じぶんの仕事を顧みる機会にもなる。
本当にいい機会を頂けたなと思います。
すべては”大山”に。
そしてぼくは、大山にもどってくるわけです笑
さまざまな場所で熱い想いをもって活動されている話を聞くたびに、感じます。
自分がやるべき場所は大山だと。
すこしずつずこしずつ自分がやりたいこともカタチになってきています。
例えば、大山の旬の野菜を届けるOrangeBox。
大山にいけない人にも大山を感じてもらうためにはじめた事業。
有り難いことにすこしずつ注文してくださる方も増えています。
OrangeBoxから派生して、イベントとして大山の旬の野菜を東京で食べられる機会も、定期的に作っています。
6月25日(日)には「Table de Daisen~大山の食卓~」というイベントも実施。いつもはバイキング的な感じだけど、今回はがっつりコース料理に。
東京にいる人にも、大山の旬の食材の美味しさを感じてほしいという思いから企画しています。(もし少しでも興味あれば下記から申し込みぜひ。)
また先日は、東京のバーベキュー場で、大山野菜をセットとしておいてくれることも決まりました。
すこしずつ、本当に少しずつだけど、大山に行けなくとも、大山に触れることができる機会がふえています。
ただ、もちろん大山の魅力は、大山に来た時に一番感じることができる。
そんな思いから、はじめた大山の魅力を大山で感じてもらう事業がOrangeTrip。
今週土曜日は、ビアエッセイスト矢野さんを迎えて、芝畑でビールを飲んだり。
(申し込みはこちら⇒『ヒルソトビール申し込み』)
フォトグラファー豊さんをガイドに迎えて、大山の夜を感じたり。
大山で思いをもって活動されている方をガイドに迎え、大山の場を利用した様々なプログラムを実施しています。
こちらも少しづつ協力してくれる方が増えており本当にありがたい。
OrangeBoxも、OrangeTripもひとりじゃなんもできないなーと改めて実感。
(関連サイト「OrangeTrip」)
これからもしっかり学んだことを、ここ大山でカタチにしていく!!
ことばはもちろん、何よりも行動をし続けるのみ!!
取材のblog記事かくつもりが、結局さいごは大山に行きつくというね笑
ちなみに6月23日~26日までは東京にいます。
もし東京でおススメのイベントや、「ここ見といた方がいいよー」なんて場所があれば教えてください。むしろ一緒に行きましょう笑
大山ではじまり、大山でおわるblog記事でした笑
だいせんいいとこ!!!!
今回紹介したいところ
そば処 田中屋
ところ :島根県出雲市大社町正門鳥居前
営業時間:11:00~16:00(蕎麦が無くなり次第終了)
電話番号:0853-53-2351
公式HP :http://soba-tanakaya.jp/
いづも屋
ところ :島根県 出雲市大社町杵築南775-5
営業時間:10:00〜17:00
電話番号:0853-53-3890
facebook:https://www.facebook.com/monzenizumoka
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