2022年5月6日金曜日

【働き方の選択肢】「自由」「終わり」「報酬」がある働き方。

天候「晴れ」
今歌「明日も」SHISHAMO



やっほー!!!おはようございます!!!!
本日は深堀りタイム~!
昨日の記事で下記のようなことを書いてました。



会社を大きくして雇用を増やす幸せの形もあるかもしれない。だけどそうではない選択肢もあってもよいと思う。会社や場所が主語になってしまう雇用という形ではなく、関わる人が主語になれるかたちを探っていきます。(引用元:「【シゴト場カケル】補助輪を外すタイミング。」)




この「雇用ではないかたち」とはどういうことなのか。
ちょっと自分のための整理のために書いておく。




今世の中にある言葉を使って「雇用ではないかたち」説明してみると…
簡単に言えば、”長期的な関わり合いが前提の「雇用契約」”ではなく、”短期的な関わり合いが前提の「業務委託契約」”と言えます。



「雇用契約」は、「雇用主」という言葉が発生するように、関わる人と主従関係が発生するタテの関係性と捉えられます。一方で、「業務委託契約」では、関わる人を「協働者(パートナー)関係」と捉えるヨコの関係性とも言えます。



もちろん「雇用契約」を結びながらも、一個人の職能を活かし自発的に関われるような環境を作っている企業は数多くあると思います。ただ、前提の仕組みが「雇用契約」であるので、関わる人にとってそれが本当に望ましい環境かは別問題でもあると思います。



一方で、そんな雇用契約とは異なる働き方。いわゆる”短期的な関わり合いが前提の「業務委託契約」”が良いなと思った自分自身の原体験があります。



時を七年前に戻します。東京から鳥取大山にやってきてちょうど一年、地域おこし協力隊を辞めることになります。そこから自分の仕事を作り出そうとするも、いきなりそれだけで生きていけるわけもなく、ほぼ収入がない状態でした。



そんな中、生活の収入を得て、且つ、自分が目指したい「暮らしに触れる観光」を実現するために、鳥取大山で様々な第一次産業のお手伝いをさせてもらうことになりました。



今でも夏は毎年とうもろこしの手伝いをさせてもらいに行っている提島農園のゆうじさんのところでブロッコリーの収穫のお手伝い。
(関連記事:「ブロッコリーから広がる世界。」)



今でも朝のラジオ体操代わりにお手伝いをさせてもらいにいっている芝農家AONIWA(旧やまがみ農園)のたまちんやイチローさん(たまちゃん父)のところで芝出荷作業のお手伝い。



そんなお手伝いを通して、自分自身にとって不思議な体感がありました。それは、とても気持ちよく働けるし、働きまくっても全然ストレスにならないんす。そしてしごとを終わってからもらう「ありがとう」の言葉がギュッと詰まって受け取れるんす。これってなんだろうと思ったときに、雇用という主従関係でなく、ひとりのひととして接してくれてるからなんだろうなと思ったんです。だからこそ、手伝ってくれた側も本当の意味での「ありがとう」の言葉がでるのかなと。



雇用主と従業員というタテの関係性でなく、提島農園のゆうじさんとまーしー、やまがみ農園たまちゃんやイチローさんとまーしーというヨコの関係性。きっとこれが働く際に、関わる側にとって、気持ちよく働きやすい環境なのではと思ったんです。



そんな自分自身の原体験を要素分解すると、三つに分かれました。

①自由がある(他のものごとをする自由な時間がある)

②終わりがある(短期的な関わりの期間が決まっている)

③報酬がある(しごとに対して金銭的な報酬の対価がある)



この三つが重要なのかはさておき、自分自身が働きやすかった環境には、「自由」「終わり」「報酬」の三点があったので、それを合同会社sunsuntoでは実践してみてます。それを現代の用語やシステムで言い換えると、「業務委託契約」になります。もっといい言葉が見つかったり作れたらそちら使います。
(関連記事「【合同会社sunsunto新メンバー募集】あなたが主語になれる働き方を。」)



ちなみにそんな働きやすさに敏感な企業ももちろんいて、近年において様々な働き方が増えてきたのも、その一端だと思います。ちなみにお世話になっている鳥取大山町のAONIWA(旧やまがみ農園)では、そんな働き方を可能にする短期的なしごとを紹介する44人が所属しているLINEグループもあったりします。



今まで通りの「雇用」で安心する人ももちろんいると思います。でも自分自身の様に、従来とは違った環境で、いきいき働ける人もいます。なので「雇用」という働き方を否定するのではなく、あくまで、また違った働き方の選択肢を増やしていきたいです。



ブロッコリーや芝作業で感じたように、ローカルでは無意識にそんな働きやすさの環境を実践しているところもあると思います。ただ職種が少ないだけ。なので、その幅を広げるという意味でも合同会社sunsuntoでは、「雇用」ではないかたちを。そしてみんなが意識できるように「言葉」にしながら、引き続き探りながら実践していきます。



最後に…どちらの働き方にも、無条件に「楽(らく)」ということはなく、働くを通して、自分の輪郭に気付きながら、自分にあったスタイルを見つけていくのが良いなと思います。「雇用」か「業務委託」か、0か100ではなく、その間にも働き方は無限にあります。大事なのは自分にあったバランスを見つけること。自分という彫刻を楽しみながら、掘っていきましょう~。



以上、本日はここまで!!
今日もトマシバ張り切って撤去大会してきます~!!
それでは今日も楽しんでいきましょうー!!


(暮らしの風景。鳥取大山では、酪農で牛に食べさせる牧草の刈り取りシーズンです、ぱしゃり。)




紹介したいもの



■AONIWA(旧やまがみ農園)




鳥取県大山町の芝農園。芝生のことはAONIWAにお任せあれ。トマシバの芝畑も管理しています。



■シゴト場カケル


鳥取大山で運営しているシェアオフィス。
クラウドファンディング、クリエイティブサポート等の相談は、サイト下部にあるメールアドレスからどうぞ。写真、デザイン、動画制作、イベント企画立案、クラウドファンディンまで、各ジャンルに特化してるメンバーでチームを組んで対応します。




■トマシバ

今シーズンの予約開始は2022年2月15日~
営業期間は、2022年4月1日~11月15日


鳥取県大山の麓。名峰大山と日本海のあいだ標高300mに広がる広大な芝畑で、一日一組限定のグランピング。暮らしに触れる様々なアクティビティもご用意。滞在される方ひとり一人に合った旅行コースの相談ものってます。(トマシバ詳細は画像をクリックしてね。)












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